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[[伊藤文學]]の実父である伊藤禱一が1948年(昭和23年)に創業した出版社。1971年(昭和46年)に日本初の同性愛者向け雑誌『[[薔薇族]]』を刊行した。それに先立つ1962年(昭和37年)頃には、[[濡木痴夢男|藤見郁]]の小説を[[須磨利之|美濃村晃]]の装幀で何冊か出版している。 | |||
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1948年(昭和23年)、[[伊藤禱一]]により創業<ref group="注">[[伊藤禱一]]は第一書房の元社員であり、第一書房の復興を目指しての命名である。</ref>。 | |||
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1971年(昭和46年)、『'''[[薔薇族]]'''』創刊。 | |||
2004年(平成16年)、『'''[[薔薇族]]'''』休刊。 | |||
2007年(平成19年)、『'''[[薔薇族]]'''』再々復刊。 | |||
==所在地== | ==所在地== | ||
東京都世田谷区代沢5-2-11 | 東京都世田谷区代沢5-2-11 | ||
東京都世田谷区代沢二丁目28番4号206 | |||
==代表的な雑誌・書籍== | ==代表的な雑誌・書籍== | ||
===雑誌=== | ===雑誌=== | ||
*『'''薔薇族'''』 | *『'''[[薔薇族]]'''』(1971-2004) | ||
===書籍=== | ===書籍=== | ||
*[[豊原路子]]『'''体当たり男性論'''』([[第二書房]], 1960)(ナイトブックスシリーズNo. 21) | *[[豊原路子]]『'''体当たり男性論'''』([[第二書房]], 1960)(ナイトブックスシリーズNo. 21) | ||
*秋山正美『'''ひとりぼっちの性生活 孤独に生きる日々のために'''』([[第二書房]], 1965) | |||
*[[豊原路子]]『'''体当たりマンハント旅行記'''』([[第二書房]], 1961)(ナイトブックスシリーズNo. 22) | *[[豊原路子]]『'''体当たりマンハント旅行記'''』([[第二書房]], 1961)(ナイトブックスシリーズNo. 22) | ||
*[[濡木痴夢男|藤見郁]]『'''縄と女と野獣たち'''』([[第二書房]], 1969)(表紙・挿絵：[[須磨利之|美濃村晃]])(ナイトブックスシリーズNo. 54) | *[[濡木痴夢男|藤見郁]]『'''縄と女と野獣たち'''』([[第二書房]], 1969)(表紙・挿絵：[[須磨利之|美濃村晃]])(ナイトブックスシリーズNo. 54) | ||
*[[濡木痴夢男|藤見郁]]『'''狂った縄'''』([[第二書房]], 1969)(表紙・挿絵：[[須磨利之|美濃村晃]])(ナイトブックスシリーズNo. 56) | *[[濡木痴夢男|藤見郁]]『'''狂った縄'''』([[第二書房]], 1969)(表紙・挿絵：[[須磨利之|美濃村晃]])(ナイトブックスシリーズNo. 56) | ||
*[[濡木痴夢男|藤見郁]]『'''白い肌黒い縄'''』([[第二書房]], 1969)(表紙・挿絵：[[須磨利之|美濃村晃]])(ナイトブックスシリーズNo. 57) | *[[濡木痴夢男|藤見郁]]『'''白い肌黒い縄'''』([[第二書房]], 1969)(表紙・挿絵：[[須磨利之|美濃村晃]])(ナイトブックスシリーズNo. 57) | ||
*[[濡木痴夢男|藤見郁]]『'''縄の奴隷たち'''』([[第二書房]], 1969)(表紙・挿絵：[[須磨利之|美濃村晃]])(ナイトブックスシリーズNo. 58)(緊縛写真あり) | |||
*いその・えいたろう『'''好色＝女のカレンダー ザーメンで綴った女体遍歴集'''』([[第二書房]], 1970) | |||
==エピソード== | ==エピソード== | ||
2013年2月28日 (木) 21:50時点における最新版
概説
伊藤文學の実父である伊藤禱一が1948年(昭和23年)に創業した出版社。1971年(昭和46年)に日本初の同性愛者向け雑誌『薔薇族』を刊行した。それに先立つ1962年(昭和37年)頃には、藤見郁の小説を美濃村晃の装幀で何冊か出版している。
歴史
1962年(昭和37年)、 伊藤文學が「ナイト・ブックス」を企画し、定期刊行開始。
1969年(昭和44年)、ナイトブックシリーズ『藤見郁小説集』全10冊が刊行[注 2]。装幀・カットは須磨利之。
1971年(昭和46年)、『薔薇族』創刊。
2004年(平成16年)、『薔薇族』休刊。
2007年(平成19年)、『薔薇族』再々復刊。
所在地
東京都世田谷区代沢5-2-11
東京都世田谷区代沢二丁目28番4号206
代表的な雑誌・書籍
雑誌
- 『薔薇族』(1971-2004)
書籍
- 豊原路子『体当たり男性論』(第二書房, 1960)(ナイトブックスシリーズNo. 21)
- 秋山正美『ひとりぼっちの性生活 孤独に生きる日々のために』(第二書房, 1965)
- 豊原路子『体当たりマンハント旅行記』(第二書房, 1961)(ナイトブックスシリーズNo. 22)
- 藤見郁『縄と女と野獣たち』(第二書房, 1969)(表紙・挿絵：美濃村晃)(ナイトブックスシリーズNo. 54)
- 藤見郁『狂った縄』(第二書房, 1969)(表紙・挿絵：美濃村晃)(ナイトブックスシリーズNo. 56)
- 藤見郁『白い肌黒い縄』(第二書房, 1969)(表紙・挿絵：美濃村晃)(ナイトブックスシリーズNo. 57)
- 藤見郁『縄の奴隷たち』(第二書房, 1969)(表紙・挿絵：美濃村晃)(ナイトブックスシリーズNo. 58)(緊縛写真あり)
- いその・えいたろう『好色＝女のカレンダー ザーメンで綴った女体遍歴集』(第二書房, 1970)
