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1999年(平成11年)5月、[[濡木痴夢男]]が『'''[[緊縛の美・緊縛の悦楽]]'''』の中で、[[藤田西湖]]『'''[[図解捕縄術]]'''』、[[板津安彦]]『'''[https://amzn.to/36tyqF1 与力・同心・十手捕縄]'''』、[[大隅三好]]『'''[https://amzn.to/3D4a81G 捕物の歴史]'''』に言及<ref group="注">「こういう緊縛図解を描き残した役人たちの心には、なにやら「縄」に対する嗜好があったょうな気がしてならない。あまりにも縄を玩具として、もてあそびすぎているょうな気がしてならない。」と書いている。</ref>。 | 1999年(平成11年)5月、[[濡木痴夢男]]が『'''[[緊縛の美・緊縛の悦楽]]'''』の中で、[[藤田西湖]]『'''[[図解捕縄術]]'''』、[[板津安彦]]『'''[https://amzn.to/36tyqF1 与力・同心・十手捕縄]'''』、[[大隅三好]]『'''[https://amzn.to/3D4a81G 捕物の歴史]'''』に言及<ref group="注">「こういう緊縛図解を描き残した役人たちの心には、なにやら「縄」に対する嗜好があったょうな気がしてならない。あまりにも縄を玩具として、もてあそびすぎているょうな気がしてならない。」と書いている。</ref>。 | ||
2000年(平成12年)頃、パラダイスTVの『SM匠の世界 | 2000年(平成12年)頃、パラダイスTVの『SM匠の世界 ~明智伝鬼の世界~』で「最近、古流[[捕縄術]]の研究をしている」と捕縄の説明をおこない、実例として[[渡し縄]]を披露。 | ||
2011年(平成23年)6月1日、[[板津和彦]]『'''[https://amzn.to/37rGncN 一達流捕縄術]'''』が出版。 | 2011年(平成23年)6月1日、[[板津和彦]]『'''[https://amzn.to/37rGncN 一達流捕縄術]'''』が出版。 | ||
2020年 (令和2年)10月24日、京都大学で開催された『'''[[「緊縛ニューウェーブ×アジア人文学」]]'''』での[[緊縛の捕縄術起源説]]に対して批判が起こる。 | 2020年 (令和2年)10月24日、京都大学で開催された『'''[[「緊縛ニューウェーブ×アジア人文学」]]'''』での[[緊縛の捕縄術起源説]]に対して批判が起こる。 |
2021年10月4日 (月) 10:25時点における版
1530年(天文)頃、この頃に確立した武術、「武内流」が捕縄術の始まりではないかと板津安彦は推察している[1]。
1700年(延享)、徳川吉宗の命により柳生流・亀井孫六重村が各藩伝来の十手術・捕縄術を抜粋し『江戸町方十手術』をまとめる。捕縄術は『江戸町方本縄扱様』『江戸町方早縄扱様』とされた[1]。
1871年(明治4年)、司法省警保寮が創設。
1879年(明治12年)、『茨城県警吏必携』に「捕縛」に関する通知が。
1888年(明治21年)、久富鉄太郎 『警官必携拳法図解』に捕縄の掛け方のイラスト。
1962年(昭和37年)2月、裏窓に名和弓雄『日本拷問史 一』が連載開始。この頃から江戸時代に拷問や刑罰に興味が集まる。その流れで捕縄にも言及のある記事が増える。
1964年(昭和39年)10月27日、小森白関東の『日本拷問刑罰史』が公開。この頃からエロチックな責め場を売りにした映画作品が増える。江戸時代の設定が多いため、時代考証などにSM関係者が関わる機会も増えた模様。
1970年(昭和45年)、辻村隆が篠田正浩『沈黙』での早縄シーンに関して助言[注 1]。
1980年代中頃、この頃濡木痴夢男がが熱心に捕縄術を研究していた模様。濡木痴夢男の緊縛教材(印刷物)にも多くの捕縄術緊縛が登場。
1987年(昭和62年)12月20日、名和弓雄『拷問刑罰史』が出版。捕縄についても解説。
1992年(平成4年)9月15日、板津安彦『与力・同心・十手捕縄』が出版。女性モデルを使った本縄の写真が多数掲載。
1995年(平成7年)、志摩紫光がビデオ『縛りと責めのテクニック1 女囚古縛』を製作。
1990年代後半、この頃明智伝鬼がが熱心に捕縄術を研究していた模様。「渡し縄」の再現が有名。
1999年(平成11年)5月、濡木痴夢男が『緊縛の美・緊縛の悦楽』の中で、藤田西湖『図解捕縄術』、板津安彦『与力・同心・十手捕縄』、大隅三好『捕物の歴史』に言及[注 2]。
2000年(平成12年)頃、パラダイスTVの『SM匠の世界 ~明智伝鬼の世界~』で「最近、古流捕縄術の研究をしている」と捕縄の説明をおこない、実例として渡し縄を披露。
2011年(平成23年)6月1日、板津和彦『一達流捕縄術』が出版。
2020年 (令和2年)10月24日、京都大学で開催された『「緊縛ニューウェーブ×アジア人文学」』での緊縛の捕縄術起源説に対して批判が起こる。
- ↑ 1.0 1.1 板津安彦『与力・同心・十手捕縄』(新人物往来者, 1992)
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