「テンプレート:雪村流における縄尻」の版間の差分

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===雪村流での「[[縄尻]]」の用法===
===雪村流での「[[縄尻]]」の用法===
*'''縄尻''':「[[後手縛り]]の手首近く」「足首」「首」「髪」などにコントロールの起点部分から手に持った縄の端までの領域に相当する縄を意味する。受け手とのコミュニケーションに用いる、機能的な分類での縄のこと。
*'''縄尻''':「[[後手縛り]]の手首近く」「足首」「首」「髪」などにコントロールの起点部分から、縛り手が握る縄の部分までの領域に相当する縄を意味する。受け手とのコミュニケーションに用いる、機能的な分類での縄のこと。
*'''縄尻を取る''':「[[後手縛り]]の手首近く」「足首」「首」「髪」などに[[縄尻]]の起点となる「留め」や「結び」を形成すること。
*'''縄尻を取る''':「[[後手縛り]]の手首近く」「足首」「首」「髪」などに[[縄尻]]の起点となる「留め」や「結び」を形成すること。
*'''縄尻を引く''':[[縄尻]]を引く際の「力」「方向」「質」を変えることで受け手の感情のコントロールをおこなうこと。縄を用いず、[[縄尻]]の起点となる「[[後手縛り]]の手首近く」「足首」「首」「髪」部分を、直接手でコントロールすす場合もある。
*'''縄尻を引く''':[[縄尻]]を引く際の「力」「方向」「質」を変えることで受け手の感情のコントロールをおこなうこと。縄を用いず、[[縄尻]]の起点となる「[[後手縛り]]の手首近く」「足首」「首」「髪」部分を、直接手でコントロールすす場合もある。

2015年2月25日 (水) 13:05時点における版

緊縛シーンにおいては縄尻を、2つに折った縄(折り掛け縄) の「開放端」(折り返しではない方)を意味する表現として用いる場合が多い。 しかしながら、雪村春樹雪村流では、縄尻を縛り手による「受け手のコントロールに用いる縄」として用いている。すなわち、縄の特定部分を表わすというよりはむしろ、機能的な分類による縄の種類を表している。この意味では縄尻の古典的な用法である「罪人などを縛った縄の一端を余して連行する人が持つ部分」に近い使い方とも言える。

雪村流では「後手縛りの手首近く」「足首」「首」「髪」などにコントロールの起点となる「留め」や「結び」を形成し(これを「縄尻を取る」と表現する)、ここから伸びるいわゆる縄の端、すなわち一般的な意味での縄尻を引く際の「力」「方向」「質」を変えることで(これを「縄尻を引く」と表現する)受け手の感情のコントロールをおこなう。同時に、受け手からの反応を縄尻を通じて受け取る。すなわち、「縛り手」と「受け手」がコミュニケーションをおこなう機能をもった縄が『縄尻』となる。

雪村流での「縄尻」の用法

  • 縄尻:「後手縛りの手首近く」「足首」「首」「髪」などにコントロールの起点部分から、縛り手が握る縄の部分までの領域に相当する縄を意味する。受け手とのコミュニケーションに用いる、機能的な分類での縄のこと。
  • 縄尻を取る:「後手縛りの手首近く」「足首」「首」「髪」などに縄尻の起点となる「留め」や「結び」を形成すること。
  • 縄尻を引く縄尻を引く際の「力」「方向」「質」を変えることで受け手の感情のコントロールをおこなうこと。縄を用いず、縄尻の起点となる「後手縛りの手首近く」「足首」「首」「髪」部分を、直接手でコントロールすす場合もある。