粹古堂書店

概説

伊藤竹酔の出版社。伊藤晴雨の作品を出版していた。

別名

粋古堂書店、粹古堂、粋古堂

歴史

1930年(昭和5年)頃、設立(要確認)

1953年(昭和28年)、風俗草紙8月号, p89に粹古堂の名前で伊藤晴雨『恵の露』の広告。

所在地

東京都文京区丸山町一三(現在の西片一丁目)

代表的な雑誌・書籍

• 伊藤晴雨『女三十六気意』(1930, 粹古堂書店)
• 伊藤晴雨『美人乱舞』(1932, 粹古堂書店)
• 斎藤昌三『現代筆禍文献大年表』(1932, 粹古堂書店)
• 伊藤竹酔『明治大正昭和文芸筆禍索引』(粹古堂, 1935)
• 伊藤竹酔『明治以降稀覯本索引』(粹古堂書店, 1940)
• 伊藤晴雨『恵の露』(粹古堂, 1953)
• 伊藤敬次郎編『小説に現れた責の代表名作選』(粹古堂, 1953)
• 伊藤晴雨『新版・美人乱舞』(粹古堂, 1954)

エピソード

• 「粹」は「粋」の旧字。
• 1961年(昭和36年)、須磨利之と濡木痴夢男が東京王子飛鳥山下の伊藤竹酔宅を訪れ、緊縛写真ネガ約1200枚を購入。このいくつかは、金井行雄の名で裏窓に発表。

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• 粋古堂～責の撮影会～　密着写真展