「秋吉巒」の版間の差分
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2010年8月9日 (月) 13:28時点における版
あきよし らん、1922年(大正11年)-1981年(昭和56年
活動内容
画家
別名
Ran Akiyoshi、秋吉照國(本名)
略歴
1922年(大正11年)、京城生まれ。
1950年(昭和25年)頃、『デカメロン』等の表紙の仕事を始める。その後、モダン夫婦讀本、新婦人(昭和28年)、探偵倶楽部(昭和32年)、現代読本(昭和31年)、讀物雑誌(昭和32年)、別冊漫画天国(昭和39年)、人間の記録、不思議な雑誌、などの挿絵、表紙を書く。
1981年(昭和56年)、心不全で死去。58歳
1982年(昭和57年)、青木画廊で遺作展。
2010年(平成22年)、風俗資料館と青木画廊で『知られざる秋吉巒の世界』展。
エピソード
- 生涯1枚の絵画も売らなかったといわれる。
- 絵は独学で、挿絵の仕事で生計を立てていた。
- 澁澤龍彦が評価。「通俗シュルレアリスム」と呼ぶ。
- 年代不明の「ムードスリラー赤い蝙蝠」ではイラストのみならず文も書いていたようだ(風俗資料館の2010展覧会より)。
代表作品
- 『風俗草紙』『奇譚クラブ』『デカメロン』『宝石』『裏窓』『SMコレクター』『サスペンスマガジン』『SMキング』などの表紙・挿絵。
- 「秋吉巒・四条綾 エロスと幻想のユートピア~風俗資料館秘蔵画選集1」(書苑新社, 2010)
関連文献
秋吉裕一/編「illusion 幻想画家 秋吉巒の世界」(2000)文芸社