「豊原国周」の版間の差分
提供：SMpedia
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
| (同じ利用者による、間の6版が非表示) | |||
| 1行目: | 1行目: | ||
[[画像:kunichikatoyohara.jpg|250px|thumbnail|1860年(万延元年)[[豊原国周]]による坂東三津五郎演ずる[[浦里]]]] | [[画像:kunichikatoyohara.jpg|250px|thumbnail|1860年(万延元年)[[豊原国周]]による坂東三津五郎演ずる[[浦里]]の[[雪責め]]場面。]] | ||
'''とよはら くにちか'''、1835年(天保6年)6月30日-1900年(明治33年) | '''とよはら くにちか'''、1835年(天保6年)6月30日-1900年(明治33年) 7月1日。幕末から明治にかけての絵師。「'''役者絵の国周'''」。[[伊藤晴雨]]が「芝居の似顔絵で責場の傑作が甚だ多い」「自ら女の被縛画をかくのが道楽であったらしく」と評す。 | ||
==概要== | ==概要== | ||
幕末から明治にかけての絵師。[[ | 幕末から明治にかけての絵師。[[歌川國貞]]の門人。「'''役者絵の国周'''」と称されるように歌舞伎役者の絵が人気<ref name="Wiki">Wikipediaより</ref>。 | ||
==別名== | ==別名== | ||
[http://www.nawapedia.com/index.php?title=english english] | [http://www.nawapedia.com/index.php?title=english english]、荒川八十八、一鶯斎、豊春楼、花蝶斎、花蝶楼、華蝶斎、華蝶楼、一桃、歌清舎、曹玄子、米翁、鶯斎 | ||
==略歴== | ==略歴== | ||
1835年(天保6年)6月30日、東京に生まれる。 | |||
1848年(嘉永元年)、[[歌川國貞]]に弟子入り。 | |||
1900年(明治33年) 7月1日、永眠。 | |||
==エピソード== | ==エピソード== | ||
*[[伊藤晴雨]]『'''其の頃を語る(三) 明治期の被縛画家'''』[[奇譚クラブ]]1953年(昭和28年)8月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195308/01/023.html p28]で解説されている。 | *[[伊藤晴雨]]『'''其の頃を語る(三) 明治期の被縛画家'''』[[奇譚クラブ]]1953年(昭和28年)8月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195308/01/023.html p28]で解説されている。 | ||
*「芝居の似顔絵で責場の傑作が甚だ多い」<ref name="sonokoro">[[伊藤晴雨]]『'''其の頃を語る(三) 明治期の被縛画家'''』[[奇譚クラブ]]1953年(昭和28年)8月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195308/01/023.html p28]</ref>。 | |||
*「貧乏此上なし」「年中酒の気を絶やしたことがない」「酒を呑むと女の責め場を書く癖」「自ら女の被縛画をかくのが道楽であったらしく」<ref name="sonokoro"></ref>。 | |||
*「明治の写楽」と称せられる<ref name="Wiki"></ref>。 | |||
*住いと妻を変えることが癖<ref name="Wiki"></ref>。 | |||
==代表作== | ==代表作== | ||
2014年5月10日 (土) 17:27時点における最新版
とよはら くにちか、1835年(天保6年)6月30日-1900年(明治33年) 7月1日。幕末から明治にかけての絵師。「役者絵の国周」。伊藤晴雨が「芝居の似顔絵で責場の傑作が甚だ多い」「自ら女の被縛画をかくのが道楽であったらしく」と評す。
概要
幕末から明治にかけての絵師。歌川國貞の門人。「役者絵の国周」と称されるように歌舞伎役者の絵が人気[1]。
別名
english、荒川八十八、一鶯斎、豊春楼、花蝶斎、花蝶楼、華蝶斎、華蝶楼、一桃、歌清舎、曹玄子、米翁、鶯斎
略歴
1835年(天保6年)6月30日、東京に生まれる。
1848年(嘉永元年)、歌川國貞に弟子入り。
1900年(明治33年) 7月1日、永眠。
エピソード
- 伊藤晴雨『其の頃を語る(三) 明治期の被縛画家』奇譚クラブ1953年(昭和28年)8月号, p28で解説されている。
- 「芝居の似顔絵で責場の傑作が甚だ多い」[2]。
- 「貧乏此上なし」「年中酒の気を絶やしたことがない」「酒を呑むと女の責め場を書く癖」「自ら女の被縛画をかくのが道楽であったらしく」[2]。
- 「明治の写楽」と称せられる[1]。
- 住いと妻を変えることが癖[1]。
代表作
引用文献
注釈
