「斎藤夜居」の版間の差分
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2012年11月27日 (火) 07:39時点における版
さいとう よずえ[注 1]、1924年(大正13年)-1988年(昭和63年)
概要
書誌研究家。1967年頃、伊藤晴雨や高橋鐵の研究家として知られれていた。奇譚クラブに「性風俗資料入門」他を執筆。
別名
english、斎藤正一(本名)
略歴
1924年(大正13年)、 東京都北区滝野川に生まれる。
1943年(昭和18年)、早稲田工手学校土木科卒業。その後、古書店を経営。
1963年(昭和38年)、自費出版でガリ版刷りの書籍を数種類発行[1]。
1963年(昭和38年)、高橋鐵を訪れる。その時、花咲一男と知遇を得る[1]。
1988年(昭和63年)、永眠。
エピソード
- 古書店を経営していた。
- 「愛書家くらぶ」主宰。
- 団鬼六の奇譚クラブ1968年(昭和43年)8月号『鬼六談義 残酷な話』に「伊藤晴雨の映画化の打ち合わせ。企画会議でパスしたので今年か来年かにクランクイン。伊藤晴雨のことを調べるために斎藤夜居に教えをこわなければ。」とある。
代表作
書籍
- 斎藤夜居『雑談・古本漁し歩る記』(此見亭書屋 私家版, 1963)
- 斎藤夜居『本の虫いろいろ』(此見亭書屋 私家版, 1964)
- 斎藤夜居『カストリ考』(此見亭書屋 私家版, 1964)
- 斎藤夜居『書物探訪』(此見亭書屋 私家版, 1965)
- 斎藤夜居『続・カストリ考』(此見亭書屋 私家版, 1965)
- 斎藤夜居『伝奇伊藤晴雨』(豊島書房, 1966)
- 斎藤夜居『大正昭和 艶本資料の探求』(芳賀書店, 1969)
- 斎藤夜居『コレクトマニア奇譚』(街書房 私家版, 1970)
- 斎藤夜居『蒼太の美学』(街書房 私家版, 1974)
- 斎藤夜居『猟本猟奇』(街書房 私家版, 1975)
- 斎藤夜居『絵本古本屋ぐらし』(街書房 私家版, 1977)
- 斎藤夜居『粋珍本解題・第一輯』(街書房 私家版, 1979)
- 斎藤夜居『悩まざりし人ありや-評伝・高橋鉄』(太平書屋, 1980)
- 斎藤夜居『粋珍本解題・第二輯』(街書房 私家版, 1982)
- 斎藤夜居『愛書家の散歩』(出版ニュース社, 1982)
- 斎藤夜居『慶助曼荼羅』(進和文庫, 1982)
- 斎藤夜居『続・愛書家の散歩』(出版ニュース社, 1984)
- 斎藤夜居『セクソロジスト高橋鐵』(青弓社, 1996)[注 2]
- 斎藤夜居『伝奇・伊藤晴雨』(青弓社, 1996)[注 3]
雑誌
- 斎藤夜居『珍書探訪記』奇譚クラブ1968年(昭和43年)11月号, p26
- 斎藤夜居『明治の性典』奇譚クラブ1969年(昭和44年)8月号, p70
- 斎藤夜居『晴雨と責め写真』奇譚クラブ1969年(昭和44年)12月号, p92
- 斎藤夜居『絵巻・美人十二支』奇譚クラブ1970年(昭和45年)1月号, p64
- 斎藤夜居『地獄の女』奇譚クラブ1970年(昭和45年)8月号, p164
- 斎藤夜居『「珍画」「珍本」「珍写真」』奇譚クラブ1970年(昭和45年)9月号, p192