春川ナミオ
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(春川ナオミから転送)
はるかわ なみお、1947年(昭和22年)5月 - 2020年(令和2年)4月24日。奇譚クラブの読者投稿でデビューした絵師。女性の豊満な臀部への崇拝をベースとした独特な鉛筆画他が世界的に人気を集める。春川ナオミ名でも。
概要
別名
略歴
1947年(昭和22年)5月、大阪に生まれる。
昭和30年代、奇譚クラブの読者投稿でデビュー。
1992年(平成4年)11月、SMスピリッツ1992年(平成4年)11月号に『SUPERカルト対談 花真衣vs春川ナミオ』SMスピリッツ掲載。
2010年(平成22年)11月8日-17日、『春川ナミオ原画展』於:札幌BARBAR
2011年(平成23年)6月27日ー7月9日、春川ナミオ個展「デカメロン~愛と欲望と心~」 於 ヴァニラ画廊
2012年(平成24年)6月4日ー7月14日、春川ナミオ原画展 於 mode et Baroque
2013年(平成25年)6月4ー15日、スパンアートギャラリーにて『不可思議な遊戯展』出品:駕籠真太郎、トレヴァー・ブラウン、林アサコ、林良文、早見純、春川ナミオ、村田兼一、室井亜砂二、山田布由、渡邊光也
2015年(平成27年)8月17-29日、 ヴァニラ画廊にて春川ナミオ展『マグナマテルMagna Mater~豊饒の海~』。
2020年(令和2年)4月24日、永眠。
エピソード
- 「春川」は「春川ますみ」から取った。お尻が大きかったから。「ナミオ」は谷崎潤一郎の「痴人の愛」のナオミをひっくり返した[1]。
- 「(レイ)のマスターはずっと昔から知っています。雑誌以外でSMの世界と接点を持ったのは『レイ』のマスターがきっかけかな。あの人は、『レイ』の前にSMスナックみたいなのをやっていたんですよ。『レイ』と同時期くらいかな」[1]。
作品
雑誌
- 春川ナミオ『重量落下物』奇譚クラブ1962年(昭和37年)4月号, グラビア
- 春川ナミオ『姐御と三人のドレイ』奇譚クラブ1962年(昭和37年)5月号, グラビア
- 春川ナミオ『駑馬に跨がる』奇譚クラブ1962年(昭和37年)5月号, グラビア
- 春川ナミオ『宮野政子様に送る私の画』奇譚クラブ1966年(昭和41年)4月号, p18
- 春川ナオミ『蜘蛛の入れ墨をした女』奇譚クラブ1966年(昭和41年)6月号, p17
- 春川ナオミ『女王様君臨す』奇譚クラブ1966年(昭和41年)10月号, p20
- 春川ナミオ『暴力?』奇譚クラブ1968年(昭和43年)1月号, p21
- 春川ナミオ『ブランコ』奇譚クラブ1968年(昭和43年)11月号, p240
- 春川ナミオ『給料日』奇譚クラブ1969年(昭和44年)9月号, p237
- 浅羽やすし『嗚咽』奇譚クラブ1971年(昭和46年)2月号, p182 の挿絵。
- 春川ナミオ『乗馬ゴッコ』奇譚クラブ1971年(昭和46年)7月号, p186
- 春川ナミオ『甘い痛撃』奇譚クラブ1971年(昭和46年)9月号, p119
- 芳野眉美『女の意地』奇譚クラブ1971年(昭和46年)9月号, p156 の挿絵。
- 春川ナミオ『スベリ台付属品』奇譚クラブ1971年(昭和46年)9月号, p195
- 中田裕史『御神水拝受』奇譚クラブ1971年(昭和46年)10月号, p30 の挿絵。
- 『花奴隷 愛蔵版クイーン通信』オール官能1984年(昭和59)年8月号増刊。「春川ナミオの世界」掲載。
ギャラリー
ギャラリー
画集
- 春川ナミオ『マゾ画集 豊臀の下に喘ぐ悦楽境』[注 1](天星社, 1966)
- 団鬼六『異形の遊戯』(ワニマガジン, 1996.7.10)(発行人:平田昌兵、アートディレクション:武田和久、写真:山崎シンジ、緊縛師:明智伝鬼、長池士、絵:春日章、小妻要、春川ナミオ、モデル:小川実那子他)
- 春川ナミオ『巨乳渇愛』(大洋図書, 2000)
- 春川ナミオ『巨乳渇愛 VOL.2―巨女の魅惑に酔い痴れて』(マイウェイ出版, 2002)
- 春川ナミオ『聖女の臀堂』(有限会社タコシェ, 2006)
- 『秘禁縄淫画廊』(マイウェイ出版, 2008)