肉体の門

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2010年1月23日 (土) 06:20時点におけるYkotake (トーク | 投稿記録)による版

戦後まもなく話題となった田村泰次郎の小説。戦後のパンパン(売春婦)の生活を描いた作品だが、その中の半裸リンチシーンが戦後SMファンの心に残っている。

小説

1947年(昭和22年)5月、雑誌「群像」に発表。

舞台

1947年(昭和22年)8月1日に帝都座五階劇場にて「空気座」[注 1]により公演。仕掛け人は秦豊吉。脚本は小沢不二夫、演出は小崎政房[注 2]。ロングランは半年間続き、50万人程の観客を動員した。三條ひろみが扮した娼婦ボルネオ・マヤのリンチシーンがSMファンを含む多くの人々の心を奪う。

映画

1948年版

1948年版は空気座の演出をした小崎政房が製作。脚本も同じく小沢不二夫。俳優では田中実、春名薫、花村陽子、成瀬昌彦も空気座から。

1964年版

1鈴木清順監督。

1977年版

1988年版

==注釈==

  1. 空気座、第1回公演は1946年10月。
  2. 戦前の「大都映画」のスターであった松山宗三郎の本名