桃園書房
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概要
歴史
1948年(昭和23年)、唐沢好雄により創業。『小説倶楽部』を1948年(昭和23年)から1968年(昭和43年)まで刊行。「つりマガジン」「月刊へら」などの釣り関連書籍。子会社が三和出版と司書房。唐沢俊介が後を継ぐ。
1971年(昭和46年)12月、子会社の司書房がSMファン創刊。
1973年(昭和48年)、団鬼六異色小説シリーズ全8巻を刊行。
1977年(昭和52年)、団鬼六『決定版 花と蛇』シリーズを刊行開始。
1979年(昭和54年)頃、司書房SMファンの編集人であった平田明が独立してミリオン出版を作る。
1982年(昭和57年)春頃、司書房SMファンの編集人、発行人であった浅田昌弘が三和出版に移る。
2006年(平成18年)、代表取締役に石井文彦が就任。千代田区三崎町の本社不動産を売却。
2007年(平成19年)9月、負債総額9億5000万円で倒産。司書房も共に倒産。
所在地
千代田区三崎町2-11-7 トーエンビル 。
主な出版物
雑誌
- 『小説倶楽部』(1948-1968) 須原善平
- 『小説CLUB』(1969-)
- 『小説CLUBロマン』
- 『つりMagazine』
- 『月刊へら』
- 『問題実話』 福田二三男
- 『実話スーパー』橘川周夫
- 『BLDNDE』福田二三男
書籍
- 団鬼六『異色小説シリーズ』シリーズ全8巻(桃園書房, 1973)
- 団鬼六『決定版 花と蛇』シリーズ全7巻(桃園書房, 1977-78)
- 団鬼六『新版 新妻地獄』(桃園書房, 1982)(装丁:細谷昌晴)
- 団鬼六『嘆きの色事師』(桃園書房, 1983)(装丁:細谷昌晴)
- 唐澤俊介『渓流のフライフィッシング』(桃園書房, 1996)
エピソード
- 全盛期には21億円の年商。