テンプレート:駿河問い

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するがどい

概要

江戸時代に行われていたとされる公式ではない拷問の一種。および、それに由来する現代の緊縛法。手足を背中でひとつに結び吊り下げ、さらに背中に重しを乗せる場合おある。

別名

駿河問い 駿河問

英語表記

Surugadoi

解説

駿河町奉行彦坂九兵衛が慶長年間に発明されたとする記述が散見されるが[注 1]、基とする文献が不明。

イギリス国王使節ジョン・セーリスが慶長18年(1613)頃に駿府郊外でキリシタン迫害を目撃し、報告している模様。これには「駿府町奉行彦坂九兵衛らが先頭に立って次々と新しい拷問のやり方が考案された。なかでも「駿河の責め苦」といいう宙釣り状態にした拷問はとくに恐れられていたという。」とかいてあるらしい[1]

「侠客大島逸兵衛が、この拷問にあったり、屎水を喰わされたりした。寛永年間にも、曾根甚六という者の妻が、この拷問をおこなわれたという。」[2]

参考となる文献教材

参考となる緊縛教材

ギャラリー

引用文献

  1. 駿府キリシタンの光と影
  2. 森川哲郎日本拷問残酷史SMマガジン 1970年(昭和45年)9月号

注釈

  1. 例えば森川哲郎日本拷問残酷史SMマガジン 1970年(昭和45年)9月号
  2. 「刑事博物図鑑より」とある。ただしこの絵はけもの縛りに吊す前の状態と見える。説明にも「(江戸時代に地方では)吊して廻転せしめる一種の駿河問がおこなわれていた」とある。おそらく当時の絵師が作図したものと思われる

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