ほその かつじ、
1906年(明治39年)頃、柳盛座の巻野憲二一座にいた女形役者。伊藤晴雨がその頃柳盛座に出入りしていたことと、非小説『性液』で取り上げていることから、伊藤晴雨は細野勝次に好感をもっていたものと思われる。
北沢浜之助