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2024年1月15日 (月) 07:57時点における最新版
歴史
林宗宏が社長。
1968年(昭和43年)12月、光明寺三郎訳『壇の浦夜合戦記』発刊。
1969年(昭和44年)、スィンバーン作・片桐童二訳『フロッシー』発刊。
1969年(昭和44年)7月、『えろちか』創刊[注 1]。中田雅久がプラニングに関与[1]。
1971年(昭和46年)、『えろちか』の臨時増刊としてビニ本に近い「Fresh! No,1」を発行[注 2][2]。
1971年(昭和46年)9月、『月刊タッチ』創刊。
1970年代、エド・プロダクツの名前でビニ本を出版。
1972年(昭和47年)、早川佳克が入社。『えろちか』の編集を担当。
1973年(昭和48年)、『幻想と怪奇』を創刊するも倒産。創刊編集長は早川佳克。
所在地
エピソード
- 戦前艶本作品である、光明寺三郎『壇の浦夜合戦記』(三崎書房, 1968) は「フロッシー」等と同時に摘発を受け有罪。
- S&Mスナイパーの早川佳克が大学卒業後最初に就職した出版社。
- あまとりあ社にいた中田雅久が在籍した。
- 後の群雄新社の社長となる明石賢生が在籍した。
- 「(三崎書房は潰れ)(その後はエドプロと名乗って通販とアダルトショップルートでの出版を続け)エドプロの開拓したこのルートはその後も長く生き続け、ライトバンに本を積んで日本中のアダルトショップをまわる営業マンは、法律で禁止されるまでは力武靖のロリコン写真集(さーくる社名義)を売り歩いていた。」[3]
発行書籍
雑誌
書籍
- 秋山正美『PETTING MANNER 1 愛撫のスタイルブック』(三崎書房, 1967)
- 北川和彦『現代女性の性的反応』(三崎書房, 1967)
- 光明寺三郎『壇の浦夜合戦記』(三崎書房, 1968)
- 林美一『まくら絵 江戸庶民のエロス』(三崎書房, 1970) (表紙:村田庄栄)
- 山下諭一『エロス美術館 東方の愛を探る』(三崎書房, 1970) (表紙:村田庄栄)
- 田村隆一・訳『我が秘密の生涯』(三崎書房, 1970) (表紙:篠崎春夫)
- 千草忠夫『貘の棲む館』(挿絵:山田彬弘)(発行:譚奇会、発売:三崎書房, 1970)
- 珠洲九『不適応者の群れ』(譚奇会刊, 三崎書房, 1971)
- 上村一夫『タッチ』(企画・編集:タッチ社、発行:三崎書房 1971)
- 荘徹也『秘楽のSM』(挿絵:山田彬弘)(発行:譚奇会、発売:三崎書房, 1971)
- 白鳥大蔵『緋縮緬地獄』(挿画:美濃村晃)(発行:譚奇会、発売:三崎書房, 1971)
- 松井籟子『淫火』(あとがき:美濃村晃)(発行:譚奇会、発売:三崎書房, 1971)(表紙は栗原伸(=滝麗子)
- 円城寺達『悪目明し犯科帳』(発行:譚奇会、発売:三崎書房, 1971)
- 画集『縄と女』 編集・譚奇会
- 谷貫太『レターM』(譚奇会, 1972)(発売:三崎書房)
- 蘭光生『SM博物館』(三崎書房, 1972)
- 林美一『枕絵の巨匠たち』(三崎書房, 1972)
- 林美一『枕絵師列伝 エロスの創造者たち』(三崎書房, 1972)
- 『航シリーズ1-6』(1983,-1985)
- 『錆びついた命』
- 『ジロがゆく』
- 『はみだし野郎の挽歌』
引用文献
- ↑ 古本夜話10 『マンハント』編集長 中田雅久
- ↑ 川本耕次『昭和ポルノ史 第三章 初期通販本と松尾書房』
- ↑ 川本耕次『ポルノ雑誌の昭和史』(筑摩書房, 2011.10.10)