大下壮一郎
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おおした そういちろう、19??年(昭和??年)-
活動内容
戦後の謎の緊縛師の一人。伊藤竹酔から須磨利之に引き継がれた一連の写真が大下壮一郎の作品として1980年頃にSM奇譚に紹介される。その作品と同等のものが1950年代の風俗草紙、60年代の風俗奇譚に見ることができる。風俗草紙では上田青柿郎名義になっているものもあるが、明らかにその緊縛手法、作品構図などから、上田青柿郎、大下壮一郎という個性ある緊縛師の存在が推量できる[1]。
別名
略歴
1938年(昭和13年)、大陸に渡り軍の写真撮影技師[1][注 1]。
1946年(昭和21年)、東京で新聞記者。その後風俗草紙で仕事[1][注 1]。
エピソード
- 首縄や机を使った責め、アクロバットなポーズ、寄り気味の写真構図が特徴[1]。
代表作
- 画報風俗奇譚第1集、1950年(昭和35年)5月に大下壮一郎のものと思われる写真[2]。
- 大下壮一郎『縛り師人生録』SM奇譚1979年(昭和54年)11月号-1980年(昭和55年)5月号まで連載。
- 大下壮一郎『ゆすりモデル』SM奇譚1980年(昭和55年)7月号
- 大下壮一郎『手錠の拘束美』SM奇譚1980年(昭和55年)8月号
- 大下壮一郎『若妻の貞操帯』SM奇譚1980年(昭和55年)9月号
- 大下壮一郎『S奇人の情事』SM奇譚1980年(昭和55年)10月号
- 大下壮一郎『旅役者を縛る』SM奇譚1980年(昭和55年)11月号
引用文献
注釈
- ↑ 1.0 1.1 秋田 昌美、濡木痴夢男、不二 秋夫『日本緊縛写真史 1』 (自由国民社, 1996)にもあるように、これは須磨利之による創作履歴の可能性大。
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