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[[画像:SMselect7106.jpg|250px|thumbnail| [[SMセレクト]]1971年(昭和46年)6月号]]
[[画像:SMselect7011.jpg|300px|thumbnail| [[SMセレクト]]1970年(昭和45年)11月創刊号([[実話雑誌]]11月増刊号)。表紙は[[篠崎春夫]]。]]
『'''SMセレクト'''』(えすえむせれくと)
[[画像:SMselect7106.jpg|150px|thumbnail| [[SMセレクト]]1971年(昭和46年)6月号]]
[[画像:SMselect2.jpg|150px|thumbnail| [[SMセレクト]]1976年(昭和51年)2月号より[[藤見郁]]『'''淫花が裂けた倒錯の罠'''』。挿絵は[[林月光]]。]]
[[画像:SMselect3.jpg|150px|thumbnail| [[SMセレクト]]1982年(昭和57年)4月号のグラビアより『'''花芯凌す繩'''』。]]
'''えすえむせれくと'''。1970年(昭和45年)に[[東京三世社]]から創刊。70年代からのSM戦国時代を導く。一部独立して[[サン出版]]から[[SMコレクター]]、[[司書房]]から[[SMファン]]。
== 概要 ==
== 概要 ==
[[東京三世社]]が1970年(昭和45年)11月に創刊したSM雑誌。70年代、80年代のSM雑誌ブームの口火を切った重要な雑誌。創刊には[[宮坂信]]、[[仙田弘]]、[[須磨利之]]などが関わるが、やがて[[宮坂信]]と[[須磨利之]]は[[サン出版]]を設立し[[SMコレクター]]を創刊。その少し前には[[東京三世社]]にいた[[石川精亨]]他3名が[[司書房]]に移り[[SMファン]]を創刊。SM雑誌戦国時代へと突入する。1973年(昭和48年)頃から[[濡木痴夢男]]が緊縛を担当している。
[[東京三世社]]が1970年(昭和45年)11月に創刊したSM雑誌。70年代、80年代のSM雑誌ブームの口火を切った重要な雑誌。創刊には[[宮坂信]]、[[仙田弘]]、[[須磨利之]]などが関わるが、やがて[[宮坂信]]と[[須磨利之]]は[[サン出版]]を設立し[[SMコレクター]]を創刊。その少し前には[[東京三世社]]にいた[[石川精亨]]他3名が[[司書房]]に移り[[SMファン]]を創刊。SM雑誌戦国時代へと突入する。1973年(昭和48年)頃から[[濡木痴夢男]]が緊縛を担当している。
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== 発行人・編集人==
== 発行人・編集人==
編集発行人:[[宮坂信]](創刊号頃)
編集人:[[櫻木徹郎]]、発行人:[[宮坂信]](1971頃〜)
編集人:[[仙田弘]]、発行人:[[石田昇]](1976)
編集人:[[仙田弘]]、発行人:[[石田昇]](1976)


編集人:[[山根麗子]]、発行人:[[石田昇]](1982)
編集人:[[山根麗子]]、発行人:[[石田昇]](1982)
編集発行人:[[兼田和雄]](1990)
== 主な出来事==
== 主な出来事==
1970年(昭和45年)11月、『[[実話雑誌]]』11月増刊号として[[SMセレクト]]が発売。[[宮坂信]]、[[仙田弘]]などが関わる。
1970年(昭和45年)11月、『[[実話雑誌]]』11月増刊号として[[SMセレクト]]が発売。[[宮坂信]]、[[仙田弘]]などが関わる。
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1971年(昭和46年)6月、グラビアに[[池玲子]]が登場。
1971年(昭和46年)6月、グラビアに[[池玲子]]が登場。
1971年(昭和46年)9月、[[喜多玲子]]の『'''妖花無残'''』が掲載。


1971年(昭和46年)7月、[[石川精亨]]他3名が[[司書房]]に移り[[SMファン]]が誕生<ref name="senda"></ref>。
1971年(昭和46年)7月、[[石川精亨]]他3名が[[司書房]]に移り[[SMファン]]が誕生<ref name="senda"></ref>。
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1976年(昭和51年)、[[濡木痴夢男]]と[[杉浦則夫]]のコンビ作品が8月号あたりから登場。
1976年(昭和51年)、[[濡木痴夢男]]と[[杉浦則夫]]のコンビ作品が8月号あたりから登場。
1990年(平成2年)、『'''[[S&Mドミナ倶楽部]]'''』と改題。
==表紙==
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画像:SMselect7011.jpg| [[SMセレクト]]1970年(昭和45年)11月創刊号。[[篠崎春夫]]の表紙。
画像:SMselect7511.png| [[SMセレクト]]1975年(昭和50年)11月号。[[篠崎春夫]]の表紙。
画像:SMselect8810.png|[[SMセレクト]]1988年(昭和63年)10月号。[[本木政美]]の表紙。
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==別冊・増刊号==
==別冊・増刊号==

2023年7月24日 (月) 12:23時点における最新版

SMセレクト1970年(昭和45年)11月創刊号(実話雑誌11月増刊号)。表紙は篠崎春夫
SMセレクト1971年(昭和46年)6月号
SMセレクト1976年(昭和51年)2月号より藤見郁淫花が裂けた倒錯の罠』。挿絵は林月光
SMセレクト1982年(昭和57年)4月号のグラビアより『花芯凌す繩』。

えすえむせれくと。1970年(昭和45年)に東京三世社から創刊。70年代からのSM戦国時代を導く。一部独立してサン出版からSMコレクター司書房からSMファン

概要

東京三世社が1970年(昭和45年)11月に創刊したSM雑誌。70年代、80年代のSM雑誌ブームの口火を切った重要な雑誌。創刊には宮坂信仙田弘須磨利之などが関わるが、やがて宮坂信須磨利之サン出版を設立しSMコレクターを創刊。その少し前には東京三世社にいた石川精亨他3名が司書房に移りSMファンを創刊。SM雑誌戦国時代へと突入する。1973年(昭和48年)頃から濡木痴夢男が緊縛を担当している。

発行年・出版社

1970年(昭和45年)11月〜1990年 東京三世社

発行人・編集人

編集発行人:宮坂信(創刊号頃)

編集人:櫻木徹郎、発行人:宮坂信(1971頃〜)

編集人:仙田弘、発行人:石田昇(1976)

編集人:山根麗子、発行人:石田昇(1982)

編集発行人:兼田和雄(1990)

主な出来事

1970年(昭和45年)11月、『実話雑誌』11月増刊号としてSMセレクトが発売。宮坂信仙田弘などが関わる。

1971年(昭和46年)1月、SMセレクト1月号が発売。隔月から月刊に代わり、2月号発行。3月号は準備不足で休刊[1]

1971年(昭和46年)6月、グラビアに池玲子が登場。

1971年(昭和46年)9月、喜多玲子の『妖花無残』が掲載。

1971年(昭和46年)7月、石川精亨他3名が司書房に移りSMファンが誕生[1]

1972年(昭和47年)7月、宮坂信が退社してサン出版を設立しSMコレクターが誕生。

1973年(昭和48年)11月16日、濡木痴夢男SMセレクトの撮影で花沢正治花沢スタジオを初めて訪問している[2]

1976年(昭和51年)、濡木痴夢男杉浦則夫のコンビ作品が8月号あたりから登場。

1990年(平成2年)、『S&Mドミナ倶楽部』と改題。

表紙

別冊・増刊号

エピソード

引用文献

注釈

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