帝都座

かつて新宿にあった総合レジャービル。戦後ストリップの原点とされる『額縁ショー』や、初のSM演劇ともとれる『肉体の門』が公演された。

場所・施設

• 場所は現在の新宿丸井本店。

• 地下2階、地上7階の鉄骨鉄筋コンクリート建築物。近代ルネッサンス様式。敷地面積345.87坪。1階から3階が映画館で、5階はダンスホール。地下にはレストラン。

• 2階・3階に喫茶室「森永キャンデーストア」、地下には銀座のモナミの出店、大食堂「モナミ」があった。

歴史

1931年(昭和6年)、株式会社帝都座が日活映画の封切館として開館。

1940年(昭和15年)、ダンス禁止令施行に伴い5階のダンスホール閉鎖。新しく吉本興業の演芸場としてオープン。

1946年(昭和21年)頃、5階劇場を新しくレビュー劇場としてオープンすべく準備。指揮は当時株式会社帝都座であった秦豊吉。

1947年(昭和22年)1月1日、5階劇場のオープンとして『ヴィナスの誕生』が開幕。脚本：佐谷功、構成・振付：益田博、ヴィナス役：中村笑子（えみこ）。

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