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==概要==
==概要==
SMにおける乗馬或いはそれに関連する事柄をモチーフとしたものとして、以下のものが挙げられる。
 SMにおける乗馬或いはそれに関連する事柄をモチーフとしたものとして、以下に示すものが挙げられる。


===乗馬鞭===
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 SMと言えば鞭と蝋燭と言われるくらい鞭は主役的存在だが、SM用として市販されている鞭の殆どはSM用であって乗馬用とは形や素材が異なる。


 乗馬鞭には乗り手が使う短鞭と長鞭の他に調教用の追い鞭などが主に知られているが、このうちSMグッズショップでは主に短鞭を模した柔らかいものがSM用の乗馬鞭として市販されている。短鞭は扱い易く軽く当てるのみであれば初心者向きでもある。
 SMと言えば鞭と蝋燭と言われるくらい鞭は主役的存在、しかしSM用として市販されている鞭の殆どはSM用であって乗馬用とは形や素材が異なります<ref name='ryumuchi'>詳しくは[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-3.html 龍之巣:SMでの乗馬鞭]参照。</ref>。


''1.短鞭''
==乗馬服崇拝==


 短鞭は、ジャンプ競技や野外騎乗などで利用される最も普及した乗馬鞭。乗り手の片腕程の長さで釣竿程度に撓る棒状のものが一般的だが、上級者は馬や乗り手に合わせてカスタマイズ或いはオーダーメイドされた物を愛用する。
 SMにおける乗馬服姿に対するフェティシズムは、乗馬服が元々男性向けの服装スタイルである事から男性的な強さの象徴であり、また鞭や拍車(はくしゃ)を装備している事から調教を連想させ、女王様/[[ミストレス]]を崇めるM男の構図などがそのまま当てはまりますが、公衆の面前で拍車を装着し鞭を手にしていたとしても戦前は普通の見慣れた光景であったし、戦後においても馬術関連施設とその周辺地域であれば(鞭を携帯せず、かつ、小型の棒拍程度であれば日本中何処でも)パブリックスペースにおいて違和感無く存在出来る点で[[ボンデージ]]姿の女王様とは大きく異なる<ref name='ryufe'>詳しくは[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-10.html 龍之巣:乗馬服姿に対する崇拝]参照。</ref>。


 SMで乗馬用の短鞭を利用するメリットは、硬くて短い為に狙った場所に難なく当てる事が出来る為、僅かな練習で思い通りの痛みを思い通りの部位に局所的かつ的確に与える事が可能で、また、乗馬や競馬で使われる見せ鞭としてや、軽く肌を撫でる様にして愛撫などにも利用出来る。表面が皮製の物が多く、実用的な道具として製造されている為に耐久性が有り、不慮の事故で意図しない切り傷を作ってしまう様な事故も起き難い。
 その姿のまま長靴で踏みつけ、拍車を突き刺し、鞭を当てるといったSM行為が即時実行可能な点が乗馬服姿の特徴と言えるでしょう<ref name='ryufe'></ref>。


''2.長鞭''
==ポニープレイ==
[[画像:KK195405 PAGE014.jpg|150px|thumbnail|奇譚クラブ 1954年(昭和29年)通刊第68号口絵 ポニーガール]]


 長鞭は、ドレッサージュ(馬場馬術)で利用される人の背丈程度の長さで釣竿程度の硬さの棒状の鞭で、先端部分に数センチ程の皮や紐が取り付けられている物。通常は右手の親指側に鞭の後端を持ち手首のスナップを使って軽く馬の臀部に触れる程度に当てて使うが、人肌に使うと軽い操作で局所的に鋭い痛みを与える事が可能である。SMで利用するには前もってある程度の練習が必要だが、素材が硬い為に大きく的を外す様な事はなくSM用として売られている[[一本鞭]]よりも扱い易い。難点は[[一本鞭]]よりも地味で、見た目の派手さが足りない事。
 M女/M男を馬(乗馬や馬車馬)に模したロールプレイとして知られています<ref name='ryupony'>詳しくは[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-6.html 龍之巣:ポニーガール]参照。</ref>。


''3.追い鞭''
==馴致(じゅんち)と調教==


 調教の過程で利用される鞭、長鞭より更に長い鞭の先端に、それよりも長いロープが付けられていて、調教師が馬から数メートル離れた位置から馬を追い立てる為に利用する。馬体に直接当てる事はあまり無く、鞭の音を使った威嚇によってする。SMで利用するには長過ぎて不向きだが、SMショーの演出としては効果的かもしれない。但し先端が目に入れば失明の危険が非常に高く、かつ相当の錬度が必要な為あまり御勧めは出来ない。乗馬の調教でも目に入らない様に先端部分が地を這う様にして使われる事が多い。
 本来、調教とは痛めつける事が目的ではなく、人が意図した通りの作業を馬などの動物にさせる為のトレーニングを重ねる行為を指し、そして馴致(じゅんち)とはその作業や場の雰囲気などに馴染み抵抗無く受け入れ易い精神状態に仕込んでゆく過程をあらわしています。例えば乗馬での馴致と調教は数年~10年程度掛けて特定の競技や使役に適した状態に向けて少しづつ完成に近付けてゆく長期的で段階的かつ計画的な物であって、たった数時間程度の一過性の行為を指す訳ではありません。およそ3倍の寿命を持つ人間であれば30~40代に成ってようやく調教が完成すると考える事も出来るでしょう<ref name='ryutr'>詳しくは[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-4.html 龍之巣:馴致と調教]参照。</ref>。


===乗馬服姿に対する崇拝===
<!-- ==メディア== -->
 乗馬服姿に対するフェティシズムの一種。


 乗馬服といっても多種多様であるが、馬術競技毎に厳格なドレスコードが有る。
==乗馬関連記事・小説==
 
<!-- 奇譚クラブ1952-06 ~ 1953-02 までチェック済み。今まで見た感じ毎号何らかの馬がらみSMが登場する為、このまま追記してゆくと200以上に成ってしまう。 -->
 ドレッサージュの公式な場での乗馬服は、基本的には燕尾服にシルクハットと皮手袋であるが、パンツ(ズボン)は動き易さを重視したスパッツに近い形で内股に皮製のパットがあてられ、履物は長靴である。これ以外に競技会等において許されるのは自国の正式な軍服のみであり、つまり、元々は男性向けの正装であり厳格なドレスコードがある。これを基本形として競技会向けに動き易く略式としシルクハットを丈の短いものにしたものを男女ともに着ている。
*[[江戸川乱歩]]『両人奇怪なる曲馬をすき見すること』([[猟奇の果]])[[文藝倶楽部]]1930年(昭和5年)1月~12月まで掲載
 
*[[森下高茂|森本愛造]]『[[乗馬]]靴と長靴と鞭』[[奇譚クラブ]]1953年(昭和28年)4月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195304/01/025.html p30]。
 ジャンプの公式な場での乗馬服はドレッサージュに準ずるが燕尾ではなくジャケット、シルクハットではなく乗馬用のヘルメットが使われている。
*[[池田繼男]]『乗馬靴への執着』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)3月号, p49。
 
*[[眞砂十四郎]]『二百字讃歌』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)5月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195405/PAGE084.html p84]。
 ウエスタン競技の公式な場での乗馬服は、ウエスタンブーツに大きな回転式の拍車、ジーンズ、チャップス、襟付きシャツ、テンガロンハットが基本で、日本国内では西部劇などで目にする姿であるが、国内でも馬術競技会では実物を目にする事が出来る。競技のルールとしてこれらの着衣が義務付けられており、テンガロンハットを落とすと減点などの厳しい採点ルールが有る。ウエスタン競技の特徴の一つとして牧畜作業を基本としている為に手を封じてしまう鞭は持たないが、牛追い系の競技においては捕縛用のロープを手にす事がある。
*[[乗杉貴代子]]『サド女の人妻期 ダイアナ夫人』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)5月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195405/PAGE104.html p104]。
 
*[[吾妻新]]・[[畔亭数久]]『絵物語 牧場物語』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)9月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195409/01/007.html p12]。
 SMにおける乗馬服姿に対するフェティシズムは、女王様を崇めるM男の構図などがそのまま当てはまるが、公衆の面前で拍車を装着し鞭を手にしていたとしても戦前は普通の見慣れた光景<ref group="注">但し男性はともかくとして戦前は女性が大股を開いて乗り物に跨る事は敬遠されていた時代でもあり、女性が馬に跨る事自体が少なかったと思われる。アマゾンスタイルという横乗り騎乗スタイルが女性向けとされ、その場合の乗馬服姿は基本的にロングドレスであり、日本ではあまり普及しなかった。但し、現在でもアマゾンスタイルは極少数の愛好家によって実践されている。</ref>であったし、戦後においても馬術関連施設とその周辺地域であれば違和感無く存在出来る点でボンテージ(bondage)姿とは大きく異なる。
*[[天泥盛英]]『長靴愛好癖について』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)10月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195410/265.html P270]。
 
*[[沼正三]]『あるマゾヒストの手帖から 第72章~第75章』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)11月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195411/01/053.html P60]。
 乗馬をあまり見掛けなくなった現代においても、馬術競技会や会場周辺レストラン等では普通に見掛ける光景であり、その姿のまま長靴で踏みつけ、拍車を突き刺し、鞭を当てるといったSM行為が即時実行可能であり、そこから想像を膨らませる事でフェティシズムに文字通り拍車を掛けるであろう事が容易に想像出来る。
*[[森下高茂|森本愛造]]『[[乗馬]]靴と長靴と鞭』再掲、[[奇譚クラブの別冊・増刊号|別冊奇譚クラブ]]1960年(昭和35年)10月 秋冷新星号 [http://nawa-art.com/backnumber/ext/196010_ext/01/093.html p96]。
 
*・・・書き掛け・・・
===ポニーガール===
 M女を馬(乗馬ではなく主に馬車馬)に模したロールプレイとして知られている。
 
 ポニーとは比較的小型の馬種の事で、成人男性が騎乗した場合は不恰好に映る為、子供や女性の乗馬として或いは一頭立ての小型馬車用の馬車馬として使役されている。M女を馬に見立ててロールプレイをした場合にも、まさにこれと同様に騎乗しては不恰好に映り、とても乗用には耐えられないが、小型軽量馬車の馬車馬としてなら、ちょうど人力車の様に軽快に使役させる事も比較的容易であり、従って馬車馬としての美しい歩様に向けての調教や、馬車馬としての馬具の装着、実際に馬車を引かせる行為などがポニープレイの内容である。本格的なポニープレイには専用のオーダーメイド馬具と、気品の有る小型の乗用馬車が必要であり、経済的なハードルが高い。
 
 別の側面として、馬は、その体格が大きい品種ほど性格がおっとりしているが、逆に小型の品種であるポニーは女性のヒステリー同様に短気を起こす性格の馬が多いが、ポニープレイにおいても、ヒステリーに似たじゃじゃ馬ぶりを見せるM女を調教し馴致してゆく過程を楽しむといった意味が込められているのかもしれない。


===調教と馴致===
 本来、調教とは痛めつけたりするのが目的ではなく、人が意図した作業を馬などの動物にさせる為のトレーニングを重ねる行為を指す。そして馴致とは意図した作業に動物が馴染んでゆく様子をあらわしている。
 SMにおける調教は時として漠然としていて単にSMプレイの事を指すと思われがちだが、本来の意味からいって、Sの側がMに対して何らかの目標を設定し、その目標を達成出来る様にトレーニングを重ねる事を指すべきで、「命令」に対して「反抗」した場合にのみ鞭などで罰を与え、逆に「従順」であった場合は愛撫して褒めてあげる事によって、いわゆる飴と鞭によってトレーニングを重ねてゆく行為を指すべきである。但し、M側にとっては鞭が飴に成り得る所にSMの醍醐味とでもいうものが潜んでいる様に思う。
==乗馬関連記事==
*[[森下高茂|森本愛造]]『[[乗馬]]靴と長靴と鞭』[[奇譚クラブ]]1953年(昭和28年)4月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195304/01/025.html p30]。
==乗馬関連写真==
==乗馬関連写真==
<!-- 奇譚クラブ1952-06 ~ 1953-02 までチェック済み。今まで見た感じ毎号何らかの馬がらみSMが登場する為、このまま追記してゆくと200以上に成ってしまう。 -->
*「鞭打つ女と馬になる男」[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195404/01/020.html 4月号]
*「あるマゾヒストの手帖から 挿絵」[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)11月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195411/01/059.html P66]
*・・・書き掛け・・・


==乗馬関連絵画==
==乗馬関連絵画==
<!-- 奇譚クラブ1952-06 ~ 1953-02 までチェック済み。今まで見た感じ毎号何らかの馬がらみSMが登場する為、このまま追記してゆくと200以上に成ってしまう。 -->
*『お座敷ストリップ色勇伝 挿絵』[[奇譚クラブ]]1952年(昭和27年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195207/035.html 7月号 P40]
*『猟奇派小説名場面集(乱歩の巻)挿絵』[[奇譚クラブ]]1952年(昭和27年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195302/01/005.html 2月号 P9]
*『サディズムの精髄 挿絵』[[奇譚クラブ]]1952年(昭和27年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195303/01/018.html 3月号 P23]
*[[あつし]]『女房の馬になった夢を見た』[[朝日新聞]]1954年(昭和29年)元旦, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195411/01/055.html 奇譚クラブ 通刊74号P62に引用記事]。
*『美しき馬の調教1』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195402/009.html 2月号口絵]
*『美しき馬の調教2』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195402/008.html 2月号口絵]
*『巧みな調教師1』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195403/009.html 3月号口絵]
*『巧みな調教師2』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195403/008.html 3月号口絵]
*『美しき小馬のセリ賣り1』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195404/01/007.html 4月号口絵]
*『美しき小馬のセリ賣り2』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195404/01/008.html 4月号口絵]
*『車を輓く小馬1』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195405/PAGE015.html 5月号口絵]
*『車を輓く小馬2』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195405/PAGE014.html 5月号口絵]
*『二百字讃歌 挿絵』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195405/PAGE095.html 5月号 P95]
*『サド女の人妻期 ダイアナ夫人 挿絵』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195405/PAGE112.html 5月号 P112]
*『PONY』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195406/008.html 6月号口絵]
*『くつわをかまされる恐怖』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195406/007.html 6月号口絵]
*『豪華なよそほい』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195407/01/007.html 7月号口絵]
*『PONY』(再掲)[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195408/041.html 8月号 P50]
*[[畔亭数久]]『牧場物語 挿絵』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)9月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195409/01/014.html p19]。
*[[飛田良二]]『巻頭 口絵 ひよこ馬車』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)10月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1950/195410/005.html p10]。
*[[四馬孝]]『女体輓馬』[[奇譚クラブ]]1959年(昭和34年)[http://nawa-art.com/backnumber/ext/195904ext/01/028.html 4月臨時増刊号 P31]
*[[四馬孝]]『厩』[[奇譚クラブ]]1960年(昭和35年)[http://nawa-art.com/backnumber/ext/196010_ext/01/012.html 10月号口絵]
*[[滝れい子]]『[[乗馬]]靴と長靴と鞭』[[奇譚クラブの別冊・増刊号|別冊奇譚クラブ]]1960年(昭和35年)10月 秋冷新星号 [http://nawa-art.com/backnumber/ext/196010_ext/01/094.html p97]。
*『乗馬スタイルのドミナ』[[奇譚クラブ]]1960年[http://nawa-art.com/backnumber/1960/196011/01/047.html 11月号口絵]([[Bizarre]]より転載)
*(4頭立てポニーガール)[[奇譚クラブの別冊・増刊号|奇譚クラブ 臨時増刊号]]1963年[http://nawa-art.com/backnumber/ext/196311_ext/01/004.html 11月 目次挿絵]
*[[春川ナミオ]]『[[乗馬]]ゴッコ』[[奇譚クラブ]]1971年(昭和46年)7月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1970/197107/03/183.html p186]
*[[春川ナミオ]]『[[乗馬]]ゴッコ』[[奇譚クラブ]]1971年(昭和46年)7月号, [http://nawa-art.com/backnumber/1970/197107/03/183.html p186]
*・・・書き掛け・・・


==[[ポニーガール]]==
*[[奇譚クラブ]]1954年[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195402/008.html 2月号]([[Bizarre]]より転載)
*[[奇譚クラブ]]1954年[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195403/009.html 3月号]([[Bizarre]]より転載)
*「美しき子馬のセリ賣り」[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)4月号、[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195404/01/007.html 口絵]([[Bizarre]]より転載)
*[[奇譚クラブ]]1954[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195405/PAGE014.html 5月号]
*「PONY」[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)6月号、[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195406/008.html 口絵]
*「豪華なよそほい」[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)7月号、[http://nawa-art.com/backnumber/1950/195407/01/007.html 口絵]
==トピックス==
== 引用文献==
== 引用文献==
<references/>
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== お役たちweb==
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==つながり==
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[[John Willie]]
[[John Willie]]
[[Bizarre]]
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[[龍]]、
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[[Category:昭和SM文化]]
 
[[Category:フェチシズム]]
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[[Category:総索引]]
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2015年12月2日 (水) 12:09時点における最新版


概要

 SMにおける乗馬或いはそれに関連する事柄をモチーフとしたものとして、以下に示すものが挙げられる。

 SMと言えば鞭と蝋燭と言われるくらい鞭は主役的存在、しかしSM用として市販されている鞭の殆どはSM用であって乗馬用とは形や素材が異なります[1]

乗馬服崇拝

 SMにおける乗馬服姿に対するフェティシズムは、乗馬服が元々男性向けの服装スタイルである事から男性的な強さの象徴であり、また鞭や拍車(はくしゃ)を装備している事から調教を連想させ、女王様/ミストレスを崇めるM男の構図などがそのまま当てはまりますが、公衆の面前で拍車を装着し鞭を手にしていたとしても戦前は普通の見慣れた光景であったし、戦後においても馬術関連施設とその周辺地域であれば(鞭を携帯せず、かつ、小型の棒拍程度であれば日本中何処でも)パブリックスペースにおいて違和感無く存在出来る点でボンデージ姿の女王様とは大きく異なる[2]

 その姿のまま長靴で踏みつけ、拍車を突き刺し、鞭を当てるといったSM行為が即時実行可能な点が乗馬服姿の特徴と言えるでしょう[2]

ポニープレイ

奇譚クラブ 1954年(昭和29年)通刊第68号口絵 ポニーガール

 M女/M男を馬(乗馬や馬車馬)に模したロールプレイとして知られています[3]

馴致(じゅんち)と調教

 本来、調教とは痛めつける事が目的ではなく、人が意図した通りの作業を馬などの動物にさせる為のトレーニングを重ねる行為を指し、そして馴致(じゅんち)とはその作業や場の雰囲気などに馴染み抵抗無く受け入れ易い精神状態に仕込んでゆく過程をあらわしています。例えば乗馬での馴致と調教は数年~10年程度掛けて特定の競技や使役に適した状態に向けて少しづつ完成に近付けてゆく長期的で段階的かつ計画的な物であって、たった数時間程度の一過性の行為を指す訳ではありません。およそ3倍の寿命を持つ人間であれば30~40代に成ってようやく調教が完成すると考える事も出来るでしょう[4]


乗馬関連記事・小説

乗馬関連写真

  • 「鞭打つ女と馬になる男」奇譚クラブ1954年(昭和29年)4月号
  • 「あるマゾヒストの手帖から 挿絵」奇譚クラブ1954年(昭和29年)11月号, P66
  • ・・・書き掛け・・・

乗馬関連絵画

引用文献

  1. 詳しくは龍之巣:SMでの乗馬鞭参照。
  2. 2.0 2.1 詳しくは龍之巣:乗馬服姿に対する崇拝参照。
  3. 詳しくは龍之巣:ポニーガール参照。
  4. 詳しくは龍之巣:馴致と調教参照。

注釈

お役たちweb

つながり

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