三谷一馬
提供:SMpedia
みたに かずま、1912年(明治45年) 3月16日- 2005年(平成17年)6月15日 。1912年(明治45年)生。岡本綺堂『半七捕物帖』の挿絵等で名を成す。江戸の時代考証家としても『江戸吉原図聚』などの作品を発表。吉川英治文化賞等。
概要
挿絵画家として活躍した後に、江戸の時代考証家としても活動した。讀切ロマンス、風俗草紙等に作品発表。
別名
略歴
1912年(明治45年) 3月16日、香川県高松市に生まれる[1]。
1934年(昭和9年)、上京して東京美術学校(現在の東京芸術大学)に入学。
1939年(昭和14年)、東京美術学校日本画科卒業。
1973年(昭和48年)、「江戸吉原図聚」で第1回日本作家クラブ受賞。
1987年(昭和62年)、「江戸庶民風俗図絵」「江戸職人図聚」等で第21回吉川英治文化賞受賞。
エピソード
作品
- 眞鍋元之『刺青菩薩』讀切ロマンス1951年(昭和26年)5月号, p208の挿絵。
- 橋爪彦七『血化粧やくざ』娯楽倶楽部 1952年(昭和27年)10月号の挿絵。
- 田岡典夫『銭屋五兵衛』りべらる 1952年(昭和27年)12月号の挿絵。
- 三谷一馬『いれずみ』風俗草紙1953年(昭和28年)12月増刊号, グラビア
- 池沢伸介『雪姫さま御切腹』読切時代小説 1963年(昭和38年)5月号の挿絵。
- 岡本綺堂『半七捕物帳』(青蛙房、1966)
- 三谷一馬『江戸吉原図聚』(立風書房, 1977)
- 三谷一馬『定本江戸商売図絵』(立風書房, 1986)
- 三谷一馬『江戸庶民風俗図絵』(三樹書房, 1999)
引用文献
- ↑ Wikipediaより