「歌川國貞」の版間の差分

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==概要==
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江戸後期・幕末の浮世絵師。'''歌川豊國'''の弟子で三代目歌川豊國となる。役者絵や美人画で人気を博す。1820年代後半から1841年の天保の改革まで多数の枕絵を発表。
江戸後期・幕末の浮世絵師。'''[[歌川豊國]]'''の弟子で三代目[[歌川豊國]]となる。役者絵や美人画で人気を博す。1820年代後半から1841年の天保の改革まで多数の枕絵を発表。


==別名==
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1786年(天明6年)、本所の材木問屋に生まれる。6歳で歌川豊国の門下。
1786年(天明6年)、本所の材木問屋に生まれる。6歳で歌川豊国の門下。


1825年(文政8年)、初代'''歌川豊國'''が永眠。「香蝶楼」という新しい号を用い始める。
1825年(文政8年)、初代'''[[歌川豊國]]'''が永眠。「香蝶楼」という新しい号を用い始める。


1826年(文政9年)、『'''繪本 開談夜之殿'''』<ref group="注">第1巻第2話の場面2に「寄つてかゝつて[[高手小手]]にくゝしつけ」と、[[高手]]位置での[[後手縛り]](胸縄はない)が描かれている。</ref>を発表。
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==エピソード==
==エピソード==
*江戸後期・幕末は「'''歌川派'''」に属する國貞、國芳、広重が人気を博した。
*江戸後期・幕末は「'''歌川派'''」に属する國貞、國芳、広重が人気を博した。
*「'''歌川派'''」は、'''歌川豊春'''(1735~1814)を開祖とし、初代'''歌川豊國'''(1769~1825)で地位を確立。
*「'''歌川派'''」は、'''歌川豊春'''(1735~1814)を開祖とし、初代'''[[歌川豊國]]'''(1769~1825)で地位を確立。
==代表作==
==代表作==
*[[歌川國貞]]『'''[http://www.amazon.co.jp/gp/product/4309910203/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4309910203&linkCode=as2&tag=iq05-22 国貞 絵本 開談夜之殿―色摺半紙本三冊]'''』([[河出書房新社]], 1996)
*[[歌川國貞]]『'''[http://www.amazon.co.jp/gp/product/4309910203/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4309910203&linkCode=as2&tag=iq05-22 国貞 絵本 開談夜之殿―色摺半紙本三冊]'''』([[河出書房新社]], 1996)

2012年11月6日 (火) 14:47時点における版

うたがわ くにさだ、1786年(天明6年)-1865年(元治元年)12月15日

概要

江戸後期・幕末の浮世絵師。歌川豊國の弟子で三代目歌川豊國となる。役者絵や美人画で人気を博す。1820年代後半から1841年の天保の改革まで多数の枕絵を発表。

別名

english、三代目歌川豊国、角田庄五郎、五渡亭・香蝶楼・一雄斎、琴雷舎、北梅戸、富望山人、富望庵、桃樹園、月波楼、喜翁、浮世又平、不器用又平

略歴

1786年(天明6年)、本所の材木問屋に生まれる。6歳で歌川豊国の門下。

1825年(文政8年)、初代歌川豊國が永眠。「香蝶楼」という新しい号を用い始める。

1826年(文政9年)、『繪本 開談夜之殿[注 1]を発表。

1841年(天保12年)5月〜1843年(天保14年)9月、水野越前による天保改革で遊女を題材とすることや、歌舞伎役者の似顔、名前、紋などを浮世絵に描くことが禁じられる。

1844年(弘化元年)、豊國を襲名。

1865年(元治元年)12月15日、永眠。

エピソード

  • 江戸後期・幕末は「歌川派」に属する國貞、國芳、広重が人気を博した。
  • 歌川派」は、歌川豊春(1735~1814)を開祖とし、初代歌川豊國(1769~1825)で地位を確立。

代表作

引用文献

注釈

  1. 第1巻第2話の場面2に「寄つてかゝつて高手小手にくゝしつけ」と、高手位置での後手縛り(胸縄はない)が描かれている。

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