「写真時代」の版間の差分
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2024年2月24日 (土) 17:19時点における版
しゃしんじだい
概要
白夜書房から1981年(昭和56年)9月に創刊された月刊誌(1984年7月号から)。荒木経惟、森山大道などのプロヴォーク運動の流れをくむ写真家の作品や性風俗情報も満載の白夜書房を代表する雑誌として、1988年(昭和63年)まで続く。
別名
発行年・出版社
白夜書房 1981年(昭和56年)9月
発行人・編集人
主な出来事
1981年(昭和56年)9月、創刊
1982年(昭和57年)5月号
1984年(昭和59年)7月号
- 月刊化。500円。山門恭彦が編集部に新参加。発行部数30万部とある。
- 荒木経惟、安斎信彦、末井昭が京都で白虎社の大須賀勇の取材。
- 『日本の社長!!』連載開始。
- 胡桃舞のショーアップ大宮での最後のショー。
- 「写真時代倶楽部通信 snap1」の記事。1年前に森田富生会長で写真時代倶楽部が発足したが、活動していない。山門恭彦が新会長となり、第一弾のイベントとして6月10日に白夜書房の会議室にて荒木経惟の講演『女と景色について』と撮影会を企画。会員の参加費は1万円。一般は2万円。
1984年(昭和59年)8月号
- 荒木経惟『少女物語』連載開始。
- 森山大道『仲治への旅』連載開始。
- 独多宇一『喜ぶマゾ男』(SMクラブ「アマゾン」での撮影)
- 南ももこ『ファッキングセルフレポート』
- 渡辺和博、南伸坊、森村悠、橋本治、赤瀬川源平
- 「写真時代倶楽部通信 snap2」6月10日の第1回イベント前夜の会長所信演説。
1984年(昭和59年)9月号
1984年(昭和59年)10月号
- 佐伯隆史、石川武史
- 雪村春樹『マクロの女』8月2日の神戸福原の英國屋とオランダ屋のルポ。昔の先輩のコマーシャルカメラマンのハロルド池田がアシスタントと。
- 写真時代倶楽部通信4:8月5日大阪夏の陣のレポート。心斎橋のピクチャー・フォトスタジオでの荒木経惟の個展『バルチュスの夏』にからめておこなわれた様子。5時間。50名。写真に極彩色のペイントを重ねるパフォーマンスをおこなった後に、シャンティ桜宮パートIIでの撮影会。独多宇一が大阪での各種手配。モデルはヨーコ、緊縛師は村田先生、高中流水と友人のケンちゃんがゲスト参加。
1984年(昭和59年)11月号
- 島本慶「東京新風俗新聞」
- 渡辺和博、佐々木教、橋本治、安斎信彦、青石有信
- 『スーパー写真塾』創刊の案内。
- 写真時代倶楽部通信5:第1回コンテスト 荒木経惟撰 熱海旅館、大阪夏の陣での会員が撮影した写真。名古屋での10月21日第3回イベントの予告。
1984年(昭和59年)12月号
- 四方田犬彦、高橋景一
- 雪村春樹『大阪夏都の陣後遺症』5月5日(8月5日の間違いであろう)荒木先生の公演があると聞いてなんばまで末井編集長にはじめて会いにいく。それまで電話で何十回と話している。午後の撮影会も見にいく。神戸の取材があったので、撮影会終了後すぐ失礼した。5月6日(8月6日の間違いであろう。女装撮影3名。末井編集長はいらないと。8月7日、レミ君があぶスタジオに遊びに来てくれる。「兄ちゃん、行こかー」こう呼ぶのは、私の妻である。次の日アベノスキャンダルのようこちゃんとみどりちゃんの撮影。電話で長男に「カエル取っといて」。東京出張に行っていたTVディレクターの宮崎さんが上京を誘っている。
1986年(昭和61年)、2月号
- 第6巻第2号。通巻49号となっている。
- 雪村春樹『ポラロイドヌード』
別冊・増刊号
- 写真時代1984年(昭和59年)3月号増刊『最新風俗特集』
- 第4巻第3号通巻20号。
- 荒木経惟「歌舞伎町デート」