「乗馬」の版間の差分

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 SMと言えば鞭と蝋燭と言われるくらい鞭は主役的存在、しかしSM用として市販されている鞭の殆どはSM用であって乗馬用とは形や素材が異なります<ref name='ryumuchi'>詳しくは[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-3.html 龍之巣:SMでの乗馬鞭]参照。</ref>。
 SMと言えば鞭と蝋燭と言われるくらい鞭は主役的存在、しかしSM用として市販されている鞭の殆どはSM用であって乗馬用とは形や素材が異なります<ref name='ryumuchi'>詳しくは[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-3.html 龍之巣:SMでの乗馬鞭]参照。</ref>。
==乗馬服崇拝==
 SMにおける乗馬服姿に対するフェティシズムは、乗馬服が元々男性向けの服装スタイルである事から男性的な強さの象徴であり、また鞭や拍車(はくしゃ)を装備している事から調教を連想させ、女王様/[[ミストレス]]を崇めるM男の構図などがそのまま当てはまりますが、公衆の面前で拍車を装着し鞭を手にしていたとしても戦前は普通の見慣れた光景であったし、戦後においても馬術関連施設とその周辺地域であれば(鞭を携帯せず、かつ、小型の棒拍程度であれば日本中何処でも)パブリックスペースにおいて違和感無く存在出来る点で[[ボンデージ]]姿の女王様とは大きく異なる<ref name='ryufe'>詳しくは[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-10.html 龍之巣:乗馬服姿に対する崇拝]参照。</ref>。
 その姿のまま長靴で踏みつけ、拍車を突き刺し、鞭を当てるといったSM行為が即時実行可能な点が乗馬服姿の特徴と言えるでしょう<ref name='ryufe'></ref>。


==ポニープレイ==
==ポニープレイ==
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 M女/M男を馬(乗馬や馬車馬)に模したロールプレイとして知られています<ref name='ryupony'>詳しくは[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-6.html 龍之巣:ポニーガール]参照。</ref>。
 M女/M男を馬(乗馬や馬車馬)に模したロールプレイとして知られています<ref name='ryupony'>詳しくは[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-6.html 龍之巣:ポニーガール]参照。</ref>。
 
==乗馬服崇拝==


 SMにおける乗馬服姿に対するフェティシズムは、乗馬服が元々男性向けの服装スタイルである事から男性的な強さの象徴であり、また鞭や拍車(はくしゃ)を装備している事から調教を連想させ、女王様/[[ミストレス]]を崇めるM男の構図などがそのまま当てはまりますが、公衆の面前で拍車を装着し鞭を手にしていたとしても戦前は普通の見慣れた光景であったし、戦後においても馬術関連施設とその周辺地域であれば(鞭を携帯せず、かつ、小型の棒拍程度であれば日本中何処でも)パブリックスペースにおいて違和感無く存在出来る点で[[ボンデージ]]姿の女王様とは大きく異なる<ref name='ryufe'>詳しくは[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-10.html 龍之巣:乗馬服姿に対する崇拝]参照。</ref>。
==馴致(じゅんち)と調教==


 その姿のまま長靴で踏みつけ、拍車を突き刺し、鞭を当てるといったSM行為が即時実行可能な点が乗馬服姿の特徴と言えるでしょう<ref name='ryufe'></ref>。
 本来、調教とは痛めつける事が目的ではなく、人が意図した通りの作業を馬などの動物にさせる為のトレーニングを重ねる行為を指し、そして馴致(じゅんち)とはその作業や場の雰囲気などに馴染み抵抗無く受け入れ易い精神状態に仕込んでゆく過程をあらわしています。例えば乗馬での馴致と調教は数年~10年程度掛けて特定の競技や使役に適した状態に向けて少しづつ完成に近付けてゆく長期的で段階的かつ計画的な物であって、たった数時間程度の一過性の行為を指す訳ではありません。およそ3倍の寿命を持つ人間であれば30~40代に成ってようやく調教が完成すると考える事も出来るでしょう<ref name='ryutr'>詳しくは[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-4.html 龍之巣:馴致と調教]参照。</ref>。


<!-- ==メディア== -->
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*[[沼正三]]『あるマゾヒストの手帖から 第72章~第75章』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)11月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195411/01/053.html P60]。
*[[沼正三]]『あるマゾヒストの手帖から 第72章~第75章』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)11月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195411/01/053.html P60]。
*[[森下高茂|森本愛造]]『[[乗馬]]靴と長靴と鞭』再掲、[[奇譚クラブの別冊・増刊号|別冊奇譚クラブ]]1960年(昭和35年)10月 秋冷新星号 [http://nawa-art.com/backnumber/ext/196010_ext/01/093.html p96]。
*[[森下高茂|森本愛造]]『[[乗馬]]靴と長靴と鞭』再掲、[[奇譚クラブの別冊・増刊号|別冊奇譚クラブ]]1960年(昭和35年)10月 秋冷新星号 [http://nawa-art.com/backnumber/ext/196010_ext/01/093.html p96]。
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==乗馬関連写真==
==乗馬関連写真==
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*「鞭打つ女と馬になる男」[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195404/01/020.html 4月号]
*「鞭打つ女と馬になる男」[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195404/01/020.html 4月号]
*「あるマゾヒストの手帖から 挿絵」[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)11月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195411/01/059.html P66]
*「あるマゾヒストの手帖から 挿絵」[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)11月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195411/01/059.html P66]
*・・・書き掛け・・・


==乗馬関連絵画==
==乗馬関連絵画==
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*(4頭立てポニーガール)[[奇譚クラブの別冊・増刊号|奇譚クラブ 臨時増刊号]]1963年[http://nawa-art.com/backnumber/ext/196311_ext/01/004.html 11月 目次挿絵]
*(4頭立てポニーガール)[[奇譚クラブの別冊・増刊号|奇譚クラブ 臨時増刊号]]1963年[http://nawa-art.com/backnumber/ext/196311_ext/01/004.html 11月 目次挿絵]
*[[春川ナミオ]]『[[乗馬]]ゴッコ』[[奇譚クラブ]]1971年(昭和46年)7月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1970/197107/03/183.html p186]
*[[春川ナミオ]]『[[乗馬]]ゴッコ』[[奇譚クラブ]]1971年(昭和46年)7月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1970/197107/03/183.html p186]
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== 引用文献==
== 引用文献==
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2015年12月2日 (水) 12:09時点における最新版


概要

 SMにおける乗馬或いはそれに関連する事柄をモチーフとしたものとして、以下に示すものが挙げられる。

 SMと言えば鞭と蝋燭と言われるくらい鞭は主役的存在、しかしSM用として市販されている鞭の殆どはSM用であって乗馬用とは形や素材が異なります[1]

乗馬服崇拝

 SMにおける乗馬服姿に対するフェティシズムは、乗馬服が元々男性向けの服装スタイルである事から男性的な強さの象徴であり、また鞭や拍車(はくしゃ)を装備している事から調教を連想させ、女王様/ミストレスを崇めるM男の構図などがそのまま当てはまりますが、公衆の面前で拍車を装着し鞭を手にしていたとしても戦前は普通の見慣れた光景であったし、戦後においても馬術関連施設とその周辺地域であれば(鞭を携帯せず、かつ、小型の棒拍程度であれば日本中何処でも)パブリックスペースにおいて違和感無く存在出来る点でボンデージ姿の女王様とは大きく異なる[2]

 その姿のまま長靴で踏みつけ、拍車を突き刺し、鞭を当てるといったSM行為が即時実行可能な点が乗馬服姿の特徴と言えるでしょう[2]

ポニープレイ

奇譚クラブ 1954年(昭和29年)通刊第68号口絵 ポニーガール

 M女/M男を馬(乗馬や馬車馬)に模したロールプレイとして知られています[3]

馴致(じゅんち)と調教

 本来、調教とは痛めつける事が目的ではなく、人が意図した通りの作業を馬などの動物にさせる為のトレーニングを重ねる行為を指し、そして馴致(じゅんち)とはその作業や場の雰囲気などに馴染み抵抗無く受け入れ易い精神状態に仕込んでゆく過程をあらわしています。例えば乗馬での馴致と調教は数年~10年程度掛けて特定の競技や使役に適した状態に向けて少しづつ完成に近付けてゆく長期的で段階的かつ計画的な物であって、たった数時間程度の一過性の行為を指す訳ではありません。およそ3倍の寿命を持つ人間であれば30~40代に成ってようやく調教が完成すると考える事も出来るでしょう[4]


乗馬関連記事・小説

乗馬関連写真

  • 「鞭打つ女と馬になる男」奇譚クラブ1954年(昭和29年)4月号
  • 「あるマゾヒストの手帖から 挿絵」奇譚クラブ1954年(昭和29年)11月号, P66
  • ・・・書き掛け・・・

乗馬関連絵画

引用文献

  1. 詳しくは龍之巣:SMでの乗馬鞭参照。
  2. 2.0 2.1 詳しくは龍之巣:乗馬服姿に対する崇拝参照。
  3. 詳しくは龍之巣:ポニーガール参照。
  4. 詳しくは龍之巣:馴致と調教参照。

注釈

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つながり

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