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== 日本緊縛師列伝==
== 日本緊縛師列伝==
*『'''日本緊縛師列伝 第一回 関西 [[峯山夜叉]]'''』 [[マニア倶楽部]]2010年(平成23年)3月号
*『'''日本緊縛師列伝 第一回 大阪[[峯山夜叉|夜叉]]'''』 [[マニア倶楽部]]2010年(平成23年)3月号
*『'''日本緊縛師列伝 第二回 東海 [[蓬莱かすみ]]'''』 [[マニア倶楽部]]2010年(平成22年)5月号
*『'''日本緊縛師列伝 第二回 東海 [[蓬莱かすみ]]'''』 [[マニア倶楽部]]2010年(平成22年)5月号
*『'''日本緊縛師列伝 第三回 北陸 [[鬼弐束]]'''』 [[マニア倶楽部]]2010年(平成22年)7月号
*『'''日本緊縛師列伝 第三回 北陸 [[鬼弐束]]'''』 [[マニア倶楽部]]2010年(平成22年)7月号

2013年5月12日 (日) 18:13時点における版

マニア倶楽部 1986年(昭和61年)通巻第1号

概要

マニア倶楽部 1986年(昭和61年)通巻第4号定期刊行化記念号

松本裕氏によって三和出版から発行されたSM専門の投稿雑誌。当初はSMマニア増刊号として発行されていたが後に定期刊行化した。誌名は通巻第1号から『マニア倶楽部』で通している。読者からの告白、投稿写真、イラスト、小説、マンガ、杉浦則夫氏による緊縛写真、志摩紫光氏による調教ルーム(形を変えて通巻第103号まで掲載)などで構成され、近年では読者のM女性が編集部に訪れる形で調教を受け、その様子を掲載する記事が多くなっている。

異説:SMマニア倶楽部が誌名変更したもの。

古くは奇譚クラブや2009年に惜しまれて休刊となったS&Mスナイパーなどと並びおよそ30年にも及ぶ超長期的な継続出版を続け、ライバル誌が創刊されては消えゆく中、今なお存続し続けている数少ないSM専門誌でもある。平成25年5月現在通巻第283号となり隔月発行の為平成28年/2016年に300号を迎える予定で関連書籍や派生本を含めると軽く400巻を超える。他の雑誌と異なり永久保存版写真集などで採用されている様な良質で厚手の光沢紙を多用し裏映りしない配慮がなされているなど細かい気遣いが感じられる。同じ厚さの奇譚クラブ10冊は片手で軽く持てるがマニア倶楽部10冊はズッシリと重くダンボールいっぱいに詰めると腰を痛める危険性が有る。(例外的にインスパイア★ハードロマン時代の18巻は紙質が異なり軽い)

通巻第1号の巻末挨拶文を一部掲載。 「その誌面の中で所謂「プロ」の占める割合が少なければ少ない程、そのSM誌の魅力は増す、と言っても過言ではありません。そもそもSM誌とは「奇譚クラブ」「風俗奇譚」の昔より、偉大なるアマチュアリズムの産物でした。『マニア倶楽部』は本邦唯一の本格投稿SM誌であること、ここに宣言します。」

関連書籍としてマニア倶楽部デラックス(全24巻)、マニア倶楽部GOLD(全13巻)、別冊マニア倶楽部(3巻まで発売中)、マニア倶楽部プレミアムマニア倶楽部美少女メモリアル(全2巻)、マニア倶楽部写真館マニア倶楽部特別編集ManiacLoveText(ムック全1巻+DVD全5巻)、特選マニア倶楽部映像、その他数え切れない程の派生本やビデオ・DVDなどが多数出版されている。


発行年・出版社

マニア倶楽部 1986年(昭和61年)通巻第6号

1986年(昭和61年)1月、三和出版:雑誌コード 02012-xx

1986年(昭和61年)7月、三和出版:雑誌コード 08331-xx

2013年(平成25年)現在、三和出版にて出版継続中


発行人・編集人

マニア倶楽部 1990年(平成2年)通巻第49号
開始 終了 編集人 発行人 発行所
1986年(昭和61年)1月 1986年(昭和61年)9月 松本裕 浅田昌弘 三和出版
1986年(昭和61年)11月 1992年(平成4年)4月 松本裕 松本裕 三和出版
1992年(平成4年)5月 1992年(平成4年)6月 松本裕 真田信之 三和出版
1992年(平成4年)7月 1996年(平成8年)4月 東本満 真田信之 三和出版
1996年(平成8年)5月 1999年(平成11年)3月 東本満 谷川俊介 三和出版
1999年(平成11年)4月 2005年(平成17年)12月 東本満 小野寺一 三和出版
2006年(平成18年)1月 2007年(平成19年)6月 小野寺一 遠藤靖晃 三和出版
2007年(平成19年)7月 2010年(平成22年)3月 二宮英次 井出藤吉 三和出版
2010年(平成22年)4月 2010年(平成22年)4月 二宮英次 井出藤吉山之内幸 三和出版
2010年(平成22年)5月 2012年(平成24年)1月 井出藤吉 山之内幸 三和出版
2012年(平成24年)3月 継続中 松本裕 丘崎太郎 三和出版

歴史

マニア倶楽部 1986年(昭和61年)通巻第2号 赤い『マニア』ロゴ誕生

SMマニア増刊号時代

通巻第1号(昭和61年/1986年1月)~通巻第3号(昭和61年/1986年5月)までSMマニア増刊号として発行されていた。その為、投稿記事などもSMマニア読者を中心とした投稿記事となっている。赤い「マニア」のロゴは通巻第2号から採用された(通巻第1号のみ書体が若干異なる)。

定期刊行化

通巻第4号(昭和61年/1986年7月)以降、定期刊行雑誌としてSMマニアから独立。後にSMマニアは出版社をマイウェイ出版に変更したが、マニア倶楽部は三和出版に残った。

これに伴い通巻第4号より雑誌コードが02012-xxから08331-xxに変更され登録上は別の雑誌という扱いに成っている。これ以降、現在(平成25年/2013年)に至るまで雑誌コードに変更は無い。


月刊化

それまで奇数月の隔月発行だったものが通巻第10号(昭和62年/1987年6月)より月刊化。ページ数も252ページから260ページへと僅かながら増大している。

カラー増大

それまで260ページで統一されていたものが通巻第84号(平成5年/1993年8月 カラー増大号)よりカラー写真を16ページ増大し276ページとし、これ以降しばらく276ページ構成となる。

ヘアヌード解禁の影響

平成3年/1991年のSantaFeに代表される篠山紀信氏による一連のヘアヌード写真集が摘発されないまま放置された事が発端となり、ヌード写真業界はアンダーヘアを公開する事でプレミアが付くと思われる様になってしまい、続々とヘアヌード写真が登場し始める。

マニア倶楽部もこの例に漏れず、平成6年/1994年頃からヘアヌード解禁の影響を受けはじめ、それまでの剃毛&股縄という緊縛美の王道を離れて不様に恥毛を晒してしまう写真が多数登場しはじめる。(当然ながら主の趣味趣向という事もありアンダーヘアを否定するものではない)

マニア倶楽部 1996年(平成8年)通巻第115号 3月4月合併号

通巻100号記念カラー増大

通巻第100号(平成6年/1994年12月)にて通巻100号を記念して1巻限りのページ増大を行っている。

合併号

通巻第115号(平成8年/1996年3月4月)にてマニア倶楽部としては初の合併号として3月号と4月号を合併、翌5月号の新装刊に備える。

これ以降、大幅な刷新を行う前月には合併号が登場する様になる。

通巻第230号(平成17年/2005年11月12月)合併号、翌月号から『インスパイア★ハードロマン』

通巻第247号(平成19年/2007年5月6月)合併号、翌月号から『実体験告白誌』に原点回帰

新装刊

通巻第116号(平成8年/1996年5月)より投稿記事などにもカラー写真を多用し、その殆どをカラー化したが同時にページ数を48ページ減らし、これ以降一貫して現在に至るまで228ページ構成としている(通巻第255号は例外)。

インスパイア★ハードロマン

マニア倶楽部 2006年(平成18年)通巻第237号 インスパイア★ハードロマン

通巻第231号(平成18年/2006年1月)より、それまでの「実体験告白誌」という副題及び通巻第2号(第1号は若干異なる)から続いていた赤い「マニア」のロゴを廃止、紙質まで変更するなど大胆な変革をして装いを新たに「インスパイア★ハードロマン」としている。この号からしばらく継続して団鬼六特集を組み、また初の試みとして付録DVDを付けたが半年後にDVDはいったん廃止される。

編集・発行人が代わった事もあり、それまでの落ち着いた雰囲気のマニア倶楽部とは装いを異にし、表紙に全裸緊縛女性を多数採用するなどケバケバした印象の雑誌に変貌、巻頭グラビアが何故かSMではなく極普通の平凡なヌード写真に成っているが、結局このインスパイア★ハードロマン時代は1年半の短命に終わった。

それまで独自路線の雰囲気があったマニア倶楽部だが、この時代のマニア倶楽部はS&Mスナイパーにどことなく似た雑誌に成っており、マーケティング上のセグメントが被っていると思われる。

DVD付録付き隔月化

マニア倶楽部 2011年(平成23年)通巻第273号 新装Vol.26

通巻第248号(平成19年/2007年7月)より編集・発行人を刷新、新装刊として新装Vol.1から新たに採番(通巻番号を併記)しはじめる。副題を旧来の「実体験告白誌」に戻し、毎号DVDを付録、これを常態とした。この号からは通巻第230号以前(通巻第115号以前と言ったほうが適切かもしれない)と同様の落ち着いた雰囲気のマニア倶楽部に原点回帰(但し赤い「マニア」ロゴは復活しなかった)しつつ、より洗練された装いと成っている。この号以降のグラビヤには学制服姿のモデルを多用しはじめモデルの外見が黒髪の清楚な印象かつ剃毛(或いは脱毛)されたロリ系へと移行、巻頭グラビヤはストーリー仕立てでチラリズムやハプニング、背徳感などを楽しめる内容となり変態紳士の心を鷲掴みにしている。

これを境に各種派生本が誕生しはじめ、その殆どにDVDを付録とした。

付録DVD付き派生本の例:リアル家畜シリーズ9巻、真性M奴隷図鑑2巻、投稿未熟マゾヒズム4巻、少女性愛遊戯2巻、他多数

通巻第255号では初の付録DVD2枚組みを刊行したが同時にページ数を196ページに減らしている。DVD2枚組み及び196ページ構成はこの号のみで、次の256号からは付録DVD1枚、ページ数228に戻している。

通巻第1号から続いていた杉浦則夫氏による緊縛グラビヤの掲載が通巻第273号(平成23年/2011年9月)新装Vol26より消えた。この頃から冒頭に示した通巻第1号の巻末挨拶文にある「所謂「プロ」の占める割合が少なければ少ない程、そのSM誌の魅力は増す」の言葉通り、読者参加型の色合いを更に増してゆく。その後通巻第277号(平成24年/2012年5月)新装Vol30で杉浦則夫氏は復活するが毎号ではない。

日本緊縛師列伝

エピソード

本誌を創刊した松本裕氏は通巻第70号(1992年6月号)を最後に編集・発行から退いていたが、通巻第276号(2012年3月号)で実に20年ぶりに編集人として返り咲いている。

注釈


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