錦絵
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にしきえ
概要
浮世絵の多色摺り木版画の総称。1765年(明和2年)の『吾妻錦絵』から発生した呼称。西陣の錦織物を連想させる多彩な色から「錦」とついた。浮世絵の中で、木版刷りの多色刷りの作品を意味する。したがって、一般的に浮世絵といわれている作品は、錦絵に相当するものが多い。明治初期には時事記事とカップルした『錦絵新聞』が大きなブームとなった。
別名
主な出来事
1872年(明治5年)、郵便報知新聞社が日刊新聞『郵便報知新聞』を創刊。現在の報知新聞に続く[1]。
1875年(明治8年)、先行する『錦絵版東京日々新聞』の人気を受け、錦昇堂が『錦絵版郵便報知新聞』を創刊。[1]。
エピソード
引用文献
- ↑ 1.0 1.1 1.2 千葉市美術館編『文明開化の錦絵新聞―東京日々新聞・郵便報知新聞全作品』(国書刊行会, 2008.1)