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*『'''日本緊縛師列伝 第16回 北海道 [[こぅじ]]'''』 [[マニア倶楽部]]2012年(平成24年)11月号 | *『'''日本緊縛師列伝 第16回 北海道 [[こぅじ]]'''』 [[マニア倶楽部]]2012年(平成24年)11月号 | ||
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2020年1月2日 (木) 10:22時点における最新版
概要
松本裕氏によって三和出版から発行されたSM専門の投稿雑誌。当初はSMマニア増刊号として発行されていたが後に定期刊行化した。誌名は通巻第1号から『マニア倶楽部』で通している。読者からの告白、投稿写真、イラスト、小説、マンガ、杉浦則夫氏による緊縛写真、志摩紫光氏による調教ルーム(形を変えて通巻第103号まで掲載)などで構成され、近年では読者のM女性が編集部に訪れる形で調教を受け、その様子を掲載する記事が多くなっている。
古くは奇譚クラブや2009年に惜しまれて休刊となったS&Mスナイパーなどと並びおよそ30年にも及ぶ超長期的な継続出版を続け、ライバル誌が創刊されては消えゆく中、今なお休刊無しに存続し続けている数少ないSM専門誌でもある。平成28年1月で創刊30周年、平成29年7月現在通巻第308号を迎えた。
通巻第1号の巻末挨拶文を一部掲載。 「その誌面の中で所謂「プロ」の占める割合が少なければ少ない程、そのSM誌の魅力は増す、と言っても過言ではありません。そもそもSM誌とは「奇譚クラブ」「風俗奇譚」の昔より、偉大なるアマチュアリズムの産物でした。『マニア倶楽部』は本邦唯一の本格投稿SM誌であること、ここに宣言します。」
関連書籍としてマニア倶楽部デラックス(全24巻)、マニア倶楽部GOLD(全13巻)、別冊マニア倶楽部(3巻まで発売中)、マニア倶楽部プレミアム、マニア倶楽部美少女メモリアル(全2巻)、マニア倶楽部写真館、マニア倶楽部特別編集ManiacLoveText(ムック全1巻+DVD全5巻)、特選マニア倶楽部映像、マニア倶楽部増刊 AYLA(アイラ)(SMマンガ専門 月刊誌)、新マニア倶楽部GOLD、その他派生本やビデオ・DVDなどが出版されている。
発行年・出版社
1986年(昭和61年)1月、三和出版:雑誌コード 02012-xx
1986年(昭和61年)7月、三和出版:雑誌コード 08331-xx
2017年(平成29年)7月現在、三和出版にて出版継続中(隔月出版、奇数月27日発売)
発行人・編集人
開始 | 終了 | 編集人 | 発行人 | 発行所 |
---|---|---|---|---|
1986年(昭和61年)1月 | 1986年(昭和61年)9月 | 松本裕 | 浅田昌弘 | 三和出版 |
1986年(昭和61年)11月 | 1992年(平成4年)4月 | 松本裕 | 松本裕 | 三和出版 |
1992年(平成4年)5月 | 1992年(平成4年)6月 | 真田信之 | 松本裕 | 三和出版 |
1992年(平成4年)7月 | 1996年(平成8年)4月 | 真田信之 | 東本満 | 三和出版 |
1996年(平成8年)5月 | 1999年(平成11年)3月 | 谷川俊介 | 東本満 | 三和出版 |
1999年(平成11年)4月 | 2005年(平成17年)12月 | 小野寺一 | 東本満 | 三和出版 |
2006年(平成18年)1月 | 2007年(平成19年)6月 | 遠藤靖晃 | 小野寺一 | 三和出版 |
2007年(平成19年)7月 | 2010年(平成22年)3月 | 井出藤吉 | 二宮英次 | 三和出版 |
2010年(平成22年)4月 | 2010年(平成22年)4月 | 井出藤吉、山之内幸 | 二宮英次 | 三和出版 |
2010年(平成22年)5月 | 2012年(平成24年)1月 | 山之内幸 | 井出藤吉 | 三和出版 |
2012年(平成24年)3月 | 2015年(平成27年)3月 | 丘崎太郎 | 松本裕 | 三和出版 |
2015年(平成27年)5月 | 継続中 | 丘崎太郎 | 小野寺一 | 三和出版 |
歴史
SMマニア増刊号時代
通巻第1号(昭和61年/1986年1月)~通巻第3号(昭和61年/1986年5月)までSMマニア増刊号として発行されていた。赤い「マニア」のロゴは通巻第2号から採用された(通巻第1号のみ書体が若干異なる)。
定期刊行化
通巻第4号(昭和61年/1986年7月)以降、定期刊行雑誌としてSMマニアから独立。後にSMマニアは出版社をマイウェイ出版に変更したが、マニア倶楽部は三和出版に残った。
これに伴い通巻第4号より雑誌コードが02012-xxから08331-xxに変更され登録上は別の雑誌という扱いに成っている。これ以降、現在(平成27年/2015年)に至るまで雑誌コードに変更は無い。
月刊化
それまで奇数月の隔月発行だったものが通巻第10号(昭和62年/1987年6月)より月刊化。ページ数も252ページから260ページへと僅かながら増大している。
カラー増大
それまで260ページで統一されていたものが通巻第84号(平成5年/1993年8月 カラー増大号)よりカラー写真を16ページ増大し276ページとし、これ以降しばらく276ページ構成となる。
通巻100号記念カラー増大
通巻第100号(平成6年/1994年12月)にて通巻100号を記念して1巻限りのページ増大を行っている。
合併号
通巻第115号(平成8年/1996年3月4月)にてマニア倶楽部としては初の合併号として3月号と4月号を合併、翌5月号の新装刊に備える。
これ以降、大幅な刷新を行う前月には合併号が登場する様になる。
通巻第230号(平成17年/2005年11月12月)合併号、翌月号から『インスパイア★ハードロマン』
通巻第247号(平成19年/2007年5月6月)合併号、翌月号から『実体験告白誌』に原点回帰
新装刊
通巻第116号(平成8年/1996年5月)より投稿記事などにもカラー写真を多用し、その殆どをカラー化したが同時にページ数を48ページ減らし、これ以降一貫して現在に至るまで228ページ構成としている(通巻第255号は例外)。
インスパイア★ハードロマン
通巻第231号(平成18年/2006年1月)より、それまでの「実体験告白誌」という副題及び通巻第2号(第1号は若干異なる)から続いていた赤い「マニア」のロゴを廃止、紙質まで変更するなど大胆な変革をして装いを新たに「インスパイア★ハードロマン」としている。この号からしばらく継続して団鬼六特集を組み、また初の試みとして付録DVDを付けたが半年後にDVDはいったん廃止される。
DVD付録付き隔月化
通巻第248号(平成19年/2007年7月)より編集・発行人を刷新、新装刊として新装Vol.1から新たに採番(通巻番号を併記)しはじめる。副題を旧来の「実体験告白誌」に戻し、毎号DVDを付録、これを常態とした。
通巻第255号では初の付録DVD2枚組みを刊行したが同時にページ数を196ページに減らしている。DVD2枚組み及び196ページ構成はこの号のみで、次の256号からは付録DVD1枚、ページ数228に戻している。
創刊30周年プレ通巻300号
通巻第299号(平成28年/2016年1月)にてプレ通巻300号を記念して付属DVDの映像を増大している。
通巻300号記念 特別号 DVD2枚組
通巻第300号(平成28年/2016年3月)にて通巻300号を記念してDVD2枚組みを行っている(初のDVD2枚組みは通巻255号)。 また、この号より「マニア」の書体を太字に変更している。
日本緊縛師列伝
- 『日本緊縛師列伝 第一回 大阪夜叉編』 マニア倶楽部2010年(平成22年)3月号
- 『日本緊縛師列伝 第二回 東海 蓬莱かすみ』 マニア倶楽部2010年(平成22年)5月号
- 『日本緊縛師列伝 第三回 北陸 鬼弐束』 マニア倶楽部2010年(平成22年)7月号
- 『日本緊縛師列伝 第四回 北海道 空曼』 マニア倶楽部2010年(平成22年)9月号
- 『日本緊縛師列伝 第五回 四国 縄羅』 マニア倶楽部2010年(平成22年)11月号
- 『日本緊縛師列伝 第六回 関西 紅苑』 マニア倶楽部2011年(平成23年)1月号
- 『日本緊縛師列伝 第七回 東海 PONKICHI』 マニア倶楽部2011年(平成23年)3月号
- 『日本緊縛師列伝 第八回 甲信越 ブッポウソウ』 マニア倶楽部2011年(平成23年)5月号
- 『日本緊縛師列伝 第九回 中国 朱果』 マニア倶楽部2011年(平成23年)7月号
- 『日本緊縛師列伝 第10回 中国 Dumpeal』 マニア倶楽部2011年(平成23年)9月号
- 『日本緊縛師列伝 第11回 東北 本縄匠』 マニア倶楽部2011年(平成23年)11月号
- 『日本緊縛師列伝 第12回 関東 R-TERA』 マニア倶楽部2012年(平成24年)1月号
- 『日本緊縛師列伝 第13回 関東 神威十兵衛』 マニア倶楽部2012年(平成24年)3月号
- 『日本緊縛師列伝 第14回 関西 武田肛悦』 マニア倶楽部2012年(平成24年)5月号
- 『日本緊縛師列伝 第15回 関東 縄次郎』 マニア倶楽部2012年(平成24年)7月号
- 『日本緊縛師列伝 第16回 北海道 こぅじ』 マニア倶楽部2012年(平成24年)11月号
日本緊縛師列伝2
エピソード
本誌を創刊した松本裕氏は通巻第70号(1992年6月号)を最後に編集・発行から退いていたが、通巻第276号(2012年3月号)で実に20年ぶりに発行人として返り咲いている。
注釈