関孝二

せき　こうじ、1911年(明治44年)-

別名

[1]、関孝司、関孝志

略歴

1911年(明治44年)、東京浅草生まれ。

1930年前後、新興キネマ・東京大泉撮影所に大道具副主任として入社。父が大道具主任。

1940年前後、助監督に転じた後、『隣組』で監督デビュー。大陸に渡り華北電影に入るが現地召集。

1945年頃、目黒にラジオ映画撮影所を設立。日本テレビやTBSで動物映画を制作。

1962年(昭和37年)、『情欲の谷間』(国映)が大ヒット。女ターザン(峰和子)を発案。群馬県の高中温泉で撮影。

1963年(昭和38年)、女ターザン(沼尻真奈美)シリーズの続編『情欲の洞窟』を奥多摩の氷川で撮影。沼尻真奈美が全裸で川を泳ぐ。内外タイムスの文芸部記者であった村井實が取材記事で「おピンク映画」と表現。これが「ピンク映画」の語源とされる。同時に「エロダクション」という表現も他の記者が使い出す。

1967年(昭和42年)4月、『スペシャル』(新日本映画)で谷ナオミが女優デビュー。

1967年(昭和42年)、『変態魔』(日本シネマ)で立体ピンク映画。

1968年(昭和43年)、『恐怖のサディスト　異常性犯罪史』(新日本映画)で立体透視映画。主演は渚まり。

代表作

• 『情欲の洞窟 』(国映, 1963)
• 『スペシャル』(1967.4)(製作:新日本映画、監督：関孝二、出演：谷ナオミ 小柳リカ 達見典子 大月礼子 里見孝二 神原明彦 奈ケ岡信）
• 『おヘソで勝負』(1967.8.5)(製作:国映、監督：関孝二、出演：谷ナオミ 辰巳典子）

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谷ナオミ