桐丘裕詩
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きりおかゆうじ、1919年(大正8年)3月- 1997年(平成9年)
概要
絵師。本名の額田操をはじめ、桐丘裕之、桐丘裕詩の変名でSMファン、別冊SMファン、小説SMファン、SMクラブ、SM秘小説、小説SMセレクトなどに作品発表。南村喬之の名では怪獣イラストや児童出版でも有名である。
別名
額田操(本名)、桐岡裕之、桐丘裕二、矢野ひろし、南村喬之、南村喬
略歴
1919年(大正8年)3月、福島に生まれる。
1948年(昭和23年)、抑留先のシベリアから帰国。
雑誌「日の丸」の別冊付録所収の「はやぶさ童子」で絵物語作家としてデビュー。名前は南村喬
1955年(昭和30年)頃、「少年ブック」「少年画報」などに作品発表。
1959年(昭和34年)3月17日、「週刊少年マガジン」創刊号に矢野ひろし名義で漫画「天平童子」(原作・吉川英治)を執筆(矢野ひろし名義)
1971年(昭和46年)12月、SMファン創刊号に本名の額田操でイラスト。
1979年(昭和54年)、別冊SMファン3月号で、特別企画『桐丘裕詩傑作画廊』
エピソード
作品
- 沢柳ひかり『孤島の裸女』 (真実 日本残酷選書, 10) (浪速書房, 1970)のイラスト。
- 根岸達夫『異常緊縛画集 一流画家による史上最大の残酷セックスの数々』(平安書房, 1970)(額田操・木俣清史・鴇田幹・由谷敏明)
- 『秘禁縄淫画廊』(マイウェイ出版, 2008)
- 南村喬之『咆哮の世紀―南村喬之怪獣画集』(朝日ソノラマ, 1993)
- 結城彩雨『五つの罪 若妻 美臀裁判』(フランス書院, 2010)(イラスト:桐丘裕詩、楡畑雄二、沖渉二)