浅草ロック座

概要

東洋興業系のストリップ劇場。

所在地

東京都 台東区 浅草2－10－12

歴史

1947年(昭和22年)8月、国華興業の経営で「浅草ロック座」（旧万盛座）が開館。

1948年(昭和23年)2月、浅草ロック座でのハイライト・ショー(矢野英二主宰)公演「南国の処女」でメリー松原が浅草デビュー。

1948年(昭和23年)5月、伴淳三郎を座長とした専属劇団「ショウ東京ロック」が発足。

1948年(昭和23年)6月前後、「朱里みさをとパルナスショウ」の「奴隷市場」にグレース松原。浅草ロック座、大都劇場、池袋文化劇場で。

1950年(昭和25年)4月、同年から出入りしていた永井荷風による書き下ろし「渡り鳥いつかへる」が上演。

1951年(昭和26年)年頃、座長格は伴淳三郎から佐山俊二に移る。

1960年(昭和35年)頃、深見千三郎が座長格。

1971年(昭和46年)頃、東洋興業が実質的に浅草ロック座の経営から手を引く。深見千三郎も浅草フランス座に移る。

1983年(昭和58年)3月、一時閉場。

2014年(平成26年)10月15日、運営会社である斉藤観光の経営が悪化し倒産騒ぎ。東興業が引き続き経営維持。

2020年(令和2年)2月20日、浅草ロック座の斎藤恒久会長が永眠。

エピソード

• 奈良あけみのデビューは浅草ロック座。
• 高見緋紗子は浅草ロック座から日劇ミュージックホールへ。
• 村田凡二郎が振付をおこなっていた。
• 齋藤智恵子会長。
• 1971年頃の「六区興行街には、フランス座、カジノ座、ロック座、浅草座の計四館がひしめき合っていた。」
• （1970年代初め）「船橋淀君の舞台での華麗なバックオープン・スタイルで一世を風靡した宝由加里が、いつの間にかロック座の座長として浅草に住み付き、宝京子ら宝姉妹は欧州公演に旅立ち、そのお土産として、本場フランスから「プッシー・キャッツ一座」を先陣として二度の外人ショーの導入に成功し、マスコミの脚光を浴びた。」
• (浅草ロック座は)「イレブンPM年末恒例の「紅白ストリップ合戦」や鶴光の「鶯谷ミュージックホール」の発売記念の会場になった。」

つながり

ストリップ劇場