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[[画像:sousakuhanatohebi.jpg|250px|thumbnail|[[団鬼六|花巻京太郎]]『創作 [[花と蛇]]』[[奇譚クラブ]1962年(昭和37年)8月9月合併号, p156]]
==概要==
==概要==
[[花と蛇]]('''はなとへび''', [http://www.nawapedia.com/index.php?title=Flower_and_Snake Flower and Snake])は[[団鬼六]]の代表作であり、戦後SM文学の中心的作品でもある。1962年(昭和37年)より[[奇譚クラブ]]に連載された『花と蛇』(前編)、同誌1964年(昭和39年)から連載された『花と蛇』(続編)、および[[アブハンター]]に1974年(昭和49年)から連載された『花と蛇・完結編』の3部を合わせたものを『[[花と蛇]]』と呼ぶことが多い。1992年(平成4年)の[[太田出版]]でかなりの改訂がおこなわれている。映画化は1965年(昭和40年)の[[ヤマベプロ]]に始まり、1974年(昭和49年)のにっかつ版、2004年(平成16年)の東映ビデオ版など数多く存在するが、いずれも原作に忠実な脚本ではない。
[[花と蛇]]('''はなとへび''', [http://www.nawapedia.com/index.php?title=Flower_and_Snake Flower and Snake])は[[団鬼六]]の代表作であり、戦後SM文学の中心的作品でもある。1962年(昭和37年)より[[奇譚クラブ]]に連載された『花と蛇』(前編)、同誌1964年(昭和39年)から連載された『花と蛇』(続編)、および[[アブハンター]]に1974年(昭和49年)から連載された『花と蛇・完結編』の3部を合わせたものを『[[花と蛇]]』と呼ぶことが多い。1992年(平成4年)の[[太田出版]]でかなりの改訂がおこなわれている。映画化は1965年(昭和40年)の[[ヤマベプロ]]に始まり、1974年(昭和49年)のにっかつ版、2004年(平成16年)の東映ビデオ版など数多く存在するが、いずれも原作に忠実な脚本ではない。
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==小説==
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===[[奇譚クラブ]]===
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1962年(昭和37年)、[[奇譚クラブ]]8月9月合併号に[[団鬼六|花巻京太郎]]の名で『創作 [[花と蛇]]』が登場。続いて、11月号、12月号に『花と蛇』第2回、第3回。
1962年(昭和37年)、[[奇譚クラブ]]8月9月合併号に[[団鬼六|花巻京太郎]]の名で『創作 [[花と蛇]]』が登場。続いて、11月号、12月号に『花と蛇』第2回、第3回。


1963年(昭和38年)、第4回『花と蛇』を[[団鬼六]]の名で[[奇譚クラブ]]7月号から再開。
1963年(昭和38年)、第4回『花と蛇』を[[団鬼六]]の名で[[奇譚クラブ]]7月号から再開。

2014年4月8日 (火) 08:43時点における版

[[画像:sousakuhanatohebi.jpg|250px|thumbnail|花巻京太郎『創作 花と蛇』[[奇譚クラブ]1962年(昭和37年)8月9月合併号, p156]]

概要

花と蛇(はなとへび, Flower and Snake)は団鬼六の代表作であり、戦後SM文学の中心的作品でもある。1962年(昭和37年)より奇譚クラブに連載された『花と蛇』(前編)、同誌1964年(昭和39年)から連載された『花と蛇』(続編)、およびアブハンターに1974年(昭和49年)から連載された『花と蛇・完結編』の3部を合わせたものを『花と蛇』と呼ぶことが多い。1992年(平成4年)の太田出版でかなりの改訂がおこなわれている。映画化は1965年(昭和40年)のヤマベプロに始まり、1974年(昭和49年)のにっかつ版、2004年(平成16年)の東映ビデオ版など数多く存在するが、いずれも原作に忠実な脚本ではない。

小説

奇譚クラブ

1962年(昭和37年)、奇譚クラブ8月9月合併号に花巻京太郎の名で『創作 花と蛇』が登場。続いて、11月号、12月号に『花と蛇』第2回、第3回。

1963年(昭和38年)、第4回『花と蛇』を団鬼六の名で奇譚クラブ7月号から再開。

1964年(昭和39年)、奇譚クラブ2月号, p146 第八回

1964年(昭和39年)、『花と蛇』が奇譚クラブ9月号で完結(第15回)。

1964年(昭和39年)、奇譚クラブ10月号に『鬼六談義・花と蛇』。

1964年(昭和39年)、『花と蛇』(続編)が奇譚クラブ11月号から連載開始。

1971年(昭和46年)、11月号で『花と蛇』(続編)が終了(全79[注 1]回)[注 2]

SMキング

[[画像:SMkingF&S.jpg|100px|thumbnail|SMキング1973年(昭和48年)増刊号『新版 花と蛇(前編)』]]

1972年(昭和47年)8月、SMキングに『劇画 花と蛇』が連載開始。画は前田寿安

1973年(昭和47年)4月、SMキング『劇画 花と蛇』最終回。

1973年(昭和48年)10月、SMキング増刊号『新版 花と蛇(前編)

アブハンター

1974年(昭和49年)9月、アブハンターに『花と蛇・完結編』連載開始。

1975年(昭和50年)9月、アブハンター『花と蛇・完結編』終了(全12回)。

S&Mスナイパー

1983年(昭和58年)、『完全復刻版 「花と蛇」』絵・前田寿安

その他

1970年(昭和45年)、団鬼六監修『写真集 花と蛇 幻想シリーズ 壱 静子の巻』 (監修:団鬼六、発行:耽美館、発売:芳賀書店)

1970年(昭和45年)、団鬼六監修『写真集 花と蛇 幻想シリーズ 弐 珠江の巻』 (監修:団鬼六、発行:耽美館、発売:芳賀書店)

197?年(昭和4?年)、団鬼六監修『写真集 花と蛇 幻想シリーズ 参 小夜子の巻』 (監修:団鬼六、発行:耽美館、発売:芳賀書店)

197?年(昭和4?年)、団鬼六監修『写真集 花と蛇 幻想シリーズ 四 京子の巻』 (監修:団鬼六、発行:耽美館、発売:芳賀書店)

1971年(昭和46年)、団鬼六監修『写真集 花と蛇 幻想シリーズ 五』 (監修:団鬼六、発行:耽美館、発売:芳賀書店)


2005年(平成17年)、『いちばん残酷なグリム童話』につか絵夢子画による『花と蛇』[1]

2006年(平成18年)、『新鮮組』(竹書房)に長田要画で『花と蛇』連載開始[1]

2007年(平成19年)、長田要画の『花と蛇』連載終了(69回)[1]

単行本

1964年(昭和39年)、奇譚クラブ6月号臨時増刊号で『花と蛇』特集 前編15章[2]

1966年(昭和41年)、奇譚クラブ12月号臨時増刊号で『花と蛇』特集 続編23章[2]

1968年(昭和43年)、奇譚クラブ1月号臨時増刊号で『花と蛇』特集 前編15章+続編23章[2]

1969年(昭和44年)、奇譚クラブ5月号臨時増刊号で『花と蛇』特集 新展開(続編後半)27章[2][注 3]

1970年(昭和45年)、奇譚クラブ8月号臨時増刊号で『花と蛇』決定版 第1章 発端 ~ 第74章 美女と野獣の奇妙な闘争[2]

1970年(昭和45年)、『花と蛇(一)』(耽美館, 1969)(挿絵:渋谷潤)(SM耽美文学シリーズ No.12)

1970年(昭和45年)、『花と蛇(ニ)』(耽美館, 1969)(挿絵:渋谷潤)(SM耽美文学シリーズ No.14)

1970年(昭和45年)、『花と蛇(三)』(耽美館, 1969)(挿絵:渋谷潤)(SM耽美文学シリーズ No.15)

1970年(昭和45年)、『花と蛇(四)』(耽美館, 1969)(挿絵:渋谷潤)(SM耽美文学シリーズ No.16)

1970年(昭和45年)、『花と蛇(五)』(耽美館, 1970)(挿絵:曽我部泰)(SM耽美文学シリーズ No.20)

1970年(昭和45年)、『花と蛇(六)』(耽美館, 1970)(挿絵:曽我部泰)(SM耽美文学シリーズ No.21)

1970年(昭和45年)、『花と蛇(七)』(耽美館, 1970)(挿絵:渋谷潤)(SM耽美文学シリーズ No.22)

1970年(昭和45年)、『花と蛇(八)』(耽美館, 1970)(挿絵:渋谷潤)(SM耽美文学シリーズ No.23)

1970年(昭和45年)、『花と蛇(九)』(耽美館, 1970)(挿絵:泉大吉)(SM耽美文学シリーズ No.24)

1970年(昭和45年)?、『花と蛇(十)』(耽美館, 19?)(SM耽美文学シリーズ No.27)

1970年(昭和45年)?、『花と蛇 完結編』(耽美館, 19?)(SM耽美文学シリーズ No.28)

1971年(昭和46年)5月、『花と蛇決定版』(暁出版)[注 4]

1972年(昭和47年)、『花と蛇(一)誘拐の巻』(耽美館, 1969)(表紙:佐伯俊男)(ハンディSM文学)

1973年(昭和48年)、団鬼六異色小説シリーズ全8巻。(桃園書房)

1973年(昭和48年)、SMキング増刊号『新版・花と蛇 前編』

1974年(昭和49年)、SMキング増刊号『新版・花と蛇 後編』

1974年(昭和49年)、SMキング増刊号『新版・花と蛇 完結編』

1977年(昭和52年)、『決定版 花と蛇 第1巻』(桃園書房)

1977年(昭和52年)、『決定版 花と蛇 第2巻』(桃園書房)

1977年(昭和52年)、『決定版 花と蛇 第3巻』(桃園書房)

1977年(昭和52年)、『決定版 花と蛇 第4巻』(桃園書房)

1977年(昭和52年)、『決定版 花と蛇 第5巻』(桃園書房)

1978年(昭和53年)、『決定版 花と蛇 第6巻』(桃園書房)

1978年(昭和53年)、『決定版 花と蛇 第7巻』(桃園書房)

1980年(昭和55年)5月、『花影夫人 完結 花と蛇』(東京三世社)[注 5]

1984年(昭和59年)9月、『花と蛇(1)』(角川書店)[注 6]

1984年(昭和59年)11月、『花と蛇(2)』(角川書店)

1984年(昭和59年)12月、『花と蛇(3)』(角川書店)

1985年(昭和60年)2月、『花と蛇(4)』(角川書店)

1985年(昭和60年)3月、『花と蛇(5)』(角川書店)

1985年(昭和60年)4月、『花と蛇(6)』(角川書店)

1985年(昭和60年)6月、『花と蛇(7)』(角川書店)

1985年(昭和60年)7月、『花と蛇(8)』(角川書店)

1985年(昭和60年)8月、『花と蛇 1 誘拐の巻 』『花と蛇 2 涕泣の巻』『花と蛇 3 飼育の巻』(富士見文庫)[注 7]

1985年(昭和60年)9月、『花と蛇 4 調教の巻 』『花と蛇 5 憂愁の巻』(富士見文庫)

1985年(昭和60年)10月、『花と蛇 6 羞恥の巻 』(富士見文庫)

1985年(昭和60年)11月、『花と蛇 7 屈辱の巻 』(富士見文庫)

1985年(昭和60年)12月、『花と蛇 8 号泣の巻 』(富士見文庫)

1986年(昭和61年)2月、『花と蛇〈9 完結編〉 』(富士見文庫)

1992年(平成4年)12月、『花と蛇〈上 調教篇〉』(太田出版)[注 8]

1993年(平成5年)2月、『花と蛇〈中 開花篇〉』(太田出版)

1993年(平成5年)3月、『花と蛇〈下 爛熟篇〉』(太田出版)

1999年(平成11年)4月、幻冬舎アウトロー文庫『花と蛇』全10巻[注 9]

2006年(平成18年)1月、長田要 コミック版『花と蛇(第1集)』(竹書房)

2006年(平成18年)1月、長田要 コミック版『花と蛇(第2集)』(竹書房)

2007年(平成19年)5月、長田要 コミック版『花と蛇(第3集)』(竹書房)

2009年(平成21年)3月、長田要 コミック版『花と蛇(第4集)』(竹書房)

映画

ヤマベプロ

1965年(昭和40年)、山邊信雄と共に『花と蛇』を制作。詳細は1965年版「花と蛇」参照。

1967年(昭和42年)1月、ヤマベプロ縄と乳房』。監督:岸信太郎[注 12]、脚本:団鬼六、原作:『花と蛇』、出演:新高恵子、桝田くに子、山吹ゆかり、伊海田弘、種村正、北幸二、斎藤道子

1967年(昭和42年)6月11日、関東映配『鞭と肌』。監督:岸信太郎、脚本:団鬼六、原作:『花と蛇』、出演:山本昌平、長岡丈二、江海田弘、里見孝二、大江健次、松田仙三、美川恵子、林美樹志村曜子、三田マサ、山吹ゆかり

1968年(昭和43年)、ヤマベプロ続・花と蛇 赤い拷問』。監督:松原次郎、出演:谷ナオミ太古八郎

1968年(昭和43年)6月、ヤマベプロ花と蛇より 肉の飼育』。監督:松原次郎岸信太郎、出演:谷ナオミ乱孝寿、祝真理、山本昌平、瀬川宏、宮瀬健二

にっかつ

1974年(昭和49年)、日活『花と蛇』(監督:小沼勝、緊縛指導:浦戸宏、主演:谷ナオミ) 。

1985年(昭和60年)、にっかつ『花と蛇 地獄篇』(監督:西村昭五郎、主演:麻生かおり) 。

1986年(昭和61年)、にっかつ『花と蛇 飼育篇』(監督:西村昭五郎、緊縛指導:浦戸宏、主演:小川美那子) 。

1986年(昭和61年)、にっかつ『花と蛇 白衣縄奴隷』(監督:西村昭五郎、緊縛指導:浦戸宏、主演:真咲乱) 。

1987年(昭和62年)、にっかつ『花と蛇 究極縄調教』(監督:浅尾政行、緊縛指導:浦戸宏、主演:速水舞) 。

東映・東映ビデオ

2004年(平成16年)、東映『花と蛇』(監督:石井隆、緊縛指導:有末剛、出演:杉本彩 野村宏伸 石橋蓮司 遠藤憲一 卯月妙子

2005年(平成17年)、東映ビデオ『花と蛇2 パリ/静子』(監督:石井隆、緊縛指導:有末剛、主演:杉本彩) 。

2010年(平成22年)、東映ビデオ『花と蛇3』(監督:成田裕介、緊縛指導:有末剛、主演:小向美奈子) 。

2014年(平成26年)、東映ビデオ『花と蛇 ZERO』(東映ビデオ, 2014)(監督:橋本一、脚本:港岳彦、緊縛指導:有末剛、出演:天乃舞衣子 濱田のり子 桜木梨奈 津田寛治 川野直輝 榊英雄 辻本祐樹 菅原大吉 木村祐一) 。

芝居

2007年(平成19年)2月1日−4日、月蝕歌劇団花と蛇』下北沢本多劇場 (制作:中原研一、演出:高取英、音楽:J. A. シーザー、宣伝美術:吉田光彦、主演:三坂知絵子、緊縛師:有末剛)[注 13]

2010年(平成22年)10月11日ー11月10日、浅草ロック座花と蛇」舞台。

2012年(平成24年)9月12日〜16日、月蝕歌劇団花と蛇ー新版ー』高円寺2 (制作:中原研一、演出:高取英、音楽:J. A. シーザー、【出演】黒岩安紀子月蝕歌劇団

その他

2004年(平成16年)2月21日、『「花と蛇」密着写真集 官能遊戯』(東映ビデオ)

2004年(平成16年)2月、『映画花と蛇生写真集』(メディア・クライス)

2005年(平成17年)4月26日、『愛蔵限定版写真集「花と蛇 2」パリ/静子』(KKロングセラーズ)

2005年(平成17年)5月1日、天野喜孝『画集「花と蛇」』(太田出版)

2005年(平成17年)8月5日、ゲーム『花と蛇』(エルフ)

2006年(平成18年)7月21日、『花と蛇 The Animation 第1章 麗しき無惨花』(衛星劇場・TMC)(制作:ジャンクフィルム、脚本:中原研一、監督:名和田芝朗、団鬼六/スクエア・シップ「花と蛇 団鬼六著」制作委員会)

2006年(平成18年)8月24日、『花と蛇 The Animation 第2章 恥辱の檻』(衛星劇場・TMC)

2006年(平成18年)9月22日、『花と蛇 The Animation 第3章 終わりなき性地獄』(衛星劇場・TMC)

2007年(平成19年)12月1日、『花と蛇 The Animation コンプリート・エディション』(衛星劇場・TMC)

主な登場人物

  • 遠山静子:遠山隆義の後妻。
  • 野島京子:山崎探偵事務所の女探偵。
  • 野島美津子:京子の妹 名門夕霧女子高の才媛。
  • 村瀬小夜子:村瀬宝石店令嬢。
  • 村瀬文雄:小夜子の弟で美津子とは恋人関係にある。苛められる美少年。
  • 折原珠江:医学博士折原源一郎の妻。
  • 千原美佐江:千原流生花の家元令嬢。
  • 遠山桂子:遠山隆義の前妻の娘。
  • 川田一夫:遠山家の元運転手で静子夫人を森田組のセックス奴隷に落とした張本人[注 14]
  • 銀子:スベ公集団、葉桜団 団長、屈折した愛情で静子夫人を苛めぬく。
  • 鬼村源一:鬼源の通り名をもつ浅草の調教師
  • 春太郎と夏次郎:シスターボーイ(今でいうニューハーフ)で京子の調教師。
  • 大塚順子:千原流と対立関係にある湖月流生花の家元。
  • 遠山千代子:川田の妹で静子夫人失踪後、遠山隆義の後妻になる
  • 田代一平:遠山隆義とライバルの実業家。森田組に屋敷を貸していることでも判るように怪しい実業家といえる。
  • 森田幹造:エロの秘密写真で稼いでいる落ち目の暴力団の組長

エピソード

  • 奇譚クラブ昭和39年(1964)10月号(通刊第195号第18巻第11号)P66で花と蛇のモデルとなった実話らしきエピソードが語られている。
  • 千草忠夫は熱烈な『花と蛇』の支持者で、団が三崎で英語教師をしていた頃、三崎まで訪問。その後、夏休み毎に三崎を訪問し、1週間ばかり団の家に泊まっていた[3]

「花と蛇」ファンの著名人

藍川京 植島啓司 上杉清文 上野昂志 岡庭昇 川本三郎 北方謙三 栗本慎一郎 小池真理子 光瀬龍 三枝成彰 高橋源一郎 立川談志 千草忠夫 筑紫哲也 寺山修司 西村京太郎 平岡正明 藤本義一 藤脇邦夫 松田修 宮本輝 村上龍 吉行淳之介

1974年版「花と蛇」に対する反響

引用文献

  1. 1.0 1.1 1.2 花と蛇年代記より。(リンク切れ)
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 龍之巣:花と蛇 特集参照
  3. 西村京太郎・団鬼六『昭和ヒトケタ世代の現役宣言』幻冬舎『花は紅―団鬼六の世界』pp42-pp52 (幻冬舎, 1999)

お役たちweb

注釈

  1. 誤植のため実際は78回
  2. これ以降、団鬼六奇譚クラブに小説を書いていない。
  3. 1967年(昭和42年)1月号より1969年(昭和44年)4月号までを収録。口絵は四馬孝
  4. 定価1000円。全74章、800ページ強。
  5. アブハンター連載分のみをまとめたもの。
  6. 角川文庫版。奇譚クラブアブハンター連載分をまとめたもの。ただし、完結前に終了。
  7. 奇譚クラブアブハンター連載分をまとめたもの。
  8. この太田出版版でかなりの加筆改訂がおこなわれている。
  9. 太田出版版をさらに加筆訂正。
  10. 『続・花と蛇』を映画化したもの。奇譚クラブ1966年(昭和41年)11月号『鬼六談義 三文マニヤ文士』、中宮栄奇譚雑談 夜の徒然草奇譚クラブ1966年(昭和41年)10月号, p172、東山映史『最近の縛り映画から奇譚クラブ1966年(昭和41年)12月号, p14、および、奇譚クラブ1966年(昭和41年)10月号, p22「編集部便り」にこの映画について引用されている。
  11. 東山映史『最近の縛り映画から奇譚クラブ1966年(昭和41年)12月号, p14では、主演女優が小岸綾子のような書き方をしている。また日本映画データベースでは、 火鳥こずえの名がリストされているが、ポスターではここにリストされているキャスト名が明記されている。
  12. 日本映画データベースには監督が経堂三郎・岸信太郎となっているが、奇譚クラブ1967年(昭和42年)2月号のシナリオには岸信太郎の名前のみ。配役名も両者で異なる。ここでは奇譚クラブにしたがっている。
  13. 月蝕歌劇団 花と蛇』(ティーエムシー、2007)としてDVD化。
  14. 須磨利之は『「花と蛇」と私――美濃村晃』の中で、「川田というイヤラシイ男が、私をモデルにしたものだと聞いた」と書いている。

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