自由国民社
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概説
「現代用語の基礎知識」の発行元として有名な出版社であるが、戦前にルーツをもつ老舗出版社でもある。1990年代後半にSMの歴史書としては貴重な存在の『日本緊縛写真史 1』や他のサブカルチャー関連書籍を一時出版するが、その後は同種の出版はおこなわれていない。
歴史
1928年(昭和3年)、長谷川國雄によりサラリーマン社として創業。
1943年(昭和18年)、商号を時局月報社に変更
1948年(昭和23年)、雑誌「自由国民」の別冊として「現代用語の基礎知識」を発刊
1949年(昭和24年)、商号を株式会社自由国民社に変更
1956年(昭和31年)7月、『艶笑アダムとイヴ全集』(「現代生活のパイブル」No.39)が摘発[1]。
所在地
東京都豊島区高田3-10-11
代表的な雑誌・書籍
雑誌
書籍
- 秋田昌美・濡木痴夢男・不二秋夫『日本緊縛写真史 1』 (自由国民社, 1996)
- 伴田良輔『100万人のよる伝説』(自由国民社, 1996)
- 伴田良輔『100万人のよる伝説 この道抜けられません』(自由国民社, 1996)
- 伴田良輔『100万人のよる伝説 狂い咲きモンモン号』(自由国民社, 1997)
エピソード
- 100万人のよるの発行に関わっていた季節風書店、新風出版社が自由国民社と関連があるというネットの記述があるが、真偽は定かでない。
- 代表取締役会長 安藤泰雄、代表取締役社長 横井秀明
- グループ会社:新風製本株式会社他