グロテスク
提供:SMpedia
『グロテスク』(がほうふうぞくきたん)は、戦前、梅原北明によって発行されたエログロナンセンス文化を代表する雑誌である。
概要
発行年・出版社
1928年(昭和3年)11月〜1930年(昭和5年)1月、グロテスク社[1]。
発行人・編集人
主な出来事
1928年(昭和3年)11月、創刊。
1928年(昭和3年)、12月号が発禁処分。
1929年(昭和4年)、1月号に才田礼門『世界残虐刑罰史』、高田義一郎『日本残虐刑罰史』など。発禁処分。
1929年(昭和4年)、2月号に梅原北明『日本囚獄史』など。発禁処分。
1930年(昭和5年)1月、梅原北明が大陸に移ると共に休刊。
エピソード
- 全13冊発行。
- 1931年(昭和6年)4月に中戸川薫明の編集で復刊して4冊出ている。
奇譚クラブとの関係
1947年(昭和22年)10月25日に発行された奇譚クラブ創刊号のデザインが、グロテスクの1929年(昭和4年)1月号、2月号のデザインを模倣している[2]。
引用文献
- ↑ 秋田昌美『性の猟奇モダン―日本変態研究往来』(青弓社, 1994)
- ↑ 懐かしき奇譚クラブ、esme氏情報。