奈加あきら

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奈加あきら (1959- )

なか あきら、1959年(昭和34年)-

概要

緊縛師。

別名

Akira Naka、中村明彦[注 1]

略歴

1990年代、濡木痴夢男主催「緊縛美研究会」に出会う[注 2]

2005年(平成17年)、心筋梗塞で入院[1]

2006年(平成18年)、ドグマのTOHJIRO監督と組んでドグマCOREレーベル設立。

2008年(平成20年)、夢流ZOUと組んで「夢流想倶楽部・奈加あきら緊縛同好会」を設立。DVDジャケットの絵は前田寿安

2009年(平成21年)、Mr. Mと共に池袋にSM作品撮影用のAmadas STUDIOをプロデュース[注 3]

2010年(平成22年)、愛染恭子引退作品である団鬼六原作『奴隷船』(金田敬監督, 新東宝, 2010)に出演、及び緊縛指導。

2011年(平成23年)6月26日、スタジオ六本木倶楽部にて第一回『縄奈加會』を開催。ゲストは狩野千秋

2011年(平成23年)9月4日、スタジオ六本木倶楽部にて第二回『縄奈加會』。ゲストは杉浦則夫

2011年(平成23年)11月6日、スタジオ六本木倶楽部にて第三回『縄奈加會』。ゲストは佐川銀次日比野達郎

エピソード

  • 「奈加あきら」という名前は、濡木痴夢男が命名した[2]
  • シネマジックレーベル(川村組、東雲組、光岡組など)、大洋図書(渡辺組)、溜池ゴロー(溜池組)、ドグマレーベル(TOHJIRO組)、FAプロ(ヘンリー塚本)などでの緊縛。アートレーベルでは夢流ZOUと「縄悦」シリーズ等を制作。アタッカーズで監督作品(本人ブログより)。
  • 杉浦則夫の会員制サイト「杉浦則夫緊縛桟敷」でメインの緊縛師。
  • 池袋のSM撮影スタジオ「Amadas Studio」をプロデュース。

代表作

緊縛教材

AV

  • 『奴隷女教師・女囚淫夢』(TOHJIRO監督, シネマジック, 1998)
  • 団鬼六 痴態』(ピンクパイナップル, 1999)(企画:立花慎、脚本・監督:佐々木乃武良、緊縛指導:奈加あきら、出演:朝吹ケイト 樋渡剛 杉田純 野口雅弘 児島なお)
  • 団鬼六 黒薔薇夫人』(ピンクパイナップル, 1999)(企画:立花慎、脚本・監督:佐々木乃武良、緊縛指導:奈加あきら、出演:時任歩 伊藤克 重村佳史 千葉誠樹 山崎瞳)
  • 『全裸若女将』(TOHJIRO監督, ソフト・オン・デマンド, 2001)
  • 『縄・七人のM女』(TOHJIRO監督, ドグマ, 2007)
  • 『完全ドキュメント 緊縛秘画報 揺られる赤子 翔田千里』(監督:奈加あきら, アタッカーズ, 2007)[注 4]
  • 『夢縄一 創刊号』(緊縛:濡木痴夢男奈加あきら、監督:夢流ZOU, 夢流想倶楽部, 2009)
  • その他の作品は夢流想倶楽部HPに詳しい。
  • 「前職はモデルプロダクション」とある[3]

参考資料

  1. 自身のブログ
  2. 『日本緊縛師列伝』(三和出版, 2000)
  3. 早乙女宏美ブログ

注釈

  1. 団鬼六 黒薔薇夫人』(ピンクパイナップル, 1999)のクレジットでこの名前が奈加あきらと共に使われている。
  2. 「30有余歳頃、麻縄緊縛の第一人者濡木痴夢男氏主催の「緊縛美研究会」(通称「緊美研」)と出会う。そこで初めて麻縄緊縛なるものを知り、就中、氏の麻縄緊縛を眼前にした時、「これだ!」と強烈な触発を得、その官能に魅了され、かくして一気に斯会の人となる。以来、氏を師と仰ぎ「濡木流」を継承するとともに、そこに一層緊密・緻密な縄掛け・縛りで、独自な「奈加流」ともいうべき緊縛美・責め縄官能美の境地を確立した。」(本人ブログのプロフィールより)
  3. AmadasのHPより。東京都豊島区東池袋 1-37-1 ホテルパラオB1F
  4. デジタル化初の監督作品(自身のブログより) 。

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