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2010年7月4日 (日) 14:44時点における版
やまべぷろ、1965年(昭和40年)-
活動内容
山邊信夫がエロダクションとして1965年頃に設立。脚本のほとんどは団鬼六が書き、谷ナオミ、太古八郎、山中溪子、新高恵子、山本昌平、桂奈美、山吹ゆかりなどの俳優をかかえていた。
別名
略歴
エピソード
- 事務所は「目黒長者丸」にあった。この地名は現在では使われていないが、恵比寿ガーデンプレイス、自然教育園、目黒通り、JR山手線に囲まれた高級住宅街である。現在の住所は品川区上大崎二丁目。
- 1965年(昭和40年)9月公開の『花と蛇』の撮影裏話が奇譚クラブ1965年(昭和40年)8月号『鬼六談義 映画「花と蛇」』に。
- 1967年(昭和42年)11月公開の『縄と肌』の撮影裏話が奇譚クラブ1967年(昭和42年)8月号の『鬼六談義 カメラ嫌い』に。
- 1968年(昭和43年)公開の『続・花と蛇 赤い拷問』の撮影裏話が奇譚クラブ1968年(昭和43年)10月号の『鬼六談義 どさ廻りの話』に。
代表作
- 『縄と乳房』[注 1]1967年(昭和42年)1月。企画:岸信太郎、寿御代子、製作:山邊信夫、脚本:団鬼六[注 2]、監督:岸信太郎[注 3]、出演[注 4]:枡田くに子、斎藤道子、山吹ゆかり、新高恵子、伊豆田弘、種村正、北孝二。
1965年
- 『花と蛇』
- 『赤いぼうふら』
1966年
- 『裸の復讐』
- 『猟奇の果て』
- 『魔性の人妻』
- 『乱れ花』
- 『我慢できない』
- 『花と蛇より 骨まで縛れ』
- 『女の奥』
- 『汚辱の女』
- 『泣き濡れた処女』
- 『蛇淫の肌』
- 『乳房の週末』
- 『肌に泣く女』
- 『黒い痴情』
- 『柔肌の掟』
- 『女の破局』
1967年
- 『非行少女の日記』
- 『女のせい談』
- 『愛欲の清算書』
- 『縄と乳房』
- 『ダブル処女』
- 『愛情開眼』
- 『情事の階段』
- 『いそがしい肉体』
- 『歪んだ情欲』
- 『無軌道女性』
- 『柔肌しぐれ』
- 『赤い肉』奇譚クラブ1968年1月, p26に紹介。
- 『肉地獄』
- 『リンチと縛り』
- 『』
ダブルドッキング 鞭と肌 多情な乳液
1968年
- 『色道仁義』(1968.03)(製作:ヤマベプロ、監督:三樹英樹、脚本:団鬼六、出演:谷ナオミ 野上正義 山本昌平 里見孝二 鶴岡八郎 千曲守夫 港雄一 木南清 市村譲二 二階堂浩 椙山拳一郎 北村淳 司健 国分二郎 清水世津 桂奈美 林美樹 渚マリ 祝真理 乱孝寿 辰巳典子 山吹ゆかり)
- 『女の色欲 』(1968.05)(製作:ヤマベプロ、監督:三樹英樹、出演:林美樹)
- 『花と蛇より 肉の飼育』[注 5](1968.06)(製作:ヤマベプロ、監督:松原次郎・岸信太郎、脚本:団鬼六、出演:谷ナオミ 乱孝寿 祝真理 山本昌平 瀬川宏 宮瀬健二)
- 『肉体手形』(1968)(製作:ヤマベプロ、監督:松原次郎 岸信太郎、脚本:団鬼六、出演:谷ナオミ 京マコ[注 6])
- 『肉の競艶 』(1968.11)(製作:ヤマベプロ、監督:松原次郎、出演:谷ナオミ 祝真理、二階堂浩)
- 『或る色魔』(1968)(製作:プロダクション鷹、監督:木俣堯喬、出演:谷ナオミ 鶴岡八郎 桂奈美 林美樹 野上正義 山本昌平 星冴子 山本進)
- 『鞭と陰獣』(1968)(製作:ヤマベプロ、監督:松原次郎、脚本:団鬼六、出演:谷ナオミ 長岡丈二 祝真理 山浦ひろみ 原町田金造 里見孝二 宮瀬健二 太古八郎 森誠一郎 千曲守夫 大沢一)
- 『続・花と蛇 赤い拷問』[注 7](1968)(製作:ヤマベプロ、監督:松原次郎、脚本:団鬼六、出演:谷ナオミ 太古八郎、滝リエ、伊海田弘、祝マリ、里見孝二、瀬川宏、北村淳、宮瀬健二)
- 『愛欲の精算書』(1968)(製作:ヤマベプロ、監督:三樹英樹、出演:谷ナオミ 辰巳典子
引用文献
注釈
- ↑ 同名の映画が1983年にっかつから小沼勝監督で製作されている。
- ↑ シナリオが奇譚クラブ1967年(昭和42年)2月号に掲載。日本映画データベースでは原作が「花と蛇」となっている。
- ↑ 日本映画データベースでは監督が経堂一郎と岸信太郎となっている。
- ↑ 日本映画データベースでは「新高恵子 桝田邦子 山吹ゆかり 伊海田弘 長岡丈二 北幸二 斎藤道代」となっている。
- ↑ 奇譚クラブ1968年(昭和43年)7月号にシナリオ掲載。またこのロケの様子が奇譚クラブ1968年(昭和43年)8月号『鬼六談義 残酷な話』に書かれている。
- ↑ 奇譚クラブ1968年(昭和43年)8月号『鬼六談義 残酷な話』で「「花と蛇」の愛読者が緊縛女優志願に来たので、京マコとして『肉体手形』に役を付け足す。」とある。奇譚クラブ1968年(昭和43年)11月号にシナリオ掲載。
- ↑ 奇譚クラブ1968年(昭和43年)10月号『鬼六談義 どさ回りの話』の中で伊豆・下賀茂でのロケの様子が紹介されている。賀山茂が参加。奇譚クラブ1968年(昭和43年)9月号にシナリオ掲載。