乱田舞
らんだ まい、1959年(昭和34年)3月25日-2022年(令和4年)9月14日。 第三世代の緊縛師として1990年代中頃から急速に頭角をあらわす明智伝鬼を師と仰ぎ、縄、鞭、蝋燭などを用いた舞台で90年、00年代のSMショーを牽引。SMビデオの出演・監督も数多く、00年代には DX歌舞伎町SM大会のプロデュースも担当。教則教材も多数制作。
概要
緊縛師。AV監督。プロデューサー。第三世代の緊縛師として1990年代中頃から急速に頭角をあらわす明智伝鬼を師と仰ぎ、縄、鞭、蝋燭などを用いた舞台で90年、00年代のSMショーを牽引。SMビデオの出演・監督も数多く、00年代には DX歌舞伎町SM大会のプロデュースも担当。教則教材も多数制作。
別名
略歴
1959年(昭和34年)3月25日、東京に生まれる。
1969年(昭和44年)、小学4年生の時のカムイ外伝で女性が処刑されるシーンに感動[2]。
1970年代、中学時代はSMキングを愛読。高校1年で初めて縛る[2]。
1979年(昭和54年)、20歳の時にSMサークルを立ち上げ、緊縛を披露[3]。
1986年頃、同好会「B[注 1]」を主宰。出張調教を全国でおこなう[4]。
1995年(平成7年)9月、BIZARRE MAGAZINE(日)1995年(平成7年)9月号 No. 22に「スリーテン」主宰の『SM調教生撮影会』の紹介。都内ホテルで実施。乱田舞の名前は出てくるが、写真には目線が入っている。
1995年(平成7年)9月16日、都内でのスリーテンコーポレーション主催の『乱田舞緊縛撮影会』[4]。
1996年(平成8年)5月20日、六本木ベルベットにて『和太鼓と尺八とそして緊縛のジョイント 〜雨の岩戸が開くとき〜』[6]
1996年(平成8年)7月、BIZARRE MAGAZINE(日)1996年(平成8年)7月号から乱田舞『緊縛講座』の連載開始。
1996年(平成8年)10月、SMスパイラルに『乱田舞のSM広場』連載開始。1997年(平成9年)9月号まで。
1996年(平成8年)11月30日、「ギルガメッシュないと」出演[7]
1997年(平成9年)5月30日、団鬼六のSMショーパブ「赤坂・鹿の園」でパフォーマンス。同パブのプロデュースを担当していた[8]
1997年(平成9年)7月4日、シアターDにて明智伝鬼、乱田舞競宴による『縛鬼狂乱』。
1998年(平成10年)4月11日、ブラック&ホワイトにて乱田舞の『ニューSMナイトSPECIAL』。
2000年(平成12年)9月14日、MISTRESSでの乱田舞ライブショー
2001年(平成13年)、遅くともこの頃から、Kikkou.comを通じて乱田舞の緊縛教材が海外に発信。
2002年(平成14年)、バッキービジュアルプランニングからDVD緊縛教材『完全緊縛マニュアル』シリーズをリリース。
2002年(平成14年)1月11日、ロフトプラスワンにて雅羅紗座プレゼンツ~新年初縛り!過激SM緊縛イベント~「輪廻転生」 【出演】明智伝鬼、京城夢路、伊藤舞、乱田舞
2003年頃、六本木にSMバー「乱舞館」をオープン。
2003年(平成14年)3月、新宿ロフト・プラスワンの「~生誕~乱田舞・東京SMナイトinバースデー!!」出演:乱田舞、明智伝鬼、ミラ狂美、蕾火など。
2003年11月1日−10日、ショーアップ大宮でスタートした『ザ・SM』シリーズの初回、『ザ・SMワールド』に出演。
2004年(平成15年) 、縛鬼流からDVD緊縛教材『乱田舞の緊縛マニュアル』シリーズをリリース。
2004年(平成15年) 2月21日−29日『ザ・SMバトル』に出演。
2004年(平成16年)7月6日、夜想曲E♭のオープニング記念ライブに明智伝鬼、志摩紫光、ミラ狂美、乱田舞
2004年(平成15年)8月21日−29日『ザ・SMファイナル』に出演。
2005年(平成17年)、DX歌舞伎町SM大会の『スーパーDX SM伝説誕生編』に出演。
2005年(平成17年)4月、「ARCADIA 2nd ANNIVERSARY」【出演】乱田舞&照井美沙、志摩紫光、やぶさか姉妹&嬬梨
2005年(平成16年)9月6日、東京厚生年金会館での明智伝鬼追悼式に出席。続いて、新宿ロフト・プラスワンで「明智伝鬼を偲ぶ会・追悼トークライブ」での司会。新宿アートセンター主催で蕾火、ミラ狂美、桂木綾乃、伊藤 舞、神田つばきらと。
2005年(平成16年)12月18日、『乱田舞緊縛塾』を開始[3]。
2006年(平成18年)3月2日〜19日、DX歌舞伎町SM大会で『プロジェクトショウアップSMファイナル伝説』で「乱田舞活動20周年記念特別ライブ、ROOTS」 (美咲ゆりあ、井川しのぶ、三代目葵マリー)。
2006年(平成18年)9月21日〜30日、DX歌舞伎町SM大会の企画。
2007年(平成19年)3月21日〜31日、DX歌舞伎町SM大会で『~SM LIVE SHOW DX act2~乱田舞プロデュース公演』
2007年(平成19年)9月1日〜10日、DX歌舞伎町SM大会で『~SM LIVE SHOW DX act3~乱田舞プロデュース公演』
2010年(平成22年)3月1日〜10日、DX歌舞伎町SM大会に出演。
2010年(平成22年)5月16日、富山縄師會主催『2周年記念緊縛LIVE「乱縛艶舞」in富山』。出演:乱田舞&ゆり、鬼弐束&マリ、悟空&麗香、すけまる&華
2010年(平成22年)12月23日、シアターPOOにて『桜田伝次郎・乱田舞・二人会』【出演】桜田伝次郎&ミムラ佳奈、乱田舞、松本格子戸
2012年(平成24年)1月22日、ディザイアにて『乱舞館AGAIN』。
2015年(平成27年)4月17日-19日、ロシアのMOSCOW KNOTに出演[9]
2022年(令和4年)9月14日、永眠。
2022年(令和4年)3月26日、『乱田舞追悼会』。Cafe Inclusionにて。青山夏樹、泉屋が発起人。
2024年(令和6年)9月14日、シアターGOOにて『乱田舞追善興行』。
エピソード
注釈
- ↑ てんてんが主催していた「Network Bee」か?
代表作
ビデオ・DVD
1990年代から2011年まで多数。
- 『Sのヌキどころ・Mのイキどころ』(V&Rプランニング, 1996)(監督:乱田舞、出演:葵静香)
- 『乱田舞のあぶねえ~刑事』シリーズ。(桃太郎映像出版, 199?)(出演:乱田舞)
- 田中正夫監督の『出張撮影シリーズ』に夫婦を責める緊縛師として登場(桃太郎映像出版, 1997頃)
- 『Tokyo Torture Chamber #1-#6』(Samurai Video, 1998? 2001?)
- 『素人初吊るし生中出し【美巨尻人妻編】お隣に住んでる奥さんを蚊帳の中でくくってみた』(プラム, 2021)(出演:城山若菜)
書籍
- 『官能緊縛ライブ写真館』(1996)
- 『癒しとしての縛りを追求」in 菅野久美子『アダルト業界のすごいひと』(彩図社, 2010)
雑誌
乱田舞の緊縛教材
緊縛教材(動画)
- 乱田舞『完全緊縛マニュアル 初級編』(バッキービジュアルプランニング, 2002)
- 乱田舞『完全緊縛マニュアル 中級編』(バッキービジュアルプランニング, 2002)
- 乱田舞『完全緊縛マニュアル 上級編』(バッキービジュアルプランニング, 2002)
- 乱田舞『乱田舞の緊縛マニュアル 初級1』(縛鬼流, 2004)
- 乱田舞『乱田舞の緊縛マニュアル 初級2』(縛鬼流, 2004)
- 乱田舞『乱田舞の緊縛マニュアル 中級1』(縛鬼流, 2004)
- 乱田舞『乱田舞の緊縛マニュアル 中級2』(縛鬼流, 2004)
- 乱田舞『乱田舞の緊縛マニュアル 中級3』(縛鬼流, 2004)
- 乱田舞『乱田舞の緊縛マニュアル 上級1』(縛鬼流, 2004)
- 乱田舞『乱田舞の緊縛マニュアル 上級2』(縛鬼流, 2004)
緊縛教材(印刷物)
- 乱田舞『緊縛講座〜入門編〜』BIZARRE MAGAZINE(日)1996年(平成8年)7月号
- 乱田舞『緊縛講座外伝』BIZARRE MAGAZINE(日)1997年(平成9年)7月号
- 乱田舞『緊縛講座外伝』BIZARRE MAGAZINE(日)1997年(平成9年)9月号
- 乱田舞監修『完全緊縛マニュアル』(ツカサムックNo.78)(司書房, 1997.12.25)(編集人:わだじゅん、発行人:長野保由)
- 乱田舞監修『完全緊縛マニュアル DX』(ツカサムックNo.39)(司書房, 1998.12.25)(編集人:佐和田淳、発行人:永野保憂)
- 乱田舞『乱田舞の初級縛り講座』BIZARRE MAGAZINE(日)1998年(平成10年)No.40
- 乱田舞『プロが教える縄使い SEXするための縛り方 緊縛挿入体位』BIZARRE MAGAZINE(日)2001年(平成13年)No.57
- 乱田舞監修『完全緊縛マニュアル Professional』(人妻熟女報告2月号増刊)(司書房, 2002.2.1)(編集人:城山信一郎、発行人:長野保由)
- 乱田舞『完全SMマニュアル』人妻熟女報告2002年(平成14年)11月増刊号 (司書房、発行人;長野保由、編集人:井口裕)
- 乱田舞監修『完全緊縛マニュアル Professional No.2』(ビデオインティーズ徹底攻略5月号増刊)(司書房, 2003.5.1)(編集人:城山信一郎、発行人:長野保由)
- 乱田舞『完全緊縛マニュアルDX プロフェッショナル仕様』(司書房, 2005)
- 乱田舞監修『完全緊縛マニュアル DX 玄人仕込み実践編』(ツカサムックNo.31)(司書房, 2006.8.15)(編集・発行人:長野保憂)
ギャラリー
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乱田舞 (1959-2022)
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2007年(平成19年)3月21日〜31日『~SM LIVE SHOW DX act2~乱田舞プロデュース公演』
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『完全緊縛マニュアル 初級編』(バッキービジュアルプランニング, 2002)