デカメロン(戦後雑誌)

提供:SMpedia
2014年5月9日 (金) 09:01時点におけるU (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「250px|thumbnail|[[デカメロン 1953年(昭和28年)2月号]] '''でかめろん'''。戦後間もなく東京ロマンス社から出された...」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
デカメロン 1953年(昭和28年)2月号

でかめろん。戦後間もなく東京ロマンス社から出されたカストリ雑誌の1つ。1955年(昭和30年)2月号まで続いた。明智伝鬼が子供の頃愛読していた雑誌と言われている。

概要

注:戦前に梅原北明らによって翻訳・出版されていたオリジナルのデカメロンではなく、ここでは終戦直後にカストリ雑誌として出版されていたデカメロンに付いて記載している。

1947年(昭和22年)頃から少なくとも1955年(昭和30年)2月号まで続いた、カストリ雑誌の中では存在感の大きい雑誌の1つ。最初は『でかめろん』として発刊されている。秋吉巒が作品を書いていた。

発行年・出版社

東京ロマンス社、全日本出版

発行人・編集人

1952年(昭和27年)3月号は、発行人:二上信夫、編集人:内山幸一で全日本出版社とある。

1953年(昭和28年)12月号は、発行兼編集人:三沢吉三。

主な出来事

1952年(昭和27年)、2月増刊号に寿汀夢『銀座の潜水夫』掲載[注 1]

エピソード

  • 名前はジョヴァンニ・ボッカッチョ(Giovanni Boccaccio)による14世紀の小説集『デカメロン』(Decameron)に由来する。この作品はエロティックな内容も含むことで有名。
  • 明智伝鬼が子供の頃愛読していた雑誌の1つ。

引用文献

注釈

  1. アルフォン・カミの長編「エッフェル塔の潜水夫」を翻案したユーモア探偵小説。

お役たちweb

つながり