「司書房」の版間の差分

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1974年(昭和49年)、[[三和出版]]を作る。
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1982年(昭和57年)春頃、[[SMファン]]の編集人、発行人であった[[浅田昌弘]]が[[石川精亨]]、[[古川隆]]と共に[[三和出版]]の名義をもらい独立。[[松本裕]]、[[杉浦則夫]]も行動を共にする。
1982年(昭和57年)春頃、[[SMファン]]の編集人、発行人であった[[浅田昌弘]]が[[石川精亨]]、[[古川隆]]と共に[[三和出版]]の名義をもらい独立。[[松本裕]]、[[杉浦則夫]]も行動を共にする。

2020年2月13日 (木) 06:08時点における版

SMファン1971年(昭和46年)12月創刊号(司書房)。表紙は山形強

東京三世社の一派が移籍し「SMファン」創刊。「SMフロンティア 」「小説SMファン」他。80年代初めに三和出版がスピンアウト。

概説

1971年(昭和46年)、東京三世社の一派が独立して創立。SMファン別冊SMファンS&Mフロンティアを出版していた。2007年(平成19年)に倒産するまで30年余りわたりSM雑誌出版社として活躍し、三和出版と関連が深い。

歴史

1948年(昭和23年)7月5日、初代オーナー唐沢好雄が創立[1]

1971年(昭和46年)7月、桃園書房の子会社として創立[2]東京三世社から石川精亨他3名が移ってくる。

1971年(昭和46年)10月、『セクシー映画深夜劇場 HOTマガジン』創刊。

1971年(昭和46年)12月、SMファン創刊。編集人は石川精亨、発行人は古川隆

1972年(昭和47年)、平田明浅田昌弘が入社。

1973年(昭和48年)7月5日、会社登記。

1974年(昭和49年)、S&Mフロンティア創刊。

1974年(昭和49年)、三和出版を作る。

1974年(昭和49年)、小悪征夫の紹介で早川佳克司書房に入社[注 1]。「別冊SMファン」デスクに2年半程。この時の「別冊SMファン」のデスクに須藤将史がおり、親密になる[3]

1982年(昭和57年)春頃、SMファンの編集人、発行人であった浅田昌弘石川精亨古川隆と共に三和出版の名義をもらい独立。松本裕杉浦則夫も行動を共にする。

1985年(昭和60年)頃、山本直樹の単行本がヒット[1]

1988年(昭和63年)5月、SMファン終刊。

1995年(平成7年)頃、倒産したベップ出版のビルを買収[1]

2005年(平成17年)頃、設立者一族が株を売却、オーナー、取締役陣が一新[1]

2006年(平成18年)、桃園書房とともに東京都千代田区三崎町から中央区八丁堀一丁目4番10号に移転。集部員のリストラが労働争議となり敗訴[1]

2007年9月(平成19年)、桃園書房とともに破産。代表取締役石井文彦

所在地

東京都千代田区神田司町2-5

101-0061 東京都千代田区三崎町2-11-7 桃園ビル。2002年

東京都中央区八丁堀一丁目4番10号に移転。(2006年から)

代表的な雑誌・書籍

雑誌

写真集

  • 緊縛フォト 美女縄怨図 SMフロンティア昭和51年1月増刊号』(司書房, 1976)
  • 緊縛フォト 美女愛縛図 SMファン昭和52年1月増刊号 未発表悦虐フォト集 愛蔵保存版』(司書房, 1977)
  • 縄恋い美女 緊縛美女シリーズPART2 実話セクシカ 昭和53年2月臨時増刊』(司書房, 1978)
  • SMグラフ 全部未発表縄濡れ美女全集 漫画セクシカ 昭和55年10月増刊号』(司書房, 1980)

書籍

  • 町田鶴夫『THE EROS '84 性風俗資料館』(司書房, 1984)

ツカサムック

エピソード

  • 2005年(平成17年)の年商は30億円[注 6]
  • 神田の司町にあったので「司書房」と名が付いた。
  • 阿佐田哲也こと色川武大が麻雀放浪の後に就職した[1]

引用文献

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 Wikipediaより
  2. 昔のHP
  3. 早川佳克流刑されたSM誌フォトスナイパー1988年(昭和63年)4月号

注釈

  1. 入社後、当時編集長であった平田明を知る
  2. 司書房から創刊されたが出版元は途中三和出版に変更。
  3. 司書房から創刊されたが出版元は途中三和出版に変更。
  4. 三和出版から創刊されたが出版元は途中司書房に変更。
  5. 11月号より出版社が三和出版になる。
  6. 昔のHPによる。

お役立ちweb

つながり

平田明 浅田昌弘 石川精亨 岩尾悟志