日正堂
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概説
上野にあったゾッキ本屋で後に出版もおこなうようになる。文献資料刊行会や白夜書房のバック。高倉一は日正堂の役員でもあった[1]。
歴史
双葉社の倶楽部雑誌をゾッキ本として扱い大きくなった[1]。
所在地
台東区東上野3-28-5
代表的な雑誌・書籍
雑誌
- 『風俗奇譚』1960年(昭和35年)1月。
- 『秘蔵版風俗画報』1964年(昭和39年)。編集兼発行人:高倉一、発行所:文献資料刊行会、発売元:日正堂
- 『月刊小説マガジン』1977年(昭和52年)5月1日。編集兼発行人:末井昭、編集:セルフ出版、発行:日正堂、印刷:三晃印刷株式会社
- 『セクシー・タイム』1985年(昭和60年)5月1日。編集人:長井成司、発行人:中道秀弘
- 『バディ』1994年(平成6年)2月21日。編集発行人:寺本安博、発行所:テラ出版、発売所:日正堂、印刷所:スリーライト
- 『キャッシー』 編集人:長井成司
- 『ボディスペシャル』
- 『NANPA写真』
- 『ベスト官能』 編集人:阿仁幸吉
- 『告白実話』
- 『実話体験告白』
書籍
エピソード
- 濡木痴夢男は「神保町のすずらん通りの裏側にあった」「夏目漱石、芥川龍之介、森鴎外などの版権が切れた時で、日正堂はそれらを廉価本で出し、儲けていた」「それでSM雑誌にも目をつけ、『風俗奇譚』を創刊したわけです」と述懐している[2]。
- 社長は佐藤益実。