「日本拷問刑罰史」の版間の差分
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2014年4月20日 (日) 09:55時点における版
概要
別名
キャッチ
製作
製作:小森白プロダクション
配給:新東宝
公開日:1964年(昭和39年)10月27日
企画:
スタッフ
監督:小森白
企画:並木謹也
原作:名和弓雄
脚本:吉田義昭
撮影:月田勇
照明:大友敏法
音楽:高森照邦
美術:名和弓雄
出演
徳大寺君枝、森美沙、杉山健、松島洋子
内容
- 砂川益夫『日本拷問刑罰史を見て』奇譚クラブ1965年(昭和40年)1月号, p27より。
- 1時間半の作品。
- 映画が初まると同時に戦乱の後捕えられた城主が諜にされ、股からのどにかけて串ざし、ロの中に。
- 捕われた奥方は家来や子供と一緒に生埋めにされる。きびしく縛られたまま首だけ出して泣き叫び、その前で家来が鋸で首をひき切られる。
- 捕えられた武将が戸板に仰向けに大の字にされ、手と足を五す釘で止められ口の中に刀を突っ込んで殺される。
- キリシタン教徒の逆さ磔。
- 火付けの容疑の娘が腰巻き一つの裸で後手にしばられ、割りだけで打ち据えれる。さらに逆海老吊りで大きな石を背中に吊り下げる。駿河問いの状態で娘をぐるぐる回す。さらに、腰巻き一枚の娘が石抱きの刑。娘はとうとう無実ながら、火付けしたと言ってしまう。
- 上の娘は本縄縛りにされ、裸馬に乗せられ、江戸市内を引き廻されれた後、火あぶりの刑。この時の縛り方は特に念入り。
- 別の裸女が後手のまま滑車で天井に吊られ、次第に三角木馬の上に下ろされる。さらに両足首に石を吊り下げ放置。
- 強盗に入った若い男女が全裸で海老責め。
- 主人の留守に若い男と密会しているところを見つかった妻が、両手首吊りで蝋燭責めの後に三段切り。
- 勤王派の侍の居所を聞き出すために、腰巻き一枚の女を割りだけで撃ったり、腹を縄で絞めたり、猪吊りで水責めも。翌日には生首が晒される。
背景
1962年(昭和36年)、名和弓雄が裏窓2月号から4月号まで『日本拷問史』を連載。5月号には『西洋拷問史』。6月号からは『日本刑罰史』を12月まで連載。
1962年(昭和37年)、名和弓雄が雄山閣より『拷問刑罰史』を出版。
トピック
- 名和弓雄『日本拷問史 一』裏窓1962年(昭和37年)2月号
- 名和弓雄『日本拷問史 二』裏窓1962年(昭和37年)3月号
- 名和弓雄『日本拷問史 三』裏窓1962年(昭和37年)4月号, p100
- 『100万人のカメラ』1964年(昭和39年) Vol.2に紹介記事。
- 名和弓雄「『日本拷問刑罰史』撮影裏話」裏窓1965年(昭和40年)1月号, p44
- 砂川益夫『日本拷問刑罰史を見て』奇譚クラブ1965年(昭和40年)1月号, p27
- 『最近の2つのこと』奇譚クラブ1965年(昭和40年)2月号, p25
- 牧高志『拷問映画を観る』奇譚クラブ1965年(昭和40年)2月号, p96
引用文献
注釈
お役たちweb
つながり
江戸時代 捕縄術 江戸時代の責め 伝統芸能の中の責め 歌川国芳 勝川春章 歌川國貞 月岡芳年 落合芳幾 明治大学博物館 發花杖 江戸三座 中将姫の雪責め 明烏夢泡雪 魁駒松梅桜曙微 白木屋お熊 澤村田之助 草双紙