歌川大雅
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うたがわ たいが、19ss年(昭和x年) -
活動内容
絵師。岡友彦の名でカストリ雑誌に多くの漫画を発表した後、100万人のよるなどの実話誌に歌川大雅の名でエロ劇画を発表。漫画の源流とも位置づけられている。裏窓、画報奇譚草紙などにも作品を残している。密教である真言立川流に関する書物も数多い。
別名
岡友彦、石田隆次郎(本名)
略歴
昭和初期、『少年倶楽部』の募集漫画に応募した作品が次々と入選。
1939年(昭和14年)、玉井徳太郎の弟子となる。
1940年(昭和15年)、『少女倶楽部』へ挿絵を発表。この時、初めて岡友彦の筆名を使用。
1956年(昭和31年)、この年創刊された『週刊漫画TIMES』に連載した『小町秘帖』で初めて歌川大雅の名前を用いる。
エピソード
- 山川惣治、小松崎茂、福島鉄次、永松健夫とともに絵物語作家の大家。
- 前田寿安、桑田次郎、一峰大二、森田拳次等が弟子。
作品
- 岡友彦『白虎仮面』(『冒険王』連載)
- 岡友彦『飛竜夜叉』
- 歌川大雅『蛸壺屋敷お枕若衆』画報奇譚草紙1960年(昭和35年)10月号 p55
- 歌川大雅『密教神秘術―タントラ・オカルト』(桃源社, 1974)