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画像:YujiKirioka03.png|[[千草忠夫]]『'''牝犬猟奇館'''』[[S&Mフロンティア]] 1977年(昭和52年)6月号。挿絵:[[桐丘裕之]]。 | 画像:YujiKirioka03.png|[[千草忠夫]]『'''牝犬猟奇館'''』[[S&Mフロンティア]] 1977年(昭和52年)6月号。挿絵:[[桐丘裕之]]。 | ||
画像:Tendoujishin16.png|[[千草忠夫]]『'''女面姦鬼'''』[[SMクラブ]] 1979年(昭和54年)7月号より。挿絵: [[天堂寺慎]] | 画像:Tendoujishin16.png|[[千草忠夫]]『'''女面姦鬼'''』[[SMクラブ]] 1979年(昭和54年)7月号より。挿絵: [[天堂寺慎]] | ||
画像:Juan_Maeda13.png|[[千草忠夫]]『'''姦の四重奏'''』[[SM秘小説]]1990年(平成2年)5月号。挿絵:[[前田寿按]]。 | |||
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2023年10月8日 (日) 15:38時点における版
ちぐさ ただお、1930年(昭和5年) - 1995年(平成7年)1月12日
概略
文筆家。絵師。高校の英語教師の傍ら、1960年(昭和35年)の奇譚クラブに愛読者投稿小説が入選し、文筆家としてデビュー。後期奇譚クラブに引き続き、70年代から始まるSM雑誌ブームで活発に作品発表。熱烈な団鬼六の『花と蛇』のファンとしても知られる。絵師としても千百蘭の名前で作品を残している。
別名
九十九十郎、珠州九、八巻令、三鬼俊、並木梗太郎、乾正人、千百蘭(絵師)
略歴
北陸地方で高校教師。
1958年(昭和33年)、奇譚クラブ10月号に『本誌「緊縛絵画」論』発表。
1960年(昭和35年)、奇譚クラブ2月号に懸賞愛読者入選作品『雌雄』が掲載。
1971年(昭和46年)12月、SMファン創刊号に『覗かれた狂宴』を。挿絵は北瀬誠。
1973年(昭和48年)5月21日、鬼プロとサン出版の企画による箱根での慰労会[1]。出席者は団鬼六、美濃村晃、堂昌一、小日向一夢、千草忠夫、安芸蒼太郎、小妻容子、前田寿安、沖渉二、古正英生、東桂史、中島喜美、織裳雪夫、松井籟子、蘭光生、天堂寺慎、山田彬弘、曽我部泰、佐藤重臣、ネコ、マリ。
1973年(昭和48年)、SMキング10月号から『O嬢の物語』を九十九十郎名で連載開始[注 1]。挿絵は椋陽児。
1984年(昭和59年)、日本出版社のアップル・ノベルズから「嬲獣シリーズ」が刊行。表紙;篠崎春夫、挿画:前田寿安他。
1985年(昭和60年)、日本出版社のアップル・ノベルズから「新美肉の冥府シリーズ」が刊行。表紙は新井田孝他。
エピソード
代表作
- 千草忠夫『雌雄』奇譚クラブ1960年(昭和35年)2月号, p18
- 千草忠夫『夜は知っている』奇譚クラブ1960年(昭和35年)3月号, p36
- 千草忠夫『のおと・あと・らんだむ(三)』奇譚クラブ1966年(昭和41年)4月号, p34
- 八巻令『鏡の中の薔薇』(耽美館, 1969)(挿絵:落合龍二)(SM耽美文学シリーズ No.3)
- 三鬼俊『魔女検察官』(耽美館, 1969)(挿絵:K・サイモン)(SM耽美文学シリーズ No.5)
- 八巻令『復讐逆十字』(耽美館, 1969)(挿絵:小日向一夢)(SM耽美文学シリーズ No.13)
- 千草忠夫『貘の棲む館』(挿絵:山田彬弘)(発行:譚奇会、発売:三崎書房, 1970)
- 珠洲九『不適応者の群れ』(譚奇会刊, 三崎書房, 1971)
- 千草忠夫『背徳のレンズ』SMファン1973年(昭和48年)5月号。挿絵は天堂寺慎。
- 千草忠夫『ボディ・スナッチャー/異界の肉奴』(挿絵:安芸良)S&Mスナイパー1987年(昭和62年)4月号〜1989年(昭和64年)3月号までの全24回。
- 千草忠夫『美女コレクター・襄』(挿絵:鏡泰裕)S&Mスナイパー1989年(昭和64年)5月号〜1990年(平成2年)8月号。
- 千草忠夫『美濃村さんと私』S&Mスナイパー1992年(平成4年)7月号
- 千草忠夫『千草忠夫選集』(ベストセラーズ, 1998)
- ポーリーヌ レアージュ・千草忠夫訳『O嬢の物語』(日本出版社, 2004)
引用文献
注釈
- ↑ 忠実な翻訳作品ではなく意訳。1974年(昭和49年)5月号までの8回連載。
お役たちweb
- ちぐ単:千草作品に登場するエッチな言葉や独特の言い回しを集めた類語辞典形式の猥語辞典です。
- 不適応者の部屋
- 古本夜話23 千草忠夫と『不適応者の群れ』
- 古書店 太陽野郎 地下のお店