その後の奇譚クラブ

概要

1975年(昭和50年)に休刊した奇譚クラブだが、その後商標権は吉田稔から賀山茂に移り、1982年(昭和57年)には『奇譚クラブ復刊号』が、1994年には芳友舎(当時)から『奇譚クラブレーベル』が生まれている。これらとは別に、1990年代に奇譚クラブ平成版が出版されている。奇譚クラブの商標権は2010年頃に賀山茂が非SM系の人手にわたっている。

後続誌

• 1980年代、奇譚クラブ復刊号　きたん社　雑誌コード 02805-xx
• 1990年代、奇譚クラブ平成版　ユニ報創　雑誌コード 05322-xx

関連書籍

• 奇譚研究会『奇譚クラブ ダイジェスト復刻版』(ワンツーマガジン社, 2002)(ISBN 4-90157-916-9)
• 北原童夢・早乙女宏美『「奇譚クラブ」の人々』(河出書房新社, 2003)(ISBN 4-30947-445-4)
• 濡木痴夢男『「奇譚クラブ」の絵師たち』(河出書房新社, 2004)(ISBN 4-30947-459-4)
• 濡木痴夢男『「奇譚クラブ」とその周辺』(河出書房新社, 2006)(ISBN 4-30948-157-4)

奇譚クラブを冠するもの

AV作品

• 1995年～、奇譚クラブシリーズ　h.m.p

雑誌・書籍

• 2000年、奇譚クラブ(SM写真集 THE BEST OF 奇譚クラブ)　三和出版 ISBN 4-88356-779-6

　上記AV作品奇譚クラブシリーズを元にしたSM写真集。巻末にVHSビデオの一覧が70タイトル程掲載されている。

つながり

• 奇譚クラブ
• カストリ雑誌時代の奇譚クラブ
• 奇譚クラブの別冊・増刊号
• その後の奇譚クラブ
• 美しき縛しめ
• 奇譚クラブの分譲写真
• KK通信
• 奇譚クラブのモデル達
• 奇譚クラブの読者座談会
• 非小説『性液』
• SMカメラ・ハント
• 鬼六談義
• 白表紙

吉田稔、須磨利之、辻村隆、塚本鉄三、杉原虹児、伊藤晴雨、濡木痴夢男、中康弘通、沼正三、森下高茂、団鬼六、山岸康二、千草忠夫、芳野眉美、朝野祐、 喜多玲子、滝麗子、都築峰子、北原純子、畔亭数久、南村俊平、南川和子、小妻容子、四馬孝、春川ナミオ、室井亜砂二、 切腹、 灸、 女斗美、 ネクタール、 乗馬、 ラバー・ゴム、 スパンキング、 ソドミア、 鼻責め、 猿轡、 蜂胴、 浣腸、 六尺、 脚、 磔、 ゼンタイ ミイラ縛り