倒産した出版社から放出されたり、あるいは在庫がだぶついた際に古書として取り扱いされる、正規の流通に乗らない本を意味する。特に1949年(昭和24年)〜1953年(昭和28年)頃には、カストリ雑誌を解体・再構成して販売するゾッキ本ブームがあり、いくつかの大きな出版社の母体がこの時期に生まれている。
日生堂 日本特集出版社 夜久勉 大洋図書 三世社