「その後の奇譚クラブ」の版間の差分

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[[画像:雑誌.jpg|150px|thumbnail|雑誌名19xx年(昭和xx年)x月号]]
'''ざっしめい'''
== 概要 ==
== 概要 ==
読者側からの視点では正統な奇譚クラブと言えるかどうか意見が判れる様ですが、ともかく「奇譚クラブ」と題して後に販売されたSM雑誌を御紹介致します。
1975年(昭和50年)に休刊した[[奇譚クラブ]]だが、その後商標権は[[吉田稔]]から[[賀山茂]]に移り<ref name="kayama">[[賀山茂]], 私信 to U</ref>、1982年(昭和57年)には『'''[[奇譚クラブ復刊号]]'''』が、1994年には[[芳友舎]](当時)からビデオレーベルとしての『'''[[奇譚クラブシリーズ|奇譚クラブ]]'''』が生まれている。これらとは別に<ref group="注">[[賀山茂]]との関連は不明。</ref>、1990年代に[[奇譚クラブ平成版]]が出版されている。[[奇譚クラブ]]の商標権とロゴは2000年代に[[賀山茂]]から非SM系の精密造形玩具会社<ref>2006年(平成18年)9月25日株式会社奇譚クラブが設立</ref>にわたっている。
====復刊号====
[[画像:KK198203 PAGE001.jpg|150px|thumbnail|奇譚クラブ1982年(昭和57年)3月号]]
1982年(昭和57年)3月(復刊記念号)~12月号まで月刊のSM専門誌として発行されました。当時、故[[吉田稔]]氏から奇譚クラブの権利を受け継いでいた[[賀山茂]]氏の活動によって復刊に漕ぎ着けている様です。


カストリB5版時代の途中(昭和25年頃)から「奇譚クラブ」のタイトル書体は継続一貫して統一されロゴ化しておりましたが、この復刊号では全く異なる書体(昭和22年の創刊号に似た書体)が採用されています。
== 後続誌 ==


発行所:(株)[[きたん社]]、発行人:[[森田公治]]、編集:[[風俗資料保存会]]
*1980年代、[[奇譚クラブ復刊号]] [[きたん社]] 雑誌コード 02805-xx
*1990年代、[[奇譚クラブ平成版]] [[ユニ報創]] 雑誌コード 05322-xx


1982年(昭和57年)3月 復刊記念号、雑誌コード:02805-3、巻号:第1巻 第1号、定価:1000円
== 関連書籍 ==
*[[奇譚研究会]]『'''[http://www.amazon.co.jp/gp/product/4901579169/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4901579169&linkCode=as2&tag=iq05-22 奇譚クラブ ダイジェスト復刻版]'''』(ワンツーマガジン社, 2002)(ISBN 4-90157-916-9)
*[[北原童夢]]・[[早乙女宏美]]『[http://www.amazon.co.jp/gp/product/4309474454?ie=UTF8&tag=iq05-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4309474454 '''「奇譚クラブ」の人々''']』([[河出書房新社]], 2003)(ISBN 4-30947-445-4)
*[[濡木痴夢男]]『[http://www.amazon.co.jp/gp/product/4309474594?ie=UTF8&tag=iq05-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4309474594 '''「奇譚クラブ」の絵師たち''']』(河出書房新社, 2004)(ISBN 4-30947-459-4)
*[[濡木痴夢男]]『[http://www.amazon.co.jp/gp/product/4309481574?ie=UTF8&tag=iq05-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4309481574 '''「奇譚クラブ」とその周辺''']』(河出書房新社, 2006)(ISBN 4-30948-157-4)


1982年(昭和57年)12月号、雑誌コード:02805-12、巻号:第1巻 第10号、定価:1000円
== 奇譚クラブを冠するもの ==


====平成版====
'''AV作品'''
[[画像:KK199711 PAGE001.jpg|150px|thumbnail|奇譚クラブ1997年(平成9年)11月新装刊]]
[[画像:KITANCLUBVHSVIDEO.jpg|80px|thumbnail|VHSビデオ]]
*1995年~、[[奇譚クラブシリーズ]] [[h.m.p]]
 ビデオテープ及びDVDが販売されている。


SM専門誌ではなく、SMも扱う風俗雑誌として熟女秘宝館の増刊号という位置づけで発行されています。
'''PCソフト'''
[[画像:KITANCLUBPCSOFTROM.jpg|150px|thumbnail|PCソフト]]
*1995年~、[[奇譚クラブ(SMマニアックROM)]] [[芳友舎]]
 Windows3.1/MacintoshLCⅢ 対応のPCソフトとして創刊され、後にWindows95対応版なども販売されていた。<BR>
 創刊号 ISBN4-89392-808


昭和40年代前半の奇譚クラブに掲載されていた記事やモノクロ写真を数点ほど再掲載しております。
'''雑誌・書籍'''
*2000年、[[奇譚クラブ(SM写真集 THE BEST OF 奇譚クラブ)]] [[三和出版]] ISBN 4-88356-779-6
 上記AV作品[[奇譚クラブシリーズ]]を元にしたSM写真集。巻末にVHSビデオの一覧が70タイトル程掲載されている。


発行所:(株)[[ユニ報創]]、発行人:[[斉藤泉]]、編集:[[ニューライフ研究会]]
'''同人誌'''
[[画像:CHOKUTAKAKITAN.jpg|150px|thumbnail|表紙比較]]
*2008年、[http://reizou.6615.net/h/kitan.html 直高的 奇譚クラブ]


1997年(平成9年)11月に熟女秘宝館11月号増刊として新装刊、雑誌コード:05322-11、定価:1600円、奇譚クラブ再録:「幼児からの遍路」「女性肥満体の郷愁」「女性の乳房礼讃」
 [[奇譚クラブ]]と非常に似た特徴を持つ<ref name='ryunaotaka'>[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-22.html 龍之巣:直高的 奇譚クラブ]</ref>同人誌


1998年(平成10年)3月に熟女秘宝館3月号増刊として新装2号、雑誌コード:05322-3、定価:1600円、奇譚クラブ再録:「真実の叫び」
 編集者:[[相田和]]、印刷所:[[サンライズ印刷]]
== 発行年・出版社==


== 発行人・編集人==
 ソフトSM(縛り、道具)。女性向けBL(ボーイズラブ)の同人プチアンソロジー


== 主な出来事==
 掲載作品「赤い靴」「マゾヒズムのススメ」「寄生蟲」「縛り馬」(3作品が短編小説、1作品が漫画)
==別冊・増刊号==
 
== エピソード==
 [[奇譚クラブ]]昭和32年(1962)5月号をそっくり真似た表紙デザインが特徴的(左に掲載した画像を参照)
 
==エピソード==
== 引用文献==
== 引用文献==
<references/>
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<references group="注"/>
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== お役たちweb==
== お役たちweb==
*[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-1.html 龍之巣]奇譚クラブ 全巻(本誌・増刊・別冊・限定版・復刊・平成版)の一覧・通刊番号・巻号・概要を閲覧できる
==つながり==
==つながり==
{{奇譚クラブ関連項目}}
{{奇譚クラブ関連項目}}
46行目: 58行目:
[[Category:雑誌]]
[[Category:雑誌]]
[[Category:1980年代の雑誌]]
[[Category:1980年代の雑誌]]
[[Category:1990年代の雑誌]]
[[Category:総索引]]
[[Category:総索引]]

2015年11月29日 (日) 14:52時点における最新版

概要

1975年(昭和50年)に休刊した奇譚クラブだが、その後商標権は吉田稔から賀山茂に移り[1]、1982年(昭和57年)には『奇譚クラブ復刊号』が、1994年には芳友舎(当時)からビデオレーベルとしての『奇譚クラブ』が生まれている。これらとは別に[注 1]、1990年代に奇譚クラブ平成版が出版されている。奇譚クラブの商標権とロゴは2000年代に賀山茂から非SM系の精密造形玩具会社[2]にわたっている。

後続誌

関連書籍

奇譚クラブを冠するもの

AV作品

VHSビデオ

 ビデオテープ及びDVDが販売されている。

PCソフト

PCソフト

 Windows3.1/MacintoshLCⅢ 対応のPCソフトとして創刊され、後にWindows95対応版なども販売されていた。
 創刊号 ISBN4-89392-808

雑誌・書籍

 上記AV作品奇譚クラブシリーズを元にしたSM写真集。巻末にVHSビデオの一覧が70タイトル程掲載されている。

同人誌

表紙比較

 奇譚クラブと非常に似た特徴を持つ[3]同人誌

 編集者:相田和、印刷所:サンライズ印刷

 ソフトSM(縛り、道具)。女性向けBL(ボーイズラブ)の同人プチアンソロジー

 掲載作品「赤い靴」「マゾヒズムのススメ」「寄生蟲」「縛り馬」(3作品が短編小説、1作品が漫画)

 奇譚クラブ昭和32年(1962)5月号をそっくり真似た表紙デザインが特徴的(左に掲載した画像を参照)

エピソード

引用文献

  1. 賀山茂, 私信 to U
  2. 2006年(平成18年)9月25日株式会社奇譚クラブが設立
  3. 龍之巣:直高的 奇譚クラブ

注釈

  1. 賀山茂との関連は不明。

お役たちweb

  • 龍之巣奇譚クラブ 全巻(本誌・増刊・別冊・限定版・復刊・平成版)の一覧・通刊番号・巻号・概要を閲覧できる

つながり

吉田稔須磨利之辻村隆塚本鉄三杉原虹児伊藤晴雨濡木痴夢男中康弘通沼正三森下高茂団鬼六山岸康二千草忠夫芳野眉美朝野祐喜多玲子滝麗子都築峰子北原純子畔亭数久南村俊平南川和子小妻容子四馬孝春川ナミオ室井亜砂二切腹女斗美ネクタール乗馬ラバー・ゴムスパンキングソドミア鼻責め猿轡蜂胴浣腸六尺ゼンタイ ミイラ縛り