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2021年7月2日 (金) 13:13時点における版
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歴史
1969年(昭和44年)5月、団鬼六が渋谷区桜ヶ丘にAGアパートを借り(本拠地は真鶴の自宅)、鬼プロを設立。たこ八郎が住み込み。
1969年(昭和44年)5月、鬼プロ制作『女極道色欲一代』が公開[注 1]。
1969年(昭和44年)11月、鬼プロ第1回作品『女が鞭で嬲る時』公開[注 2]。
1971年(昭和46年)、AGアパート時代に、たこ八郎の紹介で杉浦則夫が鬼プロに参加。たこ八郎のピンク実演が始まる[1]。
1971年(昭和46年)頃、鬼プロ4作目の映画を監督本木荘二郎で制作。
1971年(昭和46年)、渋谷区道玄坂の新築の三信マンションに引っ越し。
1972年(昭和47年)、SMキング創刊。
1973年(昭和48年)、鬼プロの社員数が8人になる[2][注 3]。
1973年(昭和48年)5月21日、鬼プロとサン出版の企画による箱根での慰労会[3]。出席者は団鬼六、美濃村晃、堂昌一、小日向一夢、千草忠夫、安芸蒼太郎、小妻容子、前田寿安、沖渉二、古正英生、東桂史、中島喜美、織裳雪夫、松井籟子、蘭光生、天堂寺慎、山田彬弘、曽我部泰、佐藤重臣、ネコ、マリ。
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慰労会1
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慰労会2
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慰労会3
映画
1969年
- 『好色一代 無法松』[注 4](六邦映画, 1969.3)(配給:六邦映画、企画:武田有生、脚本:団鬼六、主題歌:小代一夫、出演:港雄一 辰巳典子 美矢かおる 林美樹 大月麗子 乱孝寿 火鳥こずえ 千月のり子 ハニー・レーヌ 北条ひろみ 椙山拳一郎 里見孝二 鶴岡八郎 野上正義 二階堂浩 長岡丈二 市村譲二 大和田五郎 宮瀬健二 北村淳 泉田洋志 冬木京三 左京未知子)
- 『女が鞭で嬲る時』[注 5](1969.11)(製作:鬼プロ、配給=ミリオン、監督:武田有生、脚本:団鬼六、出演:浜村久美 紅真知子 香取環 山本昌平 港雄一)
- 『狂った情痴』(1969.12)(製作:鬼プロ、配給=ミリオン、監督:松原次郎、脚本:団鬼六)
1970年
- 『色欲の報酬』(1970.2)(製作:鬼プロ、配給=ミリオン、監督:小川欣也、脚本:団鬼六)
- 『白い乳房の戦慄』(1970.4)(製作:鬼プロ、配給=ミリオン、監督:安芸敬三[注 6]、脚本:団鬼六、出演:辰巳典子)[注 7]
- 『フーテンお京 七つの性』(1970.7)(製作:鬼プロ、配給=ミリオン、監督:小川欣也、脚本:団鬼六)
- 『恍惚の宴』(1970.8)(製作:鬼プロ、配給=ミリオン、監督:武田有生、脚本:団鬼六)
1971年
1982年
1983年
写真集
- 団鬼六監修『写真集 花と蛇 幻想シリーズ 壱 静子の巻』(耽美館, 1970)(製作:鬼プロ、販売:芳賀書店)
- 団鬼六監修『写真集 花と蛇 幻想シリーズ 弐 珠江の巻』(耽美館, 1970)(製作:鬼プロ、販売:芳賀書店)
- 団鬼六監修『写真集 花と蛇 幻想シリーズ 参 小夜子の巻』(耽美館, 1971.1.30)(製作:鬼プロ、販売:芳賀書店)
- 団鬼六監修『写真集 花と蛇 幻想シリーズ 四 京子の巻』(耽美館, 1971.3.5)(製作:鬼プロ、販売:芳賀書店)
- 団鬼六監修『写真集 花と蛇 幻想シリーズ 五 美津子の巻』(耽美館, 1971.3)(製作:鬼プロ、販売:芳賀書店)
- 団鬼六監修『地獄花1』(耽美館, 1970)(写真:小川源次郎、製作:鬼プロ、販売:芳賀書店、モデル:瀬川ルミ、川村冬子、瀬戸由紀、三田洋子)
- 団鬼六監修『地獄花2』(耽美館, 197?)(写真:賀山茂、製作:鬼プロ、販売:芳賀書店、モデル:藤沢ナナ、島江梨子、沖さとみ、渕上啓子、村西房江)
- 団鬼六監修『地獄花3』(耽美館, 1971)(写真:戸塚栄作、製作:鬼プロ、販売:芳賀書店)
- 団鬼六監修『地獄花4』(耽美館, 1971)(写真:黒羽京太郎、製作:鬼プロ、販売:芳賀書店)
- 団鬼六監修『地獄花5』(耽美館, 1971)(写真:吉岡順三郎、製作:鬼プロ、販売:芳賀書店)
- 団鬼六監修『団鬼六SM映画作品集2』(耽美館, 1971.1.25)(写真:伊集院茂、製作:鬼プロ、販売:芳賀書店)
- 団鬼六監修『愛奴1』(耽美館, 1972)(写真:白濱静麿、製作:鬼プロ、販売:芳賀書店)
- 団鬼六監修『風俗時代緊縛 壱 天保女草紙』(耽美館, 1972)(製作:鬼プロ、販売:芳賀書店)
- 団鬼六監修『風俗時代緊縛 弐 開花女絵図』(耽美館, 1972.3.26)(製作:鬼プロ、販売:芳賀書店)
- 団鬼六監修『風俗時代緊縛 春色江戸鑑』(耽美館, 1972.5.15)(製作:鬼プロ、販売:芳賀書店)
引用文献
注釈
- ↑ 「中川プロ」制作との記述もあり。配給はミリオンフィルム。監督:伊世亜夫。出演:里見孝二 水咲陽子 林美樹 長岡丈二 江島祐子 冬木京三 九重京司 三重街竜 園あけみ。
- ↑ 原作シナリオ名は「鬼女」
- ↑ たこ八郎、杉浦則夫、田代幸三、中原研一、山根麗子など。
- ↑ 団鬼六が奇譚クラブ1969年(昭和44年)6月号の『鬼六談義 或る女優の話』の中で、「R映画の創立3周年記念」で制作費は従来の2倍。信州別所温泉での12日間のロケ。バス3台で移動。と書いている。おそらく鬼プロがからんだ作品。
- ↑ この作品のシナリオ『鬼プロ作品シナリオ 鬼女』は奇譚クラブ1969年(昭和44年)12月号に掲載されている。
- ↑ 団鬼六『蛇のみちは―団鬼六自伝』(幻冬舎, 1997)には「鬼プロ4作目の映画を監督本木荘二郎で制作」とあるので、この安芸敬三も本木荘二郎の変名かもしれない。そうだとすると、この作品には杉浦則夫が田代幸三と共に助監督として参加していたことになる。
- ↑ 奇譚クラブに鑑賞記録が掲載されている。[1] [2]
- ↑ 鎌倉でのロケの様子が復刊奇譚クラブ1982年(昭和57年)4月号, p50にある。