根暗童子
ねくら どうじ、19??年(昭和??年)-
概要
緊縛師。
別名
Doji Nekura、根暗童児、山地[注 1]、ねくら童子
略歴
1979年(昭和54年)6月、川上譲治のプロデュースにより、『白夜&花[注 2]』の名で、鶴見新世界にてドラマ性のある白黒ショー[1]。
1980年(昭和55年)6月頃、池袋スカイ劇場で『SM対抗デスマッチ』と題して、桜田伝次郎、玉井敬友、オサダゼミナール、根暗童子&森美貴、ジェイ・高橋が出演[2]。
1981年(昭和56年)頃、賀山茂の経営するSAMMでオサダ・ゼミナールをしていた長田英吉と知り合う。やがて自らもSAMMでショーをする[3]。
1982年(昭和57年)、長田英吉とラー企画所属のモデルで地方公演[4]。
1982年(昭和57年)8月、『SM特別月間』[注 3]。PART I(1日-10日):(昼)『白夜と愛の狩人(ラブハンター)』(夜)『桜田伝次郎、とGSG』、PART II(11日-20日):(昼)『玉井敬友とシアタースキャンダル+高杉かほり』(夜)『高橋&ザ・KAGEKI』、PART III(21日-31日):(昼)『オサダゼミナール』(夜)『黒と薔薇』[5]
1983年(昭和58年)、SMスピリッツに『緊縛師・根暗童児の黒の縄唄』連載開始。
1984年(昭和59年)、代々木忠監督作品、『好奇心』『インド式SMハウツゥテクニック』(末次富士子)で責め師を担当。
1984年(昭和59年)、この頃、森美貴など、ラー企画所属のタレントの出演するピンク映画の緊縛指導をおこなっていた[6]。
1984年(昭和59年)6月、シークレット創刊号より『実践緊縛講座』連載。
1985年(昭和60年)5月、SMスピリッツ5月号で根暗童子の特集。
1985年(昭和60年)、スカイ劇場サヨナラ特別公演で「根暗童子夫妻のSMショー」[7]。
1985年(昭和60年)9月21日-30日、新宿ニューモダンアートにて『繩師 根暗童児 調教シリーズ Vol. 2』
1985年(昭和60年)頃、目白にACCとい名のオフィスをもっていた模様。川上譲治がスカイ劇場で企画した「シンドローム・ミスター」のホモショーを手伝っている[1]。ビデオ制作もこのレーベル名でやっていた模様。
1986年(昭和61年)、代々木忠監督作品、『隷嬢』で責め師を担当。
エピソード
- 長田英吉の麻雀友達[4][3]。
- 橋本企画という芸能プロダクションに所属しており、所属女優とSAMMでショーをしていた。またオサダゼミナールに所属女優を斡旋[3]。
- 六本木にいた橋本という西洋舞踊のお師匠のところにおり、橋本氏が舞踊教室をやめたのち、その場所を引き続き借り受け鉄パイプでやぐらを組みSMをやった[4]。
- フォーカス'85年9/6 号に記事。
- 代々木忠が第60回「代々木忠×週刊実話」で「SM調教師の根暗童子に撮影を申し入れた際、『調教は女の子の心理状態もあるので、たとえば1週間の間に、私は私の好きなときにやるが、それでもよければ』と言われた。僕らは、いつ彼が行動を起こしてもいいように、1週間現場に泊まり込み、24時間だれかが寝ずの見張りをした。この体験が『仕掛けて待つ』というドキュメントの手法を僕に教えたのだと思う。」と回顧している。
- 太賀麻郎のブログでの回想で「AV黄金時代に出てくる「北山」がやってる制作会社に根暗さんは机を置かせてもらっていた。」「根暗さんはギャンブラーなので勝負事が大好きで、そこに出入りするヒトたちで誰かの家に集まってテレビゲーム大会を度々開いた。」「狡猾で大人なヤリ口の根暗さんのゲーム運びは素人なスタッフでは太刀打ち出来るモンではなかった。」「俺はJHVやトライハートの撮影をやっていて、根暗さんは怪しい内職とかをやっていた。」「九鬼の社長に直で電話して仕事を貰っていた。」「ポツポツと九鬼の撮影をしていた根暗さんの現場に俺は男優として呼ばれるようになった。」「やがて針生さんが九鬼に入ってきて、中川さんに「根暗童子と仕事させてくれ」と言った。」「そして九鬼にタンクと言うレーベルが出来、怪しい針生さんと更に怪しい根暗童子のタッグによる奇想天外なビデオが作られていった。」
代表作
緊縛教材
『縛り方教室3 縛りにまつわるエトセトラ』
『縛り方教室4 柔肌に麻縄はよく似合う』
『縛り方教室5 一人娘、さやかの痴態』
アトリエY&K(1998頃?)
緊縛教材(印刷物)
ビデオ・DVD
- 『好奇心』(1984)
- 『インド式SMハウツゥテクニック』(1984)
- 『隷嬢』(1986)
- 『美女断面図・なつみの私生活』(ビックマン, 1991)(監督:根暗童子、出演:野坂なつみ)
- 『素人洗脳! 奥さん、何でもするって約束じゃないですか? 』(アリスJAPAN, DIRECTORS, 1993)(監督:根暗童児、出演:石田梨香子)
- 『ごめんなさい 〜香織は己の失態に思わず泣き崩れた!〜 』(KUKI, 女優:田村香織 , 1993)監督作品
- 『SM 聖(セント)Mの烙印』(KUKI, TANK, 1994)(監督:根暗童児、出演:石田梨香子)
- 『レズ姉妹 忘れ去られたお嬢様』(KUKI, TANK, 1994)(監督:根暗童児、出演:隆速麗華)
- 『根暗童児の奴隷処理現場 第一章・ウナギの入口』(KUKI, TANK, 1994)(監督:根暗童児)
- 『根暗童児の奴隷処理現場 第二章・蝉の抜殻』(KUKI, TANK, 1994)(監督:根暗童児、出演:隆速麗華)
- 『TANK BOMBER』(KUKI, TANK, 1995)(監督:根暗童児、出演:中島亜樹)
- 『フンドシ娘最後の選択』(KUKI, TANK, 1995)(監督:根暗童児、出演:青木ひとみ)
- 『乳(MILK)TANKの天使たち 』(KUKI, TANK, 1995)(監督:根暗童児、出演:サマンサ 吉岡美奈)
- 『南極2号 vs ダッチワイフvol.1 』(KUKI, TANK, 1995)(監督:根暗童児)
- 『南極2号Xvol.3 』(KUKI, TANK, 1995)(監督:根暗童児)
- 『聖 ONANISM 2』(KUKI, TANK, 1995)(監督:根暗童児)
- 『Eカップボンバー イメクラ薫 ~あなたと私で蜜まみれ~』(KUKI, TANK, 1996)(監督:根暗童児)、出演:持田薫)
- 『背徳遊戯』(KUKI, TANK, 1996)(監督:根暗童児、出演:星崎ゆうり)
- 『処理宮』(KUKI, TANK, 1996)(監督:根暗童児)
- 『ピーチfrom関西 MOMO』(KUKI, VINL, 1998)(監督:根暗童児、出演:MOMO)
- 『元祖熟女図鑑 復活 マダム倶楽部 3』(ビッグモーカル, マスカット, 1999)(監督:根暗童児、出演:人妻)
写真集
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参考資料
注釈
つながり
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