八木静男

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都築峯子 奇譚クラブ 1954年(昭和29年)3月号より

やぎ しずお、19ss年(昭和x年) -

概要

絵師。奇譚クラブでは都築峯子の変名で挿絵を描き、須磨利之の移動に伴い、風俗草紙に八木静男で絵を描いた。須磨利之とは古くからの友人。

別名

Shizuo Yagi、都築峯子、都築峰子

略歴

1950年(昭和25年)、情艶新集2月号に八木静男の名前で挿絵。

1961年(昭和36年)、須磨利之濡木痴夢男深井俊彦で縛った女性を見せる[注 1][1]

エピソード

  • 須磨利之と絵描き仲間[1]須磨利之が初期に挿絵を描いていた「情艶新集」の出版社に寄宿してていた。
  • 情艶新集」の出版社の編集部の2階に寄宿しており、そこに川内康典がカレーライスを食べに寄っていた[2]
  • 「陰惨なテーマを描いていても、どこかに甘美で、夢幻的な味わいがある。」「あまりにも個性的であるがゆえに、須磨、柴谷のように、画調を変え、名前を変えて、さまざまな性向、嗜好の画を描き分けるという器用さはない。」[1]

主な作品

参考資料

  1. 1.0 1.1 1.2 濡木痴夢男『「奇譚クラブ」の絵師たち』(河出書房新社, 2004)
  2. 美濃村晃縄の交友録第2回 「奇譚クラブ」の初期の人々』 緊美研通信第5号 1990年(平成2年)8月1日

注釈

  1. 濡木によると八木はそれまで実際の女性が縛られた姿を見たことがなかった。渋谷宇田川町の割烹旅館『千春』でおこなわれた。
  2. 濡木痴夢男奇譚クラブ最初の作品。
  3. 内容が問題となり発売4日後に発禁。

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