サスペンスマガジン

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サスペンスマガジン 1965年(昭和40年)創刊号
サスペンスマガジン 1966年(昭和41年)12月号の須賀敏浪人獣』。挿絵は美濃村晃(どちらも須磨利之の変名)。
サスペンスマガジン 1975年(昭和50年)10月号のグラビア『縛悦の羞女』。モデル:橋本ゆき、カメラ:田中真也、演出:志摩基治

さすぺんすまがじん。1965年(昭和40年)から15年間久保書店から発行。編集人は濡木痴夢男から島本春雄。発行当初は大薮春彦、筒井康隆などの一般小説も。

概要

1965年(昭和40年)から1980年(昭和55年)までの15年間にわたり発行されたミステリーマガジン。裏窓の改題雑誌と位置づけられるが、一般的なミステリー作品も掲載していた。

別名

サスペンス・マガジン

発行年・出版社

1965年(昭和40年)2月ー1980年(昭和55年)12月、久保書店

発行人・編集人

1965年(昭和40年)2月から1969年(昭和44年)5月号までは編集人は飯田豊一、発行人:久保藤吉

1972年(昭和47年)1月号から1980年(昭和55年)12月は片山博友、発行人:久保藤吉

主な出来事

1965年(昭和40年)2月、創刊。編集人は飯田豊一豊田一狼、大薮春彦、筒井康隆、祖父江新 / 落合竜二、山田風太郎 / 美濃村晃他が執筆している。

1969年(昭和44年)5月、休刊。

1972年(昭和47年)1月、復刊。第6巻第1号。編集人は片山博友。発行人:久保藤吉。250円。

1980年(昭和55年)12月、休刊。

別冊・増刊号

  • 1972年(昭和47年)10月増刊号
  • 1973年(昭和48年)10月増刊号

エピソード

  • 植草甚一、筒井康隆なども執筆している。
  • 館淳一「筒井康隆の作品はみな転載モノです。彼はこの雑誌の性格を知らず、ミステリ系雑誌だと勘違いしたようで、のちに掲載を断っています。私は創刊号買いまして、逆に筒井の作品が載っていることで仰天しました。(笑)『裏窓』からの読者には後継誌だと分かっていたわけですから。」(Facebookへのコメント。2016.1.16)
  • 島本春雄志摩基治の変名でサスペンスマガジンに緊縛[1]

脚注

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