SMセレクト
提供:SMpedia
『SMセレクト』(えすえむせれくと)
概要
東京三世社が1970年(昭和45年)11月に創刊したSM雑誌。70年代、80年代のSM雑誌ブームの口火を切った重要な雑誌。宮坂信、仙田弘、須磨利之などが関わるが、やがて宮坂信と須磨利之はサン出版を設立しSMコレクターを創刊。その少し前には東京三世社にいた石川精亨他3名が司書房に移りSMファンを創刊。
発行年・出版社
1970年(昭和45年)11月〜1990年 東京三世社
発行人・編集人
主な出来事
1970年(昭和45年)11月、『実話雑誌』11月増刊号としてSMセレクトが発売。宮坂信、仙田弘などが関わる。
1971年(昭和46年)1月、SMセレクト1月号が発売。隔月から月刊に代わり、2月号発行。3月号は準備不足で休刊[1]。
1971年(昭和46年)7月、石川精亨他3名が司書房に移りSMファンが誕生[1]。
1972年(昭和47年)7月、宮坂信が退社してサン出版を設立しSMコレクターが誕生。
1973年(昭和48年)11月16日、濡木痴夢男がSMセレクトの撮影で花沢正治の花沢スタジオを初めて訪問している[2]。
別冊・増刊号
エピソード
- 創刊号の表紙は篠崎春夫。グラビア撮影は吉田潤。イラストは佐伯俊男、小日向一夢、長尾みのる、椋陽児。読み物は団鬼六『穴倉夫人』(挿絵:前田寿安)、須賀敏『猫舌ばやし』(挿絵:美濃村晃)、御匠ちせ子『うきぐさ』加藤弘など。
引用文献
注釈
- ↑ 甲信出版局から『COLOR SM 緊縛フォト集』で再版?古書店 太陽野郎 地下のお店