「逆さ吊り」の版間の差分
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逆さ状態で吊る技法。脚を閉じて吊る場合が多いが、開脚状態で逆さ吊りにすと'''開脚逆さ吊り'''になる。 | 逆さ状態で吊る技法。脚を閉じて吊る場合が多いが、開脚状態で逆さ吊りにすと'''開脚逆さ吊り'''になる。 | ||
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[[逆吊り]]、[[吊り責め]]、[[釣責]]、[[開脚逆さ吊り]] | |||
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*[[辻村隆]]は[[山本一章]]との対談で[[木村洋子]]について「[[逆さ吊り|吊り]]に耐える女性では、彼女が一番」と述べている<ref name="Higidangi">[[辻村隆]]『[[辻村隆]]・[[山本一章]]対談 緊縛モデル秘奥談義』[[奇譚クラブ]]1967年(昭和42年)5月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1960/196705/023.html p26]</ref>。 | |||
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画像:TanakoKawabata.jpg|[[辻村隆]]による[[川端多奈子]]逆さ吊り写真 [[奇譚クラブ]] 1954年(昭和29年)3月号より | 画像:TanakoKawabata.jpg|[[辻村隆]]による[[川端多奈子]]逆さ吊り写真 [[奇譚クラブ]] 1954年(昭和29年)3月号より | ||
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[[小林清親]]の『'''新白石噺'''』は上下2冊の合巻で女の責場が7,8点含まれ、その中には洋画風[[逆吊り]]の作品が含まれる<ref name="sonokoro3">[[伊藤晴雨]]『'''其の頃を語る(三) 明治期の被縛画家'''』[[奇譚クラブ]]1953年(昭和28年)8月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195308/01/023.html p28]</ref>。門人の[[小林永興]]がこれを模写して番町皿屋敷のお菊に置き換え講談雑誌『百花園』に挿絵として発表している<ref name="sonokoro3"></ref>。 | |||
1885年(明治18年)、[[月岡芳年]]が『'''奥州安達が原ひとつ家の図'''』を発表。 | 1885年(明治18年)、[[月岡芳年]]が『'''奥州安達が原ひとつ家の図'''』を発表。 | ||
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1952年(昭和27年)頃、[[辻村隆]]が[[川端多奈子]]をモデルに[[逆さ吊り]]の写真。[[奇譚クラブ]] 1954年(昭和29年)3月号に発表されている。 | 1952年(昭和27年)頃、[[辻村隆]]が[[川端多奈子]]をモデルに[[逆さ吊り]]の写真。[[奇譚クラブ]] 1954年(昭和29年)3月号に発表されている。 | ||
==参考となる文献教材== | ==参考となる文献教材== | ||
*柴利好『'''[[逆吊り]]の技法'''』[[奇譚クラブ]]1974年(昭和49年)8月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1970/197408/03/238.html p238] | |||
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2015年3月4日 (水) 08:12時点における最新版
さかさづり
概要
逆さ状態で吊る技法。脚を閉じて吊る場合が多いが、開脚状態で逆さ吊りにすと開脚逆さ吊りになる。
別名
英語表記
トピック
注目すべき作品
-
月岡芳年「奥州安達が原ひとつ家の図」1885年(明治18年)
小林清親の『新白石噺』は上下2冊の合巻で女の責場が7,8点含まれ、その中には洋画風逆吊りの作品が含まれる[2]。門人の小林永興がこれを模写して番町皿屋敷のお菊に置き換え講談雑誌『百花園』に挿絵として発表している[2]。
1885年(明治18年)、月岡芳年が『奥州安達が原ひとつ家の図』を発表。
1921年(大正10年)6月、伊藤晴雨が妊娠していた佐原キセをモデルに『臨月の夫人の逆さ吊り写真』を撮影。この時の様子は、文献[3]に詳しく書かれている。また、この写真は、變態資料1926年(大正15年)12月25日号にが無断掲載されている。
1952年(昭和27年)頃、辻村隆が川端多奈子をモデルに逆さ吊りの写真。奇譚クラブ 1954年(昭和29年)3月号に発表されている。
参考となる文献教材
参考となる緊縛教材
- 長池士『SMにおける縛り方の極意3』(インターラボ, 2002)
- ダーティ工藤『今日からデキるSM講座 達人編』(ロイヤルアート, 2003)
- 麻来雅人『麻来雅人流 上級者のための緊縛術』(三和出版, 2009)(DVD附属)