神浦匠
みうら たくみ、19??年(昭和??年)7月- 2021年(令和3年)11月1日
概要
緊縛師。編集者。1996年(平成8年)に明智伝鬼と共に縛友会を設立し、明智伝鬼流の緊縛技法の普及を進める。明智伝鬼が亡くなった後も、縛友会の総代として縛友会の活動を維持。1980年代には吐夢書房から出版されていたSM雑誌の編集にも携わっていた。
別名
略歴
1960年代?、兵庫県姫路生まれ[1]。
1980年代、パソコン通信のSM関係のフォーラムでSMの世界に入る[2]。
1980年代、明智伝鬼から緊縛手法を習得。
1980年代?、吐夢書房にてS&MスペキュラムやSMスパイラルなどの編集。
1994年(平成6年)、吐夢書房からS&Mスペキュラム創刊。
1996年(平成8年)、明智伝鬼と縛友会を設立。総代は明智伝鬼。主代は神浦匠[注 1]。
1999年(平成11年)10月1日、吐夢書房から『スリット』を創刊。
2002年(平成14年)、明智伝鬼、神浦匠、神凪、天ノ介がユニット「アーク」を結成[注 2]。
2005年(平成16年)、ショーアップ大宮 の『ザ・ビッグSM』他に出演。
2006年(平成18年)7月17日、明智伝鬼永眠。
2006年(平成18年)9月16日、春兜京が縛友会二代目主代を襲名。神浦匠は二代目総代を襲名。
2012年(平成24年)7月28日、麻蝋が縛友会三代目主代襲名。
2014年(平成26年)10月29日-11月3日、『拘束している 写真展』を巣鴨駅前スタジオ「特設ギャラリー」で開催。
2015年(平成27年)10月31日-11月3日、神浦匠企画による『拘束している アート展』を巣鴨駅前スタジオ「特設ギャラリー」で開催。ゲスト出品:杉浦則夫、志摩紫光、一鬼のこ、大黒堂ミロ、天ノ介。
2019年(平成31年)2月2日、巣鴨駅前スタジオで神浦匠、神威十兵衛共同開催の『巣鴨緊縛祭り』。
2021年(令和3年)7月10日、ABILITY STUDIOにて『神浦匠 活動33周年 誕生の宴 縛友会創設30周年記念』パーティー。
2021年(令和3年)11月1日、永眠。
エピソード
- 「古典緊縛継承緊縛師」と自称。
- パフォーマンスのパートナーは神月萌。
代表作
緊縛教材
- 明智伝鬼 神浦匠『緊縛技形宝典 第壱章』(縛友会, 2005)
- 明智伝鬼 神浦匠『緊縛技形宝典 第弐章』(縛友会, 2005)
- 神浦匠『緊縛技形宝典 第参章』(縛友会, 2006)
- 神浦匠『緊縛技形宝典 第四章』(縛友会, 2006)
引用文献
- ↑ SMクラブギャラリー
- ↑ Web Sniper 「緊縛師たちの新時代 〜神浦匠〜」(2007)