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*[[奇譚クラブ]]1953年(昭和28年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195306/01/002.html 6月号]、[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195308/01/002.html 8月号]に広告が出ている。 | *[[奇譚クラブ]]1953年(昭和28年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195306/01/002.html 6月号]、[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195308/01/002.html 8月号]に広告が出ている。 | ||
*当時の頒価500円は平成24年の物価に換算すると4,600円との試算がある<ref name="ryu">[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-2.html 龍之巣]</ref>。 | *当時の頒価500円は平成24年の物価に換算すると4,600円との試算がある<ref name="ryu">[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-2.html 龍之巣]</ref>。 | ||
*中古市場には2014年現在で、「6月1日」発行のものと「7月1日」発行のものが出回っている。「6月1日」発行のものには「五百部限定版(会員分譲、非売品)」とあり、限定番号や[[須磨利之|美濃村晃]]と[[塚本鉄三]]の検印があるが、「7月1日」発行のものにはそれらがない。会員用と一般用の2種類が印刷されたのかもしれない。 | |||
==第2集 縛られた女ばかりの32態== | ==第2集 縛られた女ばかりの32態== |
2014年10月23日 (木) 14:51時点における版
うつくしきいましめ。曙書房より1953年(昭和28年)に第1集(美濃村晃)、第2集(辻村隆)が限定頒布された緊縛写真集。第3集(1964)以降は奇譚クラブの別冊。
概要
奇譚クラブの発行元である曙書房より1953年(昭和28年)に限定頒布された写真集。コロタイプ印刷の写真を台紙に貼り付けたハードカバーのアルバム仕立て。第1集は緊縛が美濃村晃で撮影は塚本鉄三。第2集は緊縛が辻村隆に交代。1964年(昭和39年)2月の第3集以降は奇譚クラブの別冊ともいえる形態となり第11集まで続く。
第1集 『縛られた女ばかりの16態』
1953年(昭和28年)7月発行。構成:美濃村晃、撮影:塚本鉄三。モデルは川端多奈子。頒価500円。500部限定。曙書房。
- コロタイプ印刷の写真を台紙に貼り付けたハードカバーのアルバム仕立て[1]。
- 奇譚クラブ1953年(昭和28年)6月号、8月号に広告が出ている。
- 当時の頒価500円は平成24年の物価に換算すると4,600円との試算がある[2]。
- 中古市場には2014年現在で、「6月1日」発行のものと「7月1日」発行のものが出回っている。「6月1日」発行のものには「五百部限定版(会員分譲、非売品)」とあり、限定番号や美濃村晃と塚本鉄三の検印があるが、「7月1日」発行のものにはそれらがない。会員用と一般用の2種類が印刷されたのかもしれない。
第2集 縛られた女ばかりの32態
1953年(昭和28年)12月発行。曙書房。構成:辻村隆、撮影:塚本鉄三。頒価500円。モデルは本田雅子、村田那美子、高瀬忍、雲井久子、川端多奈子、厚狭春江、杉芙美、坂口利子、中富綾子
美しき縛しめ 第三集
1964年(昭和39年)2月1日発行。天星社。略号「美3」。頒価1000円。モデルは絹川文代、長野良子、大塚啓子、梨花悠紀子、関谷富佐子、遠藤百合子、新井マリ子、五月亜紀子、東浦ひかる、竹野ひろ子、愛川悦子、加茂良子、四方清美、桜井葉子、栗本ミチ、大井小夜子、他
- 第1集、第2集とは異なり、通常の別冊仕立て。
- 表紙のタイトルは、限定版第1号 美しき縛しめ 第三集
- 奇譚クラブ1964年(昭和39年)2月号に予約案内。
- 当時の価格1000円は平成24年の物価に換算すると4,400円との試算がある[2]。
第4集 華々しき女体緊縛の組写真集
1965年(昭和40年)6月以前発行?6月号に広告。略号「美4」。頒価1000円。天星社。
第4集 豊満と清楚
1966年(昭和41年)2月以前発行?3月号に広告。略号「限二」。頒価1000円。天星社。
第4集は2種類あり『豊満と清楚』本体には1964年6月1日発行と印刷されているが当時の奇譚クラブ本誌には広告掲載されないままお蔵入り?に成ったと思われ、後に略号「限二」として改めて突如発売された。タイトルには第4集の記載が残されたままになっており時期的にみてこちらが第4集のオリジナルと思われる[2]。
表紙のタイトルは、限定版第二号 豊満と清楚 美しき縛しめ第四集
奇譚クラブ1966年(昭和41年)3月号51ページには略号「限二」と並んで略号「美4」が同時に広告されている。
第5集 女性刑罰拷問特集 日本版
1965年(昭和40年)8月頃発行?9月号に広告。略号「美5」。頒価1000円。天星社。
第6集 緊縛美女艶姿百態
1965年(昭和40年)8月10日発行。9月号に広告。略号「美6」。頒価1000円。天星社。
モデルは山原清子、東浦ひかる、木村洋子、鈴木晃子、増田みゆき、大塚啓子、玉田美佐子、梨花悠紀子、絹川文代、長野良子、桜井葉子、新井マリ子
第7集 刺青の魅力を探ぐる
1966年(昭和41年)2月10日に発送。4月号に広告。略号「美7」。頒価1000円。天星社。
モデルは山原清子
第8集 女斗緊縛競艶場面写真集
1966年(昭和41年)2月10日に発送。4月号に広告。略号「美8」。頒価1000円。天星社。
第9集 女性刑罰拷問特集 西洋版
1966年(昭和41年)8月頃発行か?9月号に広告。略号「美9」。一部1000円。天星社。
第10集 責められる美女百態
1966年(昭和41年)8月頃発行か?9月号に広告。略号「美10」。一部1000円。天星社。
モデルは一宮百合子、東浦ひかる、美木乃々子、増田みゆき、木村洋子、大塚啓子、絹川文代、山原清子、長野良子、玉田美佐子
第11集 緊縛美態代表作品120葉
1966年(昭和41年)11月頃発行か?12月号に広告。略号「美11」。一部1000円。天星社。
当時のモデル総出演、総勢40名に及ぶモデルの未発表ネガ数千枚の中から120枚を厳選して掲載。
引用文献
注釈
お役たちweb
つながり
- 奇譚クラブ
- カストリ雑誌時代の奇譚クラブ
- 奇譚クラブの別冊・増刊号
- その後の奇譚クラブ
- 美しき縛しめ
- 奇譚クラブの分譲写真
- KK通信
- 奇譚クラブのモデル達
- 奇譚クラブの読者座談会
- 非小説『性液』
- SMカメラ・ハント
- 鬼六談義
- 白表紙
吉田稔、須磨利之、辻村隆、塚本鉄三、杉原虹児、伊藤晴雨、濡木痴夢男、中康弘通、沼正三、森下高茂、団鬼六、山岸康二、千草忠夫、芳野眉美、朝野祐、 喜多玲子、滝麗子、都築峰子、北原純子、畔亭数久、南村俊平、南川和子、小妻容子、四馬孝、春川ナミオ、室井亜砂二、 切腹、 灸、 女斗美、 ネクタール、 乗馬、 ラバー・ゴム、 スパンキング、 ソドミア、 鼻責め、 猿轡、 蜂胴、 浣腸、 六尺、 脚、 磔、 ゼンタイ ミイラ縛り